2001年7月の編集日記


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ホライゾン14号に向けて。  2001.7.31

ハイ。長らくおやすみしておりまして、申し訳ございません。あっちっこち仕事やらデート?やらで出かけておりましたです。みなさん、私が書いてもいないのに、見に来ていただいてまことにありがとうございました。うれしいですねえ。で、そんなことしているうちに、もう、次号14号にむけて、取材を開始!なのです。原稿依頼やら、取材依頼やら、昨日から、大急ぎで作成しておりました。大体お願いしてから、一ヶ月ちょいかかりますから、その間に編集部の取材を開始する訳です。また、島々めぐり開始です。うん、塩づくりは、面白いテーマだと思います。カケロマ島が結構舞台になる号になりそうです。表紙はまだ、決めておりませんが、冬号なので、文化的なものにするかもしれません。表紙が売上にかなり影響をあたえるため、おろそかにはできません。よーくよーく考えますね。
 本日、南海日日新聞で、藤井玲一さんが、ホライゾンをかなりの字数をさいて紹介してくれたことに感謝いたします。13号まで続けてきて初めての経験。やはり、地元で趣旨を分かっていただけたという事はうれしいです。都会より、地元が難しい。(ゆ)では、また。

マングローブパークのリュウキュウアユ  2001.7.23

今月20日、住用村に黒潮の森マングローブパークがオープンしましたね。マングローブの館から、マングローブ展望台までモノレールでいくのが人気だそうです。館の中には、奄美産リュウキュウアユを沖縄で繁殖させ、それをはこんだものが200匹近く泳いでいます。目玉といえばこれが目玉かなあ。沖縄では絶滅してしまったのですが、先日のテレビでは米軍基地内の一般には入れない川で、かなりの孵化があったそうです。一度絶滅したものはかなりの人的関与をしないと復元するのは難しいらしいです。でも、昔はこのアユ食べていたそうです。奄美では以前はクロウサギだって食べていたと言うじゃありませんか。貴重な蛋白源だったようです。時代が変われば、いろいろ変わるのでしょうね。
 さて、奄美パークは」なにが目玉な。何時間でもそこにいたいとおもうような場所ななったいいのにね。宮崎さん、西村先生、よろしくたのみますよ〜・またまたこれから出かけます。(ゆ)
 

湾岸道路が最高!  2001.7.22

奄美の海沿いの道を車ではしるのが好きです。水平線を横目で見ながらなんか、とっても解放感があって、大好きです。沖縄にはこんなに近くにこんなにきれいな海がないような気がしますが沖縄のかたどうですか。わたしが好きな湾岸道路は、龍郷湾沿いの道路です。ソテツがいっぱい植樹されていて、海風が心地よく、いい音楽があったら最高なんですが、わが愛車はテープしか、だめ、それも今は壊れてしまっています。卓上テープレコーダーを常備しているのですが、う〜ん、わたしがもっと若かったら、きっと口説かれちゃうかもね。
 昨日、この湾岸道路を朝走ったのですが、秋名に寄ったら早くも稲刈りの真っ最中。今年も我が家は米つくりをしています。南国の米作は二番穂までかってに出てきてくれます。これは、神さまからのプレゼントなのでしょうね。のどかな風景ですが、やっている人にはのどかだけではすまない重労働ではあります。
(ゆ)また、ちょっと出かけます。こんどは長いです。


丹波義隆さん来島!  2001.7.21

昨日は、丹波哲郎さんの息子の丹波さんが来島。奄美で「遠くへ行きたい」の番組の収録でした。なり味噌や、追い込み漁。島唄、金作原などを取材するようですので、大いに奄美の宣伝になるでしょう。昨日は歓迎会ということで大浜でバーべキュウをしました。となりが、ロータリーの会合でやけに人数がすごかったです。牛ちゃんのたき肉がジンギスカン並といってよろこんでいました。本日島唄は円の浜で、中孝介くんやら、西和美ねえさんにきてもらったようで、とても盛り上がったとか。残念ながら、私は留守番。だって、この顔ひどいんです。今日、皮膚科へいったら、「やけど虫」だそうです。やけどのように。みみずばれのようになってしまいました。こんなことってあり!?(ゆ)

