成分名 | 組成(/100g) | 必要成分 (通称名) |
効果・はたらき |
結晶アミノ酸 | 17.611g | アミノ酸 (タンパク質) |
1gあたり4kcalのエネルギー源。筋肉や内臓をつくる。ペプチドホルモンの合成。神経伝達物質の合成免疫機能を高める。 |
L−イソロイシン | 803mg | イソロイシン | 成長促進作用。神経の働き補助。血管拡張。肝機能を高める。 抗菌ペプチド産生誘導効果(研究中) |
L−ロイシン | 1,124mg | ロイシン | 肝機能を高める。筋肉の強化。 |
塩酸リジン | 1,110mg | リジン | 体組織修復。成長に関与。ブドウ糖の代謝促進。カルシウムの吸収促進。単純疱疹の予防、解消。肝機能を高める。 |
L−メチオニン | 810mg | メチオニン | 硫黄を含む含硫アミノ酸。ヒスタミンの血中濃度を下げる。即効性の抗鬱効果あり。 |
L−フェニルアラニン | 1,089mg | フェニルアラニン | 興奮性の神経伝達物質ノルアドレナリン、ドーパミンに転換される。血圧の上昇。 |
L−トレオニン | 654mg | トレオニン (スレオニン) |
成長促進。脂肪肝を防ぐ。 |
L−トリプトファン | 189mg | トリプトファン | 神経伝達物質セロトニン(メラトニン)、ドーパミン、ノルエピネフリンの原料となる。 腸管抗原透過性抑制効果(研究中) |
L−バリン | 876mg | バリン | 成長に関与。血液中の窒素バランスの調整。 |
L−ヒスチジン塩酸塩 | 626mg | ヒスチジン | 成長に関与。神経機能の補助。慢性関節炎の症状の緩和。ストレスの軽減。性的エネルギーを高める。分解されるとヒスタミンになる。 抗酸化作用効果(研究中) |
L−アルギニン塩酸塩 | 1,406mg | アルギニン | 脳下垂体を正常に機能させ、成長ホルモンを合成する。体脂肪の代謝を助け、筋肉組織を強くする。結合組織の強化。精子数を増加させる。免疫反応を助ける。尿の合成に関与。 腸管上皮再構成効果(研究中) |
L−アラニン | 1,124mg | アラニン | 体内で非必須アミノ酸を合成するアミノ基移転反応における基質となる。 |
L−アスパラギン酸マグネシウム・カリウム | 1,295mg | アスパラギン酸 | アンモニアの体外への排出。神経伝達物質の原料となる。窒素代謝、エネルギー代謝へ関与。ミネラルを運ぶ。 膵外分泌抑制効果(研究中) |
L−アスパラギン酸ナトリウム | 1,084mg | ||
L−グルタミン | 2,415mg | グルタミン | アンモニアをグルタミンに変化させる。尿排泄の促進。エネルギー代謝に関与。窒素代謝に関与。 腸管上皮保護効果(研究中) |
アミノ酢酸 | 631mg | グリシン | 体内の酸化物質代謝に関わるグルタチオンの構成成分。 TNF-α産生抑制効果(研究中) |
L−プロリン | 788mg | プロリン | 肝臓でプロリン代謝酵素により、グルタミン酸に代謝される。関節や組織構造に深く関わる。 |
L−セリン | 1,449mg | セリン | グリシンとの間で相互変換する。重要な生体成分の合成や、皮膚の機能代謝に関与。 |
L−チロシン | 138mg | チロシン | フェニルアラニンから転換されて、神経伝達物質アドレナリン、ノルアドレナリン、ドーパミンの原料となる。代謝をコントロールする甲状腺ホルモンや皮膚や髪の色素であるメラニンの原料になる。 |
糖質 | |||
デキストリン・ショ糖 | 79.26g | ショ糖 | 生きるためのエネルギー源になります。グリコーゲンとして、中性脂肪に変化され体内に貯蔵されます。血糖として体内を循環してエネルギーとして体中に供給されます。代謝合成されて体の構成成分になります。 |
脂質 | |||
ダイズ油 | 0.636g | 脂肪酸 | 1gあたり約9kcalのエネルギーになります。細胞膜、核膜などの生体膜の構成成分や血液成分になります。貯蔵脂肪になります。ステロイドホルモンを合成。脂溶性ビタミンの吸収を助けます。 |
