悲願の
焼酎伝道師の集いがスタートした。 基本コンセプトは
"I shouchu"である。 この夜は友人5名にあらかじめメール等で本ミーティングの主旨を説明し、決起集会として参集して頂いた。
前日にアップした
好味亭の紹介記事を女将さんに了解を取るため、早めに教会に着いた。
女将さんはインターネットというのは初めてなのだろうか、ノートPCのセッティング中、妙にそわそわしながら、「生ビールは?」と聞いた。 「今夜は焼酎の集まりだから、お湯割りだけにします。その
萬世を下さい。」と答えて、キープしてある
萬世を飲み始めた。
好味亭のページを開くと、女将さんは手伝いの女の子も呼び、食い入るように画面を見つめた後、「画面が暗くて私の顔がはっきりせんで良かった!」なんて宣うではないか。 女性だから出来るだけ美しく、それが無理なら出来るだけ
ぼやけて!と言うことなのだろう。 かなりプライドを傷つけられたが・・・、まあいいか。(^_^;)
最初に来たのはMさん。 なんと生ビールを注文するではないか。 次にodabooさん、Aさん、ボギーさん、皆生ビールからである。
いきなりの愛の無さに思いっきり心が凍てつくような思いであった。
かなり遅れて、メインディシュの
牡蠣の土手鍋が出来上がる頃に、Oさん出現である。 彼は先々週、不覚にもゴルフ後痛飲したビールが祟り、以降痛風発作でずっとビッコを引いていたらしい。 やっと飲める状態に回復したのだが、痛風には一番影響の少ない焼酎から始まった。
「焼酎は痛風でも飲める健康酒!」 健康フェチの多い昨今、これは使える。
今回の焼酎は
「萬世」「おはら」「金峰」と現在ではほとんどの飲み屋で見かけることが無くなったが、つい20年ほど前までは加世田の焼酎市場を席巻していた郷土の誇る名品である。
皆、懐かしいと言いながら、生からテイスティングを始めたが、
「萬世」が軽快でキレのある味、飲みやすいとのことであった。
「金峰」は昔ながらの芋の風味が強い。
「おはら」はこの両者の中間的味とのことであった。
私が無理矢理
加世田の地焼酎の衰退に話題を振ったので、「こんなに旨いのに、何とかしなければ・・・」なんて話になったが、そのころは皆かなり酩酊しており、ほとんど記憶にない状態であった。
まあ、強いて結論的に言うと、
我々ネイティブな薩摩飲ンゴロは、どんな芋焼酎でも不味いとは毛頭思わないのだから、ましては酔ってしまえば皆一緒で美味しい!・・・なんて情けないことになってしまったような。(^_^;)
11時前には散会したのであるが、なんとodabooさんは我々にお休みなさいを言って別れた後、
鳥善で1時過ぎまで飲んでいたらしい。
恐るべし、30代!
表紙 焼酎の部屋 焼酎伝道師の集い 第2夜