久しぶりの奄美  2001.7.20

夏休みに入りましたねえ。今朝、ようやく、名瀬港に到着いたしました。なんか、我が家って言う感じですねえ。昨日はそれほど疲れていなかったのですが、ひさびさ、ビールを飲んで、ぐぃっと眠ってしまいました。あ〜あ、夕日の写真でも甲板から撮ろうと思っていたのに、横になったら、ついいい気持ちになってしまいました。以前は船に乗ると本を読む習慣だったので、あれも読めるこれもなんて思っていたのに、なんてこった!!最近、これだから困るよ!
で、仕方ないので朝方の名瀬港の写真を添付してみますね。来週には、鹿児島文化センターで「ユタと不思議な仲間たち」というミュージカルを見る予定。まさか、見られるとは思っていなかったので、わくわくです。でも、このユタというのは、奄美でいうユタ神さまではないのです。人の名前みたい。内容もよくはわかりませんから、後日お話しますね。でも、ミュージカルを観る機会は島にいるとなかなかないですね。いいものをみる機会が閉ざされているのも島の現実。この遮る海を逆手にとった新しい発想を生み、育てないとならないでしょう。
 それにしても、(全然関係ないのですが、顔になにか、腫れ物?吹き出物?虫刺され?なのかはわかりませんが、ありがたくない本土みやげをもらってきちゃいました。今日は海の日で、病院も休みなのに〜。

パッションフルーツ  2001.7.15

今、パッションの季節です。パッションは奄美では夏と冬の2回、収穫できます。昨日、パッションのなかに、焼酎をいれてかき回して、飲んで食べるやり方を教わりました。蓋をとるように、開け、なかの薄皮を混ぜ、焼酎を」いれる。おいしいでした。二回位食べられます・きょうは、ここまで、また、ちょっと出かけます。(ゆ)

ご無沙汰!しました。  2001.7.13

さてさて、しばらく島を留守にしておりました。なんか、島を出ると、わたしの頭はぼーっとするみたい。排気ガスと騒音と酸欠?のせいでしょうか。頭がぼーっとしてくるのです。あれはなんなのでしょうね。zzzzzzzzzzzっと頭痛がしてきて、まあ、疲れも出るのでしょうが、今、このパソコンの前に座ったらなんか、すっきりしてきてしまった!
でもね、しばらく島をあとにしていると、島の良さが見えてくるんですよね。島はやはり、海が見える!これ、やっぱり最高です。頭痛が消えました。そして,空気がいいんです。これ、なんというか、おいしいんでしょうねえ。それから、迎えがなかったので、バスで帰ってきたのですが、バスやタクシーの運転手の人がやさしい!親切!です。鹿児島のバスで居眠りしてしまって、急いでおきて、ここ、西駅ですよね。すみません。降りますって、いっても一言もしゃべってくれない。急いで降りたら、そこは西駅の一つ前の駅だったんです。しかたなく、一駅歩きましたよ。もう、暑いのに!島では考えられないですよね。でも、海をみたら、海が怒りを吸収してくれました。やはり、海は偉大だ。(ゆ)

ちょっと留守します。  2001.7.10

いやあ、昨日は久しぶりに落ち込みましたねえ。でも、再生力でぎゃんばりま〜す。そういえば、イソギンチャクの話、ある種のイソギンチャクは、一本の触手から、全体の再生ができるそうです。恐ろしい再生力だと思いませんか。これ,日本でただ一人のイソギンチャク研究者から、今、聞いた話。うわ〜って感じですよね。無気味無気味。でも、こんな再生力があれば、いつまでも生き延びることができますねえ。ま、皺もない再生状態であれば、いいのですが、やはり、すべてあたまのなかまで若い頃に戻るというのも考え物ですよね。
 それで、またまた、留守します。太君ががんばってくれれば、このつづきが書き込まれるのですが、さあ、どうなりますか。一応、伝授はしときましたが、全然練習していませんので、だめかもしれません。では、この次まで、バイ!(ゆ)
(追・家出ではありませんから。念のため。)イラストby anri