ミネラル | |||
クエン酸ナトリウム (ニ水和物) |
770mg | クエン酸 | 乳酸の生成を抑制し、疲労回復、肩こりや筋肉痛の防止、神経疲労の予防、肝臓病の改善に有効。体液を弱アルカリ性に保ち各種の病気を予防。 |
ナトリウム (Na) |
カリウムとともに細胞の浸透圧を維持し、細胞内外の物質交換、水分調節などにはたらく。カリウムに拮抗して、筋肉や心筋の弛緩にはたらく。神経の刺激伝達。ミネラルが血液中に溶けるのを助ける。胃酸、腸の消化液の分泌を促して消化を促進する。体液のPH調節。 | ||
(上記:L−アスパラギン酸マグネシウム・カリウムより) | - | マグネシウム (Mg) |
刺激に対する神経の興奮を鎮め、筋肉の収縮を促す。ビタミンB群とともに、糖質、タンパク質の代謝や核酸の合成に作用。軟組織にカルシウムが沈着するのを防ぐ。カルシウムを骨から出す副甲状腺ホルモンの合成に必要。血液を固まりにくくする。体温や血圧を調節する。 |
塩化カリウム KCl |
188mg | カリウム (K) |
ナトリウムとともに、水分を引きつけて細胞の浸透圧を維持する。細胞の内外で物質のやりとりをする。ナトリウムの血圧上昇の抑制。筋肉の収縮を円滑にする。エネルギーの産生。腎臓における老廃物の排泄促進。筋肉細胞に60%存在。 |
塩素 (Cl) |
胃液中に塩酸の状態で含まれ、タンパク質の消化促進、pH調節、殺菌にはたらく。膵液の分泌促進、消化を助ける。血液のPHバランスを整える。浸透圧の維持。体内の老廃物の除去を助ける。 | ||
グリセロリン酸カルシウム C3H5(OH)2PO4Ca |
1,031mg | リン (P) |
骨や歯をつくる主材料。細胞膜を構成。細胞の成長と分化にはたらく。神経や筋肉の機能を正常にする。ビタミンB1,B2の補酵素となり、糖質の代謝促進。高エネルギーのリン酸化合物をつくりエネルギーを蓄える。ナイアシンの吸収を助ける。大量にとるとカルシウムの吸収を阻害。ビタミンD不足による利用率低下。 |
カルシウム (Ca) |
リン、マグネシウムとともに骨や歯を形成。心臓の鼓動を保ち、筋肉の収縮をスムーズにする。神経の興奮を鎮め、精神を安定させる。血液の凝固と出血の防止。各種ホルモンや唾液、胃液などの分泌にはたらく。細胞の分裂、分化を促す。白血球の食菌作用を助ける。体内の鉄の代謝を助ける。体液、血液の恒常性を維持し微アルカリ性に保つ。 | ||
グルコン酸鉄 (ニ水和物) |
19.4mg | 鉄 (Fe) |
赤血球のヘモグロビンの構成成分。酸素の運搬にはたらく。筋肉中ではミオグロビンの成分として、血液中の酸素を筋肉に取り入れる役目をする。細胞内では酵素の成分をして酸素を活性化しエネルギーの産生を助ける。 |
硫酸亜鉛(七水和物) ZnSO4・7H2O |
9.85mg | 亜鉛 (Zn) |
DNAやタンパク質の合成に作用し、細胞新生を促進。細胞や組織の代謝に欠かせない多くの酵素の構成成分。ビタミンCともにコラーゲンの合成に関与。免疫機能に関与。味覚・臭覚を正常に保つ。鉛、水銀などの毒性を弱め、環境汚染から体を守る。インシュリンの構成成分。ビタミンAの代謝に関与。 |
マンガン (Mn) |
骨の形成に関与。糖質、脂質、タンパク質の代謝にはたらく多くの酵素を構成する。血液凝固因子の合成に必要。コレステロールや甲状腺ホルモン、インシュリンの生成にかかわる。神経の刺激伝達にかかわる。活性酸素を分解する酵素SODの構成成分として、細胞膜の酸化を防ぐ。 | ||
硫酸マンガン (五水和物) MnSO4・5H2O |
1.63mg | ||
銅 (Cu) |
鉄の利用をよくしてヘモグロビンの合成を助け、貧血予防。メラニン色素生成に関与。コラーゲンの生成にはたらき、骨や血管壁等を強化。過酸化脂質を分解する酵素SODの構成成分。カドミウム、鉛の毒性を弱める。体がビタミンCを使うとき必要。 | ||
硫酸銅(五水和物)CuSO4・5H2O | 1.03mg | ||
硫黄 (S) |
