最近になってようやくサッカ−場の雰囲気にも慣れてきた私ですが、気が付けば色んな方に出会ったものです。それぞれ個性的で良い方ばかりなんですが、サポ−タ−と呼ばれる方々にも違ったタイプの人がいることに気が付きました。

 女性では、チ−ムの勝利よりも特定の選手らに関心を注ぐ方が多いようにみうけられ、選手を写した写真等を見せあいっこする姿もみられて微笑ましい。やはり異性相手だと、どうしても関心がそちらのほうにむけられるのは、ごく自然なことなのでしょう。
 男性はどうでしょうか。男性でも前述のような、特定の選手を追っている方もいるようですが、決して多数派ではないようです。やはり多いのはチ−ムの勝利を強く願っているサポ−タ−、声をだしての応援をされる方々です。選手の方も応援されて悪い気はしないでしょうし、発奮材料にもなるでしょう。しかしここで、「ちょっとこれは違うんじゃなかろうか」と思う人もいることは確かです。それはサポ−タ−というより、悪い意味でのサッカ−オタクのような人です(善良なオタクの方々すいません。あえてここではオタクという言葉を使いましたが、馬鹿にしているつもりはありません)。チ−ムの為に何かしようとするのでは無く、チ−ムの情報を仕入れてウンチクを蓄えた上、皆の前で自前の戦術論を声高に披露しだしたり、オタク仲間に自慢したりするのが目的に思える人々。ごくたまにですが、そういう人もいらっしゃるようで、自分達との根本的な目的の違いを痛感させられる事もありました。しかし1歩違えば自分もそうなってしまいそうで、気をつけなければなどと考えてしまいます。
 選手がプロであれば、どんな客層でも大切な御客さんである事に変わりはないかもしれません。しかし難しいことに選手やスタッフの方々は皆、我々と同じ社会人なのです。選手の方々同士も、それぞれ考えや目的が違ったりするかもしれませんが、訳のわからない人達にあれこれ勝手な事を言われて面白いはずがありません。やはり私達サポ−タ−がやるべきことは、ひとえに「チ−ムのサポ−ト」であり、チ−ムと地元を共に盛りたてていくことだと思われます。

 選手の方々とは特に親密な付き合いはしたいとは思いません。むしろ少し距離を置いていたほうが良いとすら思ってます。チ−ムが活躍すればするほどファンも増えるでしょうし、上のリ−グへ行く事になります。そうなればなるほど選手も遠い存在になっていくでしょうし、だからといって楽しみが無くなったなんて思いたくありません。チ−ムと地元が盛り上がり、皆が楽しめる場所にできればそれで良いのです。


 なんだか偉そうな事ばかり書いてしまいました。気を悪くした方がいれば申し訳ありません。しかし上記の事は今の私が考えた事を正直に書いたつもりです。

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