人生ってなんだろう。  2001.7.9

っと思ったことありませんか。自分の目標ってなんだっけ。明日やろう、明日やろうと思っているうちに時は流れていってしまうのですね。昨日、テレビのアンコールアワーで、泥のボールを通して子どもの心を研究している人の話がありましたが、子どもはいつから、子どものひたむきさを忘れて大人になっていくのでしょう。もっとひたむきに生きたかったのにいつから、宙ぶらりんなこころになってしまうのでしょう。もちろん、純粋な大人もいっぱいいると思います。でも、、中途半端で人生の折り返し地点にきてふと自分はどこへ行こうとしているのか分からなくなる人もいるかもしれません。まっすぐで挫折のない人生はおそらくないでしょう?誰だっていろいろあるものです。でも、どこへ行こうとしているのか。どこを最終目標にしているのか。今、それに向かっているのか、あきらめてはいないのに、何故か先に進まない。
人の言葉に左右されないで、自分の夢を暖められる人は素敵ですね。人は人を応援しなくっちゃ。人をけなさないで。人を傷つけないで。心の傷は、何年たっても癒える事無く、ずっと口を開けたままです。
 閑話休題、、「画家たちの夏」本日やっと手にいれました。大矢さん、これから読ませていただきます。生きて行く勇気が得られますよう。(ゆ)


奄美まつりポスター  2001.7.7

そろそろ夏まつりなのですねえ。今年も、名瀬市のポスターと瀬戸内町のポスターを作らせて貰いました。名瀬は8月2日から5日、瀬戸内は8月11日から12日です。いよいよ、暑く燃えるシーズン。街中に張られたポスターが、気分を盛り上げてくれます。今年も、舟漕ぎは女子も頑張るのでしょう。あれって、急にやると筋肉ががたがた笑うそうですね。シーカヤックとはまた違ったハードさでしょうね。
 話は変わりますが、今日映画を家族4人で見てきました。噂の「A.I」です。う〜ん。ロボットが本当の人間になれるのは2000年後の夢のなかかあ。娘はおいおい泣いていましたが、いいところで、太くんてば、もっていたポップコーンの紙をがしゃがしゃつぶすし、ビールは飲むしで、そんなこんな?でした。でも、彼もいってましたが、「怖い映画だな」
って私も思いました。メカの発達に映画といえどもついていけなくて、ピノキオの話等御伽話が入っても、なんか、すっきりしませんでした。これって、もう、時代に付いていけないという事なのでしょうか。で、今日はポスターと映画館「シネマパニック」内部の写真を入れますね。でも、やはり、家族で何かを楽しむっていいことですね。やっぱり、家族を大切にしたい,そう思いましたね。(ゆ)

ラジオはいいよね。  2001.7.6

いつも、ほとんどラジオをつけっぱなしで、仕事をしています。勿論、ボリュウムを小さくしてなのですが。車に乗っているとき、特に瀬戸内町へ遠出する時などは、ラジオがずっと聞けたらいいのにと思いますよね。ところが聞きたいと思うあたりから、ギギガガと全然だめになってしまうのです。ラジオは眠気覚ましにもなるし、車のなかに一人いると、ラジオが安心材料にもなるし、必需品であるのに、むむむ、山がさえぎって電波が乱れてしまうのです。あ〜、これをまず、何とかしたいですね。先日、サザンの桑田君が今年はラジオにしか出演しないといっていたそうですが、うん、いい戦術かもしれません。ラジオってやはり、想像力かきたてられるし、声だけなら、とても素敵に聞こえる人もいますよね。たぶん、わたしもその口ですが(よく、電話の声だけは若い!といわれます)、みんなが桑田君のソロを聞きたくてラジオを聞くようになるかもしれません。ラジオから流れるサザンメロディ。う〜ん、きいてみたい!(ゆ)

