2003.4.20 沖縄県総合運動公園サッカー場

 今日は飛行機の都合上、第2試合のヴォルカ対京セラ戦観戦後、直ぐに帰らなくてはならない予定になっています。空港までの帰りの交通手段も確保できていない為、「ヴォルカの人達のバスに乗せてもらえないか聞いてみようよ」「でも今日負けたりしたら頼みにくいよね」とか話していた私達でしたが、まずは第1試合の沖縄かりゆしFC対新日鉄大分戦を見学です。
 自分に直接関係無い試合は、とても楽な気持ちで見れますね(笑)

沖縄かりゆしFC対新日鉄大分戦。
新日鉄大分のチ−ムワークが、一歩一歩かりゆしFCを追い詰めていく。
たった一人で応援されていたTOKIさんの元に、新日鉄大分の選手達が挨拶に駆け付ける。
見ているこちらも、なんだか嬉しくなった瞬間だった。

 私は途中で弁当を食べたり、かりゆしTシャツを買ったりと忙しかった為そんなに真剣に見ていなかったのですが、どうやら双方なかなか点がはいらない様子。かりゆし応援団からは「目を覚ませよ!」との激が飛んでいますが、新日鉄を応援しているTOKIさんはいつもの調子で激しすぎる事も無く、まったりしすぎてもいないマイペースな応援。結局エースの長木選手が2点を決めて、新日鉄大分はKyuリーグ史上かりゆしFCから初の白星を奪ったチームになったのでした。

 ゆっくりしている暇もなく、第2試合は直ぐに始まりました。GKは恒松選手。DFは有木選手・北園選手・石原選手・上村選手。MFは野田選手・城本選手・前原選手・久野選手。FWは西選手・城選手。試合前、京セラ川内の選手の方々はピッチ上で待っているのですが、ヴォルカの選手がなかなか出てきません。やっと出て来たと思ったら、今度は記念撮影。やっぱりこの辺はもっとしっかりしないと、審判に対しての心象とかも悪くなるような気がします。

中央手前は城本選手。
サイドを突破された瞬間。
この日も昨日以上の強い日差しで湿度も80%以上と高い。

 ヴォルカ、序盤からシュ−トが目立ち、中盤の高い位置でボールを奪う良い展開。日差しは昨日以上に強く感じ、鹿児島で言えば、夏真っ盛りといった印象。これは選手達も相当きついはずです。京セラ川内も、別府選手・森重選手ら足の速い選手の飛び出しで何度かチャンスを作り、どちらが先に決めるか分からない状態。38分にはGKと1対1の場面も作られ、なんとかしのぐものの、攻められる場面が続き危険です。京セラ川内の選手、ややゴール前でシュ−トよりパスを優先しすぎる感もあり、もったいない感じ。ヴォルカ野田選手は相変わらずボール捌きが早く、周りが少々付いていけていないか。41分には西選手が京セラGK仁田尾選手に対するキ−パーチャージでイエロー。

 後半開始は交代無し。ヴォルカの攻撃が目立つ立ち上がり、こういう時間帯に決めたい。9分には城選手が寺園選手と交代。14分、上村選手のシュ−トは惜しくもわずか右へ逸れます。24分、GK恒松選手が飛び出した所、タイミング悪くボールを奪われ、がら空きのゴールに長いシュ−トを決められ手痛い失点。
 流れを変え、分厚い攻撃を仕掛ける意図か、26分には前原選手が吉村選手と交代。35分には野田選手と久野選手が森永選手・大久保選手と交代。これでうてる手は全てうった前田監督。後は決めるだけなのですが・・・・。

ボールを奪いに行く西選手。
終了の瞬間。
両チーム共に疲労の色が濃い。

 京セラ川内の選手達、上手く時間を使いタイムアップ。結局良い形を作りながらも、決めるべき時間帯で決める事ができなかった、ヴォルカにしては珍しい(?)形での敗北だった気がします。しかし勝負ですからいつも上手くいくとは限りません。おそらく今年のヴォルカは、時間が経てば経つほど確実にレベルアップしていくチームだと思います。次は3週間後の北九州開催です。また応援にいきます。

KTS古井アナウンサーから取材を受ける野田選手。
右隅で帰り仕度をしているのは守備の光った14番北園選手です。
今度は内藤選手が取材を受けています。
このように、すぐ目の前で選手達と同じ空間に居られるのも、
地域リーグの楽しみの一つかもしれません

 この後は、なんとKTS古井アナが同じ便での出発だった為に、空港まで車に同乗させていただきました。本当に助かりました感謝します。後、太鼓を貸してくれたヒロさん、TOKIさん、バ−べキューでもてなしてくれたかりゆしサポーターの皆さんにも感謝!来年はお互い、JFLの沖縄開催で逢えたら最高ですね。

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