坊津は、かって日本三津(さんしん)の一つとうたわれ、貿易の中心地として、また宗教文化の拠点として栄えました。 「坊津千軒いらかのまちも出船千ぞうの帆にかくる」 と隆盛を極めたまち中には、いにしえの人々が行き交った石畳や石垣が残り、往時の面影が偲ばれます。
また、くねくねと波打つリアス式の海岸線は、紺碧の海上にしなるように開け、見渡せば岬と入り江が交互に織り成し、大自然の雄大さを見せてくれ、美しい景観をじっくり堪能することができます。
坊津の秋目海岸を見下ろす標高387mの「亀ヶ丘」は、山頂が亀の形に見えるところから名づけられたとか。 山頂からは雄大な東シナ海や美しいリアス式海岸は云うまでもなく、東には開聞岳や南海の島々まで望め展望台からの眺望は圧巻です。
その雄大な絶景を背景にジャンプ! まさしく宇宙遊泳そのものです!
※右端の画像は、「亀ヶ丘」から眺められる、沖秋目島(ビロー島)の全貌です。
眼下は坊津の秋目地区。 夕暮れ時に秋目の浜に立って夕日の方に目を向ける。 海は何も語ってくれませんが、この海を通して人や物や文化が行き来し、鑑真大和上の壮絶なドラマがあったことも記憶の片隅にとどめておきましょう。
※右端の画像は、東シナ海(沖秋目島おき)に沈む夕日です。
今日は、修学旅行生に農作業体験をしてもらいました。 山海の幸を餌に夕飯、食の豊かさと共に、農作業を通して食べるひととき、これほど美味しい体験はないでしょう!
農家のおばちゃんに、ポンカンの摘み取り方を教わり、初めはおそるおそる作業。 慣れてしまえばなんてことはない、おばちゃんも大助かり。 大人になったら青春の想い出の地へ、また遊びに来てください。 待ってますよ~