2003.6.7 佐賀県総合運動公園

 今回はLove氏と一台の車に乗り合わせての現地入り。今日の佐賀は晴天で日差しが強く、風はあまり強くも無いので良いサッカー日よりです。第一試合をのんびり観戦しながら会場内を散歩していると、同公園内では社会人野球の試合や、陸上競技の大会等も開かれているらしく、それなりに賑やかです。

「西選手、九州リーグ通算200ゴールまであと14」の看板を設置。
実は正確な過去のゴール数の記録が残っておらず、実際とは1〜2位の誤差があるかもしれません。
まあとりあえず、祝おうという気持ちが大切だと思う訳です。
アルエット熊本戦。ここは確実に勝ち点3を取りたいところ。
御覧の通り、芝の状態は綺麗。話によると最近貼られたばかりらしいです。

 そうこうしているうちに時間は14:00、ヴォルカ鹿児島対アルエット熊本戦の時間です。ヴォルカ先発はGKが恒松選手。DFが有木選手・石原選手・前田選手・内藤選手。MFが野田選手・児玉選手・前原選手・吉井選手・吉村選手。FWが西選手です。6分吉井選手がシュ−ト。対するアルエットは両サイドを使っての攻撃が目立ちます。10分には有木選手がイエロー。アルエット積極的な攻撃が多く見られます。12分、得点にこそつながりませんでしたが、吉村選手が相手ゴール前でボールをキープし続ける素晴らしい動き。13分、ヴォルカは高い位置でのボール奪取による攻撃的な守備(と言って良いのだろうか)が出来てきている様子。そんな15分、西選手が相手DF陣の隙を突いて独りで持ち込みシュ−ト。これが決まり先制点を取ります。
 16分、より攻撃の意思が強くなったか、アルエットが攻勢。20分にはアルエット、コーナーキックを2本続けて放つが決まらず。児玉選手、時間は失念しましたが城本選手と交代。23分、石原選手のディフェンスがファールと判定されPKを取られますが、恒松選手が見事止めて難を逃れます。41分、吉村選手思いっきりの良いロングシュ−ト。試合はアルエットが攻める場面が多いまま前半が終了。

早い段階で先制点を取ったヴォルカイレブン。
前半が終わった時の様子。

 後半は吉村選手が城選手と交代。アルエット、相変わらずサイドからの攻撃を繰り返しているが、まだ決定的なチャンスは得られていないといった感じ。4分には内藤選手が弟子丸選手と交代。10分、吉井選手が相手ゴール前で振り向きざまのシュ−ト。決まりませんでしたが攻撃のリズムが出来てきた感じです。15分、右サイドからのクロスを城選手がドンピシャのナイスヘッド、惜しくもこれはGK正面。20分、アルエット右からのクロスからフリーでシュ−トを打ちますが上にふかしてしまいます。23分ヴォルカ攻勢の時間帯。こういう時に決めておきたい。
 27分、右サイドからのクロスを決められ、試合は同点のふりだしへ。29分、吉井選手が倒され痛そう。これでフリーキックを得てシュートまで持って行きますが決まらず。31分には吉井選手が久野選手と交代。34分、前田選手兼監督、暴言がとられたかイエローゲット。ヴォルカ、リズムが悪く、何もかもが後手後手になってしまっているといった印象。逆にアルエットはヴォルカの左サイドが弱いと見たか、盛んに右サイドからの攻撃を仕掛けてきます。このあたりはさすが経験の差なのでしょうか。試合はそのまま双方決められずPK戦へ。最初の1人目以外は全て決めたアルエット側に対し、ヴォルカ側は2人が惜しくもはずしてしまい、負けが決まってしまいました。

惜しくもPK戦は敗北。
喜ぶアルエットの選手達。
熱戦でした。
暑い中、皆さん御疲れ様でした。

 先の京セラ川内戦と同じく、勝てたはずの試合をおとしてしまったといった印象。しかし今回は体調が万全ではなかった選手の方が多かったようで、その影響もあってか交代枠を効果的に使えなかったのも、かなり影響したのではないでしょうか。これは逆に言えば「能力不足で負けた」という試合は未だに無いとも言える訳で、これからに期待したいです。

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