我が故郷・薩摩半島(4)
森のかわなべ
「森のかわなべ」は馬事公苑の更に奥に開設、森林浴、MTB、アスレチック、
炊飯施設、キャンピングカーサイト、トレラーハウスサイト、サービスセンター等完備
する本格的なアウトドア施設で、グリンシャワーの中で小鳥の囀りに耳を傾けながら
都会の騒音を忘れてのんびり過ごし、キャンプライフを満喫出来る事間違い無し。
其の他、八瀬尾の滝、川辺の大楠、桜の名所の塘の池公園、道の駅「やすらぎの里」、
鏡石湯温泉、八尻温泉等の名所と、隠れ念仏の君野権現洞窟、河邊氏の菩提寺宝
光院跡及び仏塔等仏教文化栄えし頃の遺物が数多く残って居る川辺町です。
しかし、隣町の知覧町の特攻平和会館と国の重要伝統的建造物群保存地区に選定さ
れた武家屋敷の庭園は余りにも全国的に有名で観光客が絶えません。直ぐ隣の川辺町
も上記の様な多くの史跡や伝統工芸を誇る町ですので大いに宣伝して皆さんに来て
頂きたいと願う次第です。
直ぐ後ろの高台シラス台地を浸透して湧き出る水は昭和六十年に国の名水百選に
指定される程透明で清らか、今も一日六千トンの水量が湧き出て大自然の
ダイナミックさを迸る生命力を感じさせられ、町民の生活を支えて居ます。
清水の湧水
「赤穂義臣伝輪読会」は昔市内に16あったと言われる郷中「学舎」に15歳から
20歳までの二才(にせ)達が12月24日の夜に集まり、赤穂義士の遺徳を偲ん
で赤穂義臣伝を読み回しをし、最後に熱い粟ぜんざいで冷えた体を温めるのが
最大の楽しみでした。

其の学舎と言う制度も時代の流れと共に戦後消滅仕掛かりましたが、関係者の努力
で「四方学舎」を始め「共学舎」「自彊学舎」「研明舎」「二松学舎」「興国学舎」
「鶴尾学舎」「集成学舎」「弘道学舎」「共立学舎」「会文舎」など懐かしい名前
の学舎が蘇り昔の郷中教育を青少年にと頑張っておられる様なので近い将来再び
薩摩より偉人賢人が現れる事を信じて止みません。
参考までに鹿児島の三大行事もお知らせして置きます。「曽我どんの傘焼き」
「妙円寺参り」「赤穂義臣伝輪読会」の三つで、「曽我どんの傘焼き」は鎌倉時代の
曽我兄弟の仇討ち(旧暦5月28日)に因むもので、鹿児島市内を流れる甲突川の畔
で行われ其の幻想的な炎の美しさに多くの見物客が訪れます。
「妙円寺参り」は関ヶ原の戦い(旧暦9月14日)の最終局面で、島津勢が徳川家康
の本陣を突っ切って鹿児島に帰還した際の苦闘を偲ぶもので、鹿児島市内から
伊集院町の徳重神社(妙円寺)まで甲冑を身に纏い歩いて参拝し当時の苦労を
味わうものとして多くの人々が参加して居ます。
光プレミアム+ひかり電話

其の他

川辺の「二日市(ふつかいち)」は加治木町の「初市」、高尾野町の「中の市(そば市)」
と共に県下の「三大市(さんだいいち)」として江戸時代の天明年間(1781年〜
1789年)に近くの人達が農閑期に作った藁細工や竹製品等を持ち寄って売り生活の
糧にしようと思って開いたのが始まりで、二百年以上の歴史を持って居ます。
二月二日と三日に開かれ生活用品、農機具、苗木等の三百五十近い店が並び地元は
もとより県内外(阪神、福岡方面)からの商人が店を出し、二日間の人出は6万人に及
んで居ます。
二日市

川辺町紹介(続)

「かわなべ磨崖仏祭り」鎧、兜に身を固めての勢揃い風景(毎年11月第2日曜日)

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