稚鮎 畜養鮎 チバリ チャラ瀬 チャラ場
中硬硬 中硬調 釣果 超硬 調子
長尺 蝶鈎 チラシ チョッキ  










































稚鮎

小さいアユ。
春、遡上が始まる頃や、川に放流出来る位の大きさに成った頃のアユの大きさの呼び名。僕は5〜7cm位のサイズを言うと解釈している.


畜養鮎

獲ってきた稚アユ(湖産、海産、河川産)を、プールなどの池で飼い大きくしてから放流したアユ。仕立てアユとも言う。


チャラ瀬

サラサラと波立つ時速3キロ前後の流れ。


チャラ場

ちゃらちゃらと流れる浅い瀬。
人影に驚きやすい性質や、ナワバリの曖昧な鮎も多いことから、昔は友釣りの釣り場として注目されなかったが、細糸長竿時代になってがぜん、数釣り場としてクローズアップされた。
基本的には、上泳がせで、オトリが上流に向かって泳ぎ出すようにする釣法が適しているといわれる。オトリが良くないと、なかなか釣りにくい。夕方、渕からの出食み鮎がチャラ場で一斉にアカを食む光景を見ることもある。
また、夕立などで水面がざわつくと、警戒心が薄れ、掛かり始めることもある。


中硬硬

竿の名前ではなくて、竿の硬さの表示。
表現するのが難しいので実際に釣具店で中硬硬の竿、と言えばその硬さや調子を店員さんに見せて貰えるが、各釣り具メーカー間で硬さの表現や調子がまちまちで一概にこの様な硬さとは言えない。
例えば、中硬硬、硬中硬、H2.5等というように表現がメーカ間で異なるが、一般的にこの様な竿はオールラウンドに使えるように設計されている。らしい。


中硬調




釣果

釣った(又は掛けた)アユの数の事.
例:「今日は僕、十匹釣ったぞ.」←これ、釣果.(^^;;友釣りの場合は”掛けた”とも言う.


超硬

5号〜8号程度のオモリを背負える竿。
普通に手に入る鮎竿では、一番硬い竿。主に大オモリを使った激流釣りに向いているが、慣れてくれば泳がせ釣りでも可能。


調子

釣り竿の曲がり具合(しなり具合)の表現を調子と言う。
普通。先調子,七三調子,六四調子、同調子,等あるが鮎釣りでは主に軟調、中調、硬調、等、硬さを表現する物が多くなっている。
しかし、それらの中にも、先調子や同調子などが有り非常に複雑な構成に成っている鮎釣りでは特にこの”調子”が大切で、ベテランに成る程好みがうるさい。
又、実際の釣果や、釣っている時の充実感に影響する。%


長尺




蝶鈎

大阪高槻=蝶鉤。
高槻の芥川と言う川で昔から使われていた、鮎の掛け針で鈎を水平に2本その間にハリスを入れて巻いた物で根掛かりの多い河川では威力を発揮する、しかし近年この鈎を使うのは地元の年寄りの一部が使うだけになってしまった。
2本の鈎を背中合わせに巻いた物を「蝶鈎」と言います。
関西では、前と後ろの鈎を同じ方向に付けた物を「やなぎ」と言い、90度の角度を付けた物を「ちらし」と言っているようです。


チラシ

アユを掛けるハリが2本のものを言い2本のハリをお互いに背中合わせに間隔をあけて付けている掛けバリ。
手前のハリを元バリ後ろのハリを外バリと言い間隔は約2cmが平均。


つき

十津川=つき、日置川=やす、滋賀県=ヤス
返りのある、先が3〜5本に分かれた槍状のもので箱メガネなどでのぞきながら魚を突き刺して取る。