2022年6月分

音楽雑記帳

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6月25日(土) 自覚現役度の差か

CS放送局ミュージック・エアの「メモリー・レーン」という番組を見ました。

スティーブ・ウィンウッドの回だったので録画しておいたのです。

ライヴ演奏の合い間に挿入されている略歴解説部分から得るものはなかったものの、演奏そのものは思いのほか良かったのが意外でした。

以前に彼のライヴ演奏トラックをネット配信で聴いた時には最後まで聴く気にならなかったものですから。

ベース奏者なしの5人編成のバンド形態での演奏なのですが、久々にのめり込んで聴いてしまいました。

何年に製作された番組なのか分かりませんでしたが、映像の画質などから2010年代ではないかと思われます。

楽曲自体はトラフィック、ブラインドフェイス、ソロ、と新曲なわけではないにもかかわらず、古さを感じさせませんでした。

そこで思い出したのが、彼同様のビッグネームなミュージシャンが3人集まって行なったパフォーマンスです。

3人とは、ボズ・スキャッグス、マイケル・マクドナルド、ドナルド・フェイゲンです。

時代はさらにさかのぼりますが、彼らはその時のツアーで来日もしていたと思います。

田舎で暮らしている私は、見に行きてぇぇぇ、と思ったものです、当時。

その後最近になって、おそらく来日時の演奏に近いと思われるものが同じ局で放送され、おかげで見られました。

が、内容は最悪でした。

3人の往年のヒット曲や有名楽曲が演奏されるものの、面白みなし。

録画ものだったので早送りしつつところどころ見てみましたが全編を通して魅力ある部分なし。

結局見ないで消去しました。

バックのミュージシャンはそれなりの人たちなんでしょうが、ショービズ臭がプンプンしました、私には。

エルビス・プレスリーが、俺が見たけりゃあラスベガスへ来い、路線をとったことを思い起こしました。(古っ、か?)

あるいは日本の懐メロオンパレード地方巡業似か。(笑)

キャリアが長く最盛期を過ぎているミュージシャンが活動を続ける場合、現役意識度合が透けて見えてしまうのでしょうか。

二例のパフォーマンスから受ける印象が極端に異なる理由がよく分かりませんでした。

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6月8日(水) 私剽窃

表題(しひょうせつ:造語)からお察しでしょうか、またもやソックリさん楽曲のお話です。

ごくごく一部を除けばJ-Popとくくられている音楽に何ら魅力を感じ得ない旧世代ジジイな私。

そんな私なのですが、初めて斉藤和義の「ずっと好きだった」をラジオで聞いた時に、なぜだか親近感をもってしまいました。

理由は日本語の歌詞が無理なくロックのリズムにはまっていたからではないか、と自己分析しました。

散歩の時に頭の中で浮かぶほど潜在意識化で評価していたようです、私は。

先日そのような状態で歩いていた際に、別の曲が突如割り込んできました。

しかもメドレー形式で。(笑)

それもGS(グループサウンズ)時代の有名な楽曲が。

ここで曲名を当てた人はめっちゃめちゃ凄い!

ヒント。

グループ名は掃除用具を思わせます。

分かりましたね、知っている人には簡単過ぎでしょうか。

そう、モップスです。

曲名はなんでしょう?

っていうか、これしかないかも。

「たどりつけばいつも雨ふり」
(作曲 吉田拓郎)

です。

さあ、2曲とも知っている方は、頭の中でメドレーしてみましょう。

スムースにつながったことと思います。(笑)

私自身2曲のテンポを比べてみてはいないものの、なんだかテンポ感(?)が似てるんですよね。

ということで、喜んでいただけましたでしょうか。

それはそうとモップスの星勝氏は深町純氏とともに井上陽水の初期の楽曲のアレンジで活躍していました。

洋楽を消化吸収して自然体の如く邦楽化する能力は、現代より過去の方が優れていたように感じられます。

これまた加齢のせいでしょうか。(苦笑)

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