2001.9.9(日) 鹿児島市鴨池陸上競技場 天皇杯鹿児島県予選決勝

 天皇杯県予選決勝の前日、毎日チェックしているヴォルカの掲示板に興味深い書きこみを発見。その名も「オレンジ作戦」。ヴォルカを応援する人はチ−ムカラ−であるオレンジ色の服を着て応援しようという呼びかけです。よくありがちな事なのかもしれませんが、他の人がヴォルカを応援をする姿を見たことが無かった私は(自分も声をだしての応援はしていませんでしたが)、同志を見つけた気がして大変嬉しくなりました。

 試合当日、スタジアムに行く途中のユニクロでオレンジ色のポロシャツを購入、少し早めに鴨池に到着しました。実は鴨池陸上競技場に入るのは今日がはじめてなんです。試合は無料。メインスタンド正面入り口から入った私は、真っ先に景色の良さに惹かれました。桜島が右手側にくっきり見えて絶景です。まだ人があまり居ない場内。右に桜島、左は電光掲示板。これだけで胸が高鳴ってきます。そうそう忘れてはいけません。今日は大人しく観戦するためではなく、応援に参加するために来たのです。周囲を見渡してみると、バックスタンドにオレンジの集団とヴォルカの旗を発見!さっそくそこまで移動する事にしました。競技場内でのメイン→バックへの移動はできない為、いったん外に出なければならないのが面倒です。

 バックスタンドに到着。応援参加者らしき集団は決して多くはありませんでした。大人が6〜7名、サッカ−チ−ムらしき子供達が20数名。私はずうずうしくもその真中に腰を下ろすと、他の応援参加者に挨拶をすませました。
 LOVE KAGOSHIMA氏、ULTRA’KAGOSIMA氏共にヴォルカの掲示板で名前を見かけた方。あと、応援し慣れた感じの「鹿児島Jets」の方々は横浜FCのサポ−タ−だそうです。バックスタンド反対側には京セラ川内の応援団が100人位、いやもっといるかもしれません。京セラの商品名がはいったノボリをいくつも立てている所をみると、明らかに社員の方々とその家族のようです。
 鹿児島JetsのS氏にメガホンを貸していただいた私は、皆さんの応援に参加させていただくことに。初めての応援にドキドキです。

 試合開始。はじめは恥ずかしいやら慣れていないやらで、声が出なかったのですが、思いきって応援開始です。不思議と1回声を大きくだすと気持ちが吹っ切れました。大声をだすのがこんなに気持ち良いとは思っても見ませんでした。ストレスが溜まっている人にもお勧めです。大迫力の京セラ応援団に押され気味ですが「応援でも戦っている」という感じがして燃えてきます。張り切りすぎたか、20分位で声が枯れちゃいました(笑)
 試合は前半2点を先制、後半1点を返されたもののリ−ドを守り抜き天皇杯出場が決定。なおこの試合は鹿児島のNHKで放送されたので、地元では見た方も多いかもしれません。うまく表現できないのが残念ですが、あの盛りあがり、興奮は忘れられません。
 LOVE KAGOSHIMA氏と私は試合後、新村さんを通じてヴォルカの田淵マネ−ジャ−にユニフォ−ムを注文。このチ−ムを応援し続ける決心をしました。

 試合後、皆さんと話が弾んだところで、鹿児島Jetsの方々から色々な事を教えていただきました。ヴォルカの年間運営費は約500万位だということ。ヴォルカ設立直後は多数のサポ−タ−が居たが少なくなり、最近また自分達が応援を再開しはじめたことなど。
 選手の話を聞きたい為、出待ちをしていた時には坂元監督に握手をしてもらいました。京セラ仁田尾選手のコメントも聞けて感謝。カッコ良かったです。

 10月7日国分で行われる九州リ−グ公式戦で再開する事を約束し、この日はお開きになりました。忘れられない1日になったのは確かです。まだまだ解らない事、知らない事だらけでですが徐々に覚えていきたい。とりあえず今日わかった事は、サッカ−観戦にも必需品があるということ。飲み物は買いに出ると不都合がある場合がある為用意していったほうが良い。のど飴も欲しい。傘をさすと周りに迷惑がかかるかもしれないし応援しずらいのでカッパも必要。メモ帳もあると便利、友達もできるかもしれないし。タオルはいうまでもないか。メガホンや太鼓もあれば完璧だ。 

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