第2夜  強力新人登場
  テニスが終わって9時過ぎにMさん、H隆さんと3人で反省会(単なる飲ン方)の会場好味亭教会に着くと、なんとOさんと、Oさんの弟でマルダイ酒店の若主人がこれから仲間に入れてくれと、「鉄幹」持参で待っていた。
  もちろん飲み仲間が増えるのは大歓迎である。
  さらに、焼酎伝道師として鹿児島の焼酎を盛り上げないかと誘ったところ、快く入信してくれた。  それで、この日は伝道師の集いをやるつもりは全く無かったのだが、歓迎の意味も込めて、いい加減にも急遽第2回伝道師の集いとした。
  
  我々3人は運動の後、喉が渇いていたので、まず生ビールから飲んだが、Oさん兄弟は空きそうな1升瓶を早めに開けると言うことで、残り少ない「萬世」から手を付けだした。 何しろ好味亭には我々キープの一升瓶が5本もある。 狭い店内、座敷の片隅を焼酎ビンが占領しているのは、まことに申し訳ない気持ちでいっぱいなのである。
  ビールの後「鉄幹」を頂いたのだが、以前感じたように芋の風味が引き立ち、まろやかで旨い。 みんなが同じような印象を語ったと思うのだが、旨い焼酎の悲しい宿命で、無くなるのが驚くほど早い。 残量が半分ほどになった頃、「前夜あらかじめ割り水をし、焼酎と水を馴染ましてから燗をすると味わいがさらに増す。」とマルダイさんと話した。他の人には初耳だったらしい。 中にはそんなことをすると気が抜けると思った方もいたみたいだった。 全員旨くなる飲み方に異存があるはずはない。 マルダイさんによると割水する水も酒造会社が使っている水が最高とのことであり、残りの「鉄幹」はマルダイさんがオガタマ酒造の水を取り寄せて割り水し、来週黒ジョカを持ち込んで燗をして飲むことになった。
  #女将さんに怒られないだろうか・・・(^_^;)
  それとコップに焼酎をつぐときお湯から先に入れた方が良く混ざることや、混ぜたあと数分放置すればお湯がなれ味が丸くなることなど(もっとも早く飲みたいわけだからこの時間待つのは難しいが・・・(^_^;)、実験的に体験し、コップ酒にも若干の拘りが必要と認識した次第である。
  さらに、今後マルダイさんの案内で蔵元巡りや、蔵元を呼んでの試飲会等、我々素人では到底出来ないことも企画可能とのことである。まさに、願ったりかなったりの強力新人の出現であった。


表紙   焼酎の部屋   焼酎伝道師の集い    第1夜   第3夜
日時:平成13年2月15日
場所:好味亭教会

 本日の主役
 鉄幹(オガタマ酒造)
 金峰(宇都酒造)
 おはら(本坊酒造)
 天文館(宇都酒造)
 萬世(萬世酒造)

 参加者
ボギーさん、Mさん、
マルダイさん、Oさん、
H隆さん、にっしー

 メインディシュ
 石狩鍋
 カミナリこんにゃく