またまた、「かずみ」です。  2001.7.5

いや〜、あっという間に4千人を超えましたね。夢のようです。しっかし、今日は二日酔いでした。若い女性記者が鹿児島からきたので、おかあさん気分でつい調子にのって飲んでしまいました。またまた、和美姉さんのところ。エアシステムの機内誌に載ったら、またまた。お客さんがいっぱいきて喜んでいました。うん、宣伝力はすごいですよね。
 私たちが、気持ちよくのんでいる時間、大浜の海では、サンゴの一斉産卵が行われていたようです。暗闇の中での生命の営み、すごいですよねえ。一度、みて見たいのですが、これは海洋展示館の興さんのように、観察を続けていないとだめです。水温が25°以上になった大潮あたり。満月より、新月のほうが産卵はおおいそうです。昨日は、その新月の大潮、前日にはウニの産卵もあったようで、この時期、夜の海はとてもにぎやかだそうです。全然脈絡ないのですが、イラストは油井の豊年踊りのお面をアレンジしてみました。では、また。(ゆ)

2001.7.4

昨日、転送できませんでしたので、今、送ります。今日の分は、またね。

遠くへ行きたい  2001.7.3


以前、渡辺文雄さんがやっていた番組で、「遠くへいきたい」という旅番組がありまして、奄美も取材されたことがあるのですが、今度は丹波義隆さん(丹波哲郎の息子)バージョンで、また、奄美取材にみえることになりました。前に一回奄美にこられた時、地元の人とすっかり、意気投合「義隆!」と名前」を呼び捨てにされて、なんか、もう地元の人の感じだったのです。丹波さんは、杉並区西荻窪に住んでいて、ここはお父さんの家のすぐ近くなのです。何故、知っているかというト、実はわたしの出た大学の真ん前にあって、丹波哲郎の家の前は通学路だったのです。友だちとふざけて、「たんばてつろう!ででこい!」なんて若き日、やってしまったことを反省しています。あれから、25年がたってしまいました。早いものですね。あ〜、もっと勉強しておけばよかった!と後悔してます。
 ところで、最近、にんにくパワー開発を考えています。にんにくをレンジでチンして、塩や、マヨネーズで食べると、これがおいしいんですよね。血液もさらさらになるっていうし、うん、なんか、パワーもつくかんじだし、今年の夏はこれで乗り切ろう!!と思っています。ははは。(ゆ)





シーカヤック大会 2001.7.2

日曜日(7月1日)は、瀬戸内町で第9回シーカヤックマラソン大会でした。実は、去年は取材に行ったのですが、今年は息子の水泳大会といっしょになったので,いかれませんでした。今年から、ハーフコースが設けられたとのこと。これだったら、きっと来年はもっと参加者が増えることでしょう。シーカヤック、皆さん、やったことあります?。海を感じながら海の上を滑るように、漕ぐ快感はやったことがある人しかわかりませんよねえ。でも、競技となると話は別。短時間に距離を走らなければならず、とても過酷かもしれません。ましてや、今年は殺人的暑さ。ふー、皆さん,お疲れさんでした。昨日、もと奄美在住で、今、鹿児島にいってしまった恵原要さんから、メールが入っていました。彼は、奄美でシーカヤックを始めたひとり。ヒマがあると、いつも舟をこいでいたようです。彼から聞いたいい話。満月の夜、月光浴のなか、海を漕いでいると、海には夜光虫が航路を光らせ、それはそれはこの世のものとは思われないほどの妖しい美しさだったというのです。う〜ん。想像しただけでもすばらしいですよね。

ルリカケスの話。2001.7.2

昨日、住用の方から電話があり。ルリカケスが巣づくりをしているというのです。ルリカケスは、奄美大島だけに住む国の天然記念物。その瑠璃色があまりに美しかったのか、ヨーロッパの女性の帽子の羽飾りの愛用。かなり乱獲されてしたったという過去を持っています。鹿児島県鳥になっているのですが、世界で奄美大島にしかいない鳥なのです。
奄美では、結構みることができます。一度、民家に営巣、子育て風景をみせてもらったことがあります。そこでは、なんと16年ものあいだ、廊下沿いの棚の中で子育てをしていたそうです。代代、その場所が故郷になっていたのかもしれませんね。おじいちゃん、おばあちゃんのなによりの楽しみだったようですが、こんな珍しい例ははじめてですが、この鳥、不思議なことに、最近、民家の軒下で営巣する例を聞きます。人の側にはカラスが寄ってこないことを知って、カラスから、子供の身を守るらしいです。結構、神経質な鳥なのですが、面白いですね。でも、ルリカケスは実はカラス科なのでした。久々、イラストを入れてみます。では、また。(ゆ)

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