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屋久島の登山コース

宮之浦岳
1,000m以上の山が40峰も連なる急峻な一大山岳の中の最高峰「宮之浦岳」は九州最高峰でもあり、標高は1935mです。山頂は意外と広く、30名程度はゆっくり座れる広さです。永田岳をはじめとする峰々や眼下に見下ろす眺望はすばらしく、特にヤクシマシャクナゲの咲いている時季の眺望は言葉では言い尽くせないものがあります。昔から島の人々が岳参りと称して山岳信仰の対象としてきた山の一つでもあります。
永田岳
鹿之沢小屋から約1km登ると標高1,886mの永田岳山頂に着きます。小屋を出て登山道を登るとヤクスギの樹高がしだいに低くなり、ヤクシマダケが現れ亜高山帯の植生となります。山頂は花崗岩がむきだしで斜面は切り立っており、岩のわずかな割れ目には、イッスンキンカ、シャクナンガンピ、ヤクシマホツツジなどの高山植物が見られます。
■永田岳 
花之江河
花之江河は淀川登山口から宮之浦岳までの中間地点にあり、標高は1,630m、日本最南端の代表的高層湿原です。ミズゴケのほかにイグサ、コケスミレ、モウセンゴケ、マイズルソウ、ヒメコナスビ、ヒメウマノアシガタ、ヤクシマウメバチソウなどが見られます。また、周辺には白骨化したものや、盆栽を思わせるようなスギが多く、すばらしい自然美を鑑賞できます。
■花之江河
荒川登山口から大株歩道入口までの約8kmに敷設されている森林軌道で、今なお現役のトロッコが木材の搬出に使用されています。大きな森の中を清流沿いに伸びるこの軌道は、ウィルソン株、縄文杉、宮之浦岳へと続き、多くの登山客に利用されています。
■トロッコ軌道
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