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鹿児島愛唱歌(4)

鹿児島県下各小、中,高学校の運動会は11月3日(旧明治節)に行われ、応援歌として
旧制第七高等学校の「北辰斜めに」と「歩兵第45聯隊歌」の替え歌が歌われ大いに
気勢をを挙げたもので懐かしい思い出の歌である。
現在では体育祭として10月10日の「体育の日」に行われる。

鹿児島歩兵第四十五聯隊歌

1,嗚呼神州の桜花
  大和男子と生まれ来て 
  選び召された強者の
  など顧みん君が為め
  奮う腕(かいな)の力湧き
  秀麗山河の霊こもる
  薩隅(さつぐう)健児の意気見ずや

2,雄叫びあぐる黎明の
  空を仰げば桜島
  彩雲匂う霊岳に
  映つる錦の水清し
  練武の励み古への
  誇りにそむかじ若人が
  燃ゆる生命は咲く花か
  散るも桜のいさぎよし

3,千古の歴史ひもどけば
  神武皇師の東征に
  醜(しこ)の御楯と出起ちし
  益良雄の児ぞ我が祖先
  近くは維新の鴻業に
  勲功薫る英傑を
  生みし郷土のいや高き
  光栄尽きぬ我等かな

作詞、 菅波三郎少尉

作曲、 佐野鹿児島師範教諭

「南国情話」

1、岬の風に泣いて散る
  浜木綿悲し恋の花
  薩摩娘は長崎鼻の
  海を眺めて君慕う

2、開聞岳の山の巣に
  日暮れは鳥も帰るのに
  君は船乗り竹島はるか
  今日も帰らず夜が来る

3、かなしい恋の舟歌を
  唄うて一人波枕
  あの娘 想えば男のくせに
  握るろずかもままならぬ

4、逢えない人を慕わせる
  今宵の月の冷たさよ
  可愛いあの娘も長崎鼻で
  一人眺めて 泣くだろう

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