平成14年4月1日から小型船舶の登録制度がスタートしました。
私の船の場合、「長さ3メートル未満の船舶であって、かつ、推進機関の連続最大出力が20馬力未満のもの」に該当し、登録の対象外となります。(船検のほうも一番安い「3m未満」の最小クラス)
注)船外機艇の場合、船の長さは×0.9で計算されます。私の船検証に記載されている船の長さは297cmです。
以下の表のAVONとZodiacの340というサイズは0.9をかけても3mに収まらないので、船検もワンランク上、「小型船舶の登録制度」も必要となり、私から見たら殆ど同じサイズなのに少し勿体無い気がします。 |
艇 名 |
infiniti |
他外国製 比較1 |
他外国製 比較2 |
型 名 |
Achilles HB-340 |
AVON R340 Rib |
Zodiac YL 340 R |
材 質 |
複合艇(FRP + ゴム) |
複合艇(FRP + ゴム) |
複合艇(FRP + ゴム) |
全 長 |
3.30m |
3.40m |
3.40m |
全 幅 |
1.63m |
1.60m |
1.71m |
チューブ径 |
0.43m |
0.43m |
― |
艇体重量 |
63kg |
81kg |
76kg |
艇体カラー |
パールグレー |
ホワイト・ライトグレー |
― |
搭載エンジン |
YAMAHA F15AMHS |
― |
― |
エンジン排気量 |
2気筒 323cc |
― |
― |
エンジン重量 |
45kg |
― |
― |
燃料タンク容量 |
24L |
― |
― |
最大馬力(レンジ) |
15ps |
8 - 25ps |
15 - 25ps |
定 員 |
4人 |
5人 |
5人 |
航行区域 |
限定沿海 ※ |
限定沿海 |
限定沿海 |
|
※ 実際「船舶検査証書」に記載された航行区域の内容
沿海区域
ただし、安全に発着できる任意の地点から5海里以内の水域のうち当該地点における海岸から3海里以内の水域及び船舶安全法施行規則第1条第6項の水域に限る。
船舶安全法施行規則第1条第6項の水域 = 平水区域(湖・川・港内及び指定区域約50ヶ所) |
プロペラ |
9.25 × 10.5J |
9.25 × 12J |
← |
AVON R340 Rib |
乗 船 数 |
2 |
2 |
1 |
― |
アイドリングスピード |
2.5 |
2.8 |
― |
― |
プレーニング最低速 |
12 |
15 |
― |
― |
全開時平均スピード |
21.5 |
22.5 |
― |
― |
GPS 記録トップ値 |
22 |
23 |
24.2 |
32 |
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※ 単位 : knot 計測機器 : GARMIN eTrex 変更後のプロペラもヤマハ純正 |
(1 knot = 1.852 km/h) |
船舶検査
■ 一般的な船検の詳細についてはJCI(日本小型船舶検査機構)のホームページを参照して下さい。
◆ 2001/07/11:船検(定期検査)を受ける |
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ボートが来てから10日以上経つのに船検受けておらず未だ乗れていません。運搬や改造に関する物や部品が揃わない為船検を先送りしていたのですが、もう改造は後回しにして早く進水させたくてたまりません。
とりあえずJCIへ電話を入れ、船検の申し込みと受け方について確認しました。新艇の場合簡単な検査で済むという事なので、手数料振り込んで検査を受けに行って来ました。
初めてのカートップは慣れない為大変でJCIへ行くまでに体力を使い果たしました。新艇を購入した場合、通常予備検査が付いている(済んでいる)為、検査そのものは簡単です。ボートを下ろすこともなくあっという間(正味10分位)で終りました。
この時点ではキャリアのローラーは後部だけでしたが、前部にも付けないと話にならないと思い追加購入しました。
(前にローラーが無いとボートの前部が少し沈み、運転するときに視界不良になります。また、ボートを載せる時、ボートの材質上ローラーが無いと力をいくら入れても前に進みません)
検査手数料:定期検査 \11,600(3m未満(船の長さ=船体長さ×0.9))
※ 検査官にステアリングを後付けした場合臨検が必要か聞いてみましたが、やはり必要だという事でした。 |
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◆ 2001/07/27:船検(臨時検査)を受ける |
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本当は臨検を受けようか受けまいか迷いましたが、もし航行中に巡視艇の臨検で指摘されたら、多額の罰金を支払わなければならない恐れがある為決意しました。
部品がやっと揃い、簡単な艤装を施して臨検を受けました。
内容は、ステアリングシステムとリモコンボックスの追加。リモコンはヤマハ純正を使用しました。コンソールボックス一式はテルヒのFRP艇(Micro Fun)のオプション流用なので検査をパス出来るのか不安でしたが、前進・後進がリモコンボックスに記してあるのと取り付け強度を確認する程度ですぐに終りました。
実はJCIで初めてリモコンケーブルを船外機と繋ぎました。クラッチ部分はOKなのですがアクセル部分の接合部が程遠く、やばいと思っている所へ検査官がやって来ました。検査は上記の通りパスできました(船外機カバーの中までは確認しなかったから助かった)。この後、リモコンには「Pull to Open」と「Push to Open」がある事を知り、帰ってから早速リモコンボックス内のスロットルアーム(「Push to Open」)を注文しました。
(こういう事はショップに任せたほうがいいのかも知れませんね)
検査手数料:臨時検査 \4,900(5m未満)
写真は改造のページへ |
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◆ 2004/11/10:船検(中間検査)を受ける |
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10/8(金)に受検しようとボートの置いてある実家に行きましたが、整備中に具合が悪くなり受検出来ずそのままになっていました。
(中間検査の期限が切れているのでボートに乗ることは出来ませんが、検査自体はいつでもいいとの事でした。)
今回も同じ検査官の方でした(とても感じのいい人です)。検査は船体(空気漏れ等)・法定備品・機関(エンジン)のテストと実質15分程度で検査完了。新タイプの「船舶検査手帳」と「中間検査済年票」をもらって帰りました。
(「中間検査済年票」は丸いステッカー一枚だけで左舷側に貼るようになっています。)
検査手数料:中間検査 \5,100(3m未満) |
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※ 船舶検査申請書と手数料払込用紙(郵便局払込用紙・銀行振込用紙)はJCIまたは販売店で入手できます。
(上記の払込用紙は振替手数料無料(JCI負担)) |
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