アミノ酸の構成要素として、体の組織を作る。軟骨、骨、腱をつくる。健康な皮膚、爪、髪をつくる。ビタミンB1やパントテン酸の構成要素として、糖質、脂質の代謝にはたらく。有害ミネラルの蓄積を防ぐ。細菌感染の抵抗力をつける。肝臓の胆汁の分泌を助ける。 | ||
ヨウ化カリウム KI |
24.5μg | カリウム | - |
ヨウ素 (I) |
甲状腺ホルモンの材料。糖質、脂質、タンパク質の代謝をよくし、基礎代謝を高め、発育促進する。精神活動を敏活に。肝臓でのカロチンからのビタミンA合成に必要。 | ||
ビタミン | |||
塩酸チアミン | 242μg | ビタミンB1 | 糖質の分解を助ける。膿の中枢神経や手足の末梢神経の機能を正常に保つ。日本人には不足しがち。 |
リン酸リボフラビン ナトリウム |
320μg | ビタミンB2 | 脂質の代謝を促進し、糖質の代謝にもかかわる。過酸化脂質を分解する。成長の促進。細胞再生を助ける。粘膜の保護。 |
塩酸ピリドキシン | 334μg | ビタミンB6 | タンパク質代謝の主役で脂質の代謝にも欠かせない。神経伝達物質の合成にかかわる。抗体、赤血球づくりに不可欠。インシュリンの合成に働く。 |
シアノコバラミン | 0.9μg | シアノコパラミン (ビタミンB12) |
葉酸と協力しあって、赤血球の産生にはたらく。神経細胞内のタンパク質や脂質、核酸の合成を助け、神経系を正常にはたらかせる。葉酸の再利用を助ける。 |
パントテン酸 カルシウム |
1.49mg | パントテン酸 (ビタミンB5) |
ストレスへの抵抗力をつける。脂質、糖質、タンパク質の代謝。副腎皮質ホルモンの合成。免疫抗体産生。自立神経伝達物質をつくる。解毒作用。善玉コレステロールを増やす。 |
ニコチン酸アミド | 2.75mg | ナイアシン | 糖質、脂質の代謝にはたらく。脳神経のはたらきを助ける。性ホルモンやインシュリンの合成にかかわる。 |
葉酸 | 55μg | 葉酸 | ビタミンB12と協力しあい、赤血球の産生にはたらきます。タンパク質と核酸(DNA,RNA)の合成にはたらき、体の細胞分裂、発育を促す。抗体産生にはたらく。 |
ビオチン | 49μg | ビオチン | 糖質、脂質、タンパク質の代謝にはたらく。白髪や禿の予防と健康的な肌の維持。炭酸ガスを使う反応を助ける。 |
重酒石酸コリン | 22.41mg | コリン | レシチンをつくり、神経細胞などの細胞膜を形成する。脂肪とコレステロールを体が使えるようにする。肝臓に脂肪がたまり過ぎないようにする。コレステロールを正常値に保つ。神経伝達物質アセチルコリンの材料となる。 |
アスコルビン酸 | 9.75mg | アスコルビン酸 (ビタミンC) |
コラーゲン合成に働き、血管や皮膚、粘膜、骨を強くする。抗酸化作用、抗ガン作用、抗ウイルス作用、解毒作用がある。血中コレステロールをさげる。メラニン色素の生成を抑える。鉄や銅の吸収や、ヘモグロビンの合成を助ける。 |
酢酸レチノール顆粒 | 16.2mg | レチノール (ビタミンA) |
夜盲症を防ぐ。皮膚や粘膜を正常に保つ。免疫機能を維持する。粘膜のガンを抑制する。生殖機能を維持する。成長を促進する。 |
酢酸トコフェロール顆粒 | 20.63mg | トコフェノール (ビタミンE) |
過酸化脂質を分解し、細胞膜、生体膜を活性酸素から守ります。心疾患や脳梗塞の予防。発ガン抑制効果。血行改善、更年期障害にも有効です。老化防止効果があります。ビタミンCがあると抗酸化作用が高まります。 |
エルゴカシフェロール | 1.6μg | カシフェロール (ビタミンD) |
カルシウムとリンの吸収を助け、血中濃度を一定に保ち、骨や歯への沈着を促す。 カルシウムの骨からの溶出と骨への蓄積を調整し、腎臓への最吸収を助ける。筋肉の機能をよくする。 ビタミンAの吸収を助ける。紫外線で皮膚でも合成される。 |
フィトナジオン | 11μg | ビタミンK1 | 血液凝固因子の合成。骨からのカルシウム支出の抑制。 |
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