栗野


          日当山醸造(株)    姶良郡隼人町西光寺649
                   Tel  0995−42−0315
          ゲットした日 : 平成13年8月17日 

  
栗野
  Aptiva野郎さんが、奥様の実家(吉松町)に行かれたとき購入した「栗野」を我々の飲ン方に持ち込んできた。 その時の様子は焼酎伝道師の集い第15夜茶話会をご覧頂きたい。 小生は今年のゴールデンウィークに、焼酎収集のため立ち寄った栗野町の酒屋でこの焼酎を見付け、大いに惹かれたのだが、麦混のため購入を断念した。 その後近くのスーパーでも見かけ、あまりよい印象を持っていないこと等をその時話しながら飲んだ。 しかし、最初飲んだ味わいは芋焼酎そのものであり、小生の愚鈍な味覚では麦混の影響は感じられなかった。
  Aptiva野郎さんからラベルデータだけで焼酎を断罪することがないよう、持ち帰ることを厳命された曰く付きの焼酎である。(^_^;)

  
  栗野岳を背景に流れる川内川の写真をラベルに使っている。 源料は芋、米麹、麦で、アルコール度数は25度。 1升瓶と5合瓶がある。
  生で飲んでみると軽やかで飲みやすい味わいで、最後に柔らかい味わいがかすかに残る。 飲みやすく感じるが最後に感じる柔らかさが麦の影響なのだろうか?
  ロックにするとサッパリした味わいで、氷が溶けてアルコール濃度が下がると奥行きの深さがくっきりとしてくる。栗野と鰹の塩辛
  あらかじめ数日前に5:5程度に割り水したものを黒ヂョカで燗付けすると、ふくよかな味わいで、甘味も良く出て飲みやすい。後味にややまったり感が残るが気になる程ではない。

  芋焼酎に麦焼酎などを混入するのには色んな理由があるのだろうが、芋のクセを減じるのもその一つであろう。 しかしこの「栗野」は殆ど芋焼酎の味わいで麦混と言われなければ気付かない。 僅かに後味に残るまったり感が麦の影響かも知れないが、自信がない。
  飲み方としてはロック水割り系統が味わい深くお薦めである。


     
                                     平成13年9月14日記載