<グロッソとは(たぬきもさん寄稿)>(5/18追記)

学名はGlossostigma elatinoidesニュージーランド原産(オーストラリアにも分布してるはずですが、手持ちの資料では分からなかったです。)のゴマノハグサ科の多年草だそうです。1992年前後に天野氏がこれと石組みのみのレイアウトを紹介して一般に普及していったようですが、日本初上陸はかなり前らしく追うことがまだできていません。おそらく商業ルートとしては88年頃ではないかと思うのですが、検証中です。

<近縁種>

Glossostigma diandrumというGlossostigma elatinodesの近縁種がありました。Glossostigma elatinodesと非常に似ていますが、やや細長い葉を持ち、花色がピンクやブルーのかった白のようです。

また、Glossostigma longiferniaというGlossostigma elatinodesより小さく細めの葉をもったものもあるという情報を得ましたが、これはGlossostigma elatinodesのバリエーションもしくはGlossostigma diandrumの可能性もあるように思います。

ともにニュージーランドに分布していて、水中化します。日本には未入荷のはずです。ヨーロッパでもまだ一般的ではありません。

<グロッソの分布>

Glossostigma elatinodesについては分布はニュージーランドからオーストラリアに分布していますが、地域変異があるかは不明。ヨーロッパへはニュージーランドに分布するものがはいったようです。

<導入時期>

日本へ紹介された時期についてですが、88年の終わり頃から89年に断続的に個人的ルートで何度か入っているようですが定着できなかったように思います。また、この時期に定着できなかったことがこの草の印象を難しいものとしたのではないでしょうか、、商業ルートとしては90年から91年ではないかと思います。ただ、この時期はコリドラス、プレコのブームの時期でもあり雑誌などによる紹介はほとんどなかったようです。自分としてはトロピカのポットが入ってきた時期を知りたいのですが、これには更に調査が必要になりそうです。

<おまけ>

面白かったのは水草によるレイアウトを普及させたのは天野氏が筆頭だろうなぁと13年あまりの雑誌などを見て思えたことでしょうか。現在、いろいろいわれていますがやはり日本人の感性に訴えるレイアウトの構成を試行錯誤し、器具の改良を重ね続けた努力が伝わってきます。天野氏がADAの創立から現在までを当時のレイアウトや水草の写真とともに一冊の本にまとめられたら、、非常に面白いのですが、、

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