奄美大島の戦争遺跡

 奄美大島の戦跡は、そのほとんとが島の南部瀬戸内町に集中しています。リアス式の複雑に入り組んだ地形は、天然の良港であり、特に軍の施設を作る上では最適の場所と言えます。そのような地形を持つ大島海峡を擁する瀬戸内町に数多くの戦跡が残されているのは、当然のことと言えるかもしれません。これらの戦跡は風化させることなく後世に伝えるべき貴重な財産となり得るものばかりです。しかし、加計呂麻島の安脚場戦跡等極一部を除き、多くの戦跡が手入れされることなく放置されており荒れるにまかせている状態で、そのうち跡形も無くなってしまうのではと危惧されます。非常に残念なことです。
※ 加計呂島、与路島も瀬戸内町なのですが、ここでは敢えて分けて掲載しています。
   また、戦跡とは言えないかもしれませんが、戦争によって建立されることとなった島
   内各地に残る慰霊碑・忠魂碑等も併せて掲載しています。

その他

慰霊碑・忠魂碑等

瀬戸内町
名瀬

加計呂麻島

龍郷町

徳之島

瀬戸内町

請島・与路島

喜界島

その他