2003.4.19 沖縄県総合運動公園ラグビー場

 やって来ました沖縄。去年は1人での応援でしたが、今年はLove氏と2人での応援です。なんと前年度比2倍の応援で頑張ります(笑)。19日当日朝の飛行機で沖縄入り。那覇空港到着が10時40分で、試合開始が12:00。空港から会場まで要する時間が1時間弱らしく、空港まで迎えに来てくれたかりゆしサポのヒロさんの車に急いで乗って移動です。会場に着いたのは、なんとギリギリの11:55分頃。もちろん駐車場から2人で全力ダッシュ。応援ポイントに着いた時、ちょうど選手入場の場面でした。

 ヴォルカ先発メンバーはGKが恒松選手。DFが内藤選手・北園選手・石原選手・上村選手。MFが野田選手・城本選手・寺園選手・久野選手。FWが西選手・城選手。城選手はトップ下でMFっぽくも見えるのですが、Love氏が2トップだと言っていたのでたぶんそうなのでしょう、私には判別できません。ヴォルカの選手の方々の腕には喪章が。どうやら先日鹿児島市内で起こった花火事故に対しての物のようです。黙祷が終わってから試合開始。
 開始1分、野田選手のシュ−トはバーの上にはずれます。やや序盤攻め込まれますが、危機的な状況は無く、落ち着いて対処ができている様子。

スローインをする上村選手。
日差しが強く、湿度も高い過酷な環境での2連戦は負担が重い。
序盤はやや堅さが見られたヴォルカ。
ピッチは凸凹が多く、パスを繋ぐサッカーは不利か。

 そろそろ攻撃のリズムが出来てきたかな・・・と思った11分、ゴール前でフリー状態を作られ失点。まだ落ち着いていますし、チャンスも多々作れているので大丈夫でしょう。相変わらず(去年と同じく)ピッチは凸凹が目立つ状態。芝も、芝と言うより失礼ですが雑草に近い状態です。パスを細かく繋ぐスタイルには向いていない環境なのかもしれません。余談ですが、ラグビー場とサッカー場は隣同士接する状態で、1日6試合行うKyuリーグですから、こちら側から反対側の試合の様子も見れない事はありません(中央にあるテント等が邪魔ですが)。39分頃、西選手・城選手らのシュ−トが有り、チャンスが増えてきました。得点は0-1のまま前半は終了。

後半開始直前の様子。
会場は御覧のテントをはさんで手前がラグビー場。向こうがサッカー場です。
得点ボードがあるので、反対側での試合経過もわかり便利。
ラグビー場・サッカー場と名称の違いは有りますが、状態や作りは全く同じです。
気合を入れて後半戦にのぞむヴォルカイレブン。

 後半開始。内藤選手が有木選手と交代した模様。立ち上がり4分、フリーキックからまたもや失点。しかし(お世辞では無く)2点差位は何時でも返せると思えるのがヴォルカの強み。6分には野田選手のスルーパス1発で西選手がGKと1対1になりますが、これは惜しくも外れて得点ならず。なんだか、あまりにも野田選手のパスが素晴らしすぎた為、味方の西選手まで面食らってしまったという感じ。これはぴったり息が合うようになれば、凄まじい武器になるという予感がします。7分に西選手が相手にひじを当てたとの理由でイエロー、これは故意ではないと思いますが仕方ないのでしょうか。11分には寺園選手が前原選手と交代。この辺りからヴォルカイレブン、少々イラついている様子が見られ始めます。いい感じの場面で試合を止められるといった場面が多々重なったためでしょうか。そんなイライラを吹き飛ばしたのが後半20分、オフサイドギリギリの状態からチャンスを作った西選手が足で決めて1点目!新日鉄混乱したのか、手元の時計で2分後にコーナーキックから、ゴール前の混雑の中から北園選手が決めて同点!!

画像が小さくて見難いけど西選手のゴール!
約2分後には、コーナーキックから北園選手が混戦の中から一発!
もういっちょういこうぜと、走って戻るヴォルカの選手達。

 城選手が大久保選手と交代。もうこうなったら試合は完全にヴォルカぺース。新日鉄はDFがやや足が止まりつつある様子。36分には久野選手が弟子丸選手と交代。43分、そろそろロスタイムも気になる時間帯コーナーキックを得ます。「これが最後のチャンスかも」と話していたその場面で前原選手がヘッドを決めて逆転1点差!試合はそのまま終了し、前節に引き続き劇的な逆転勝利を収めたヴォルカ鹿児島でした。しかしこれは決してたまたま起こった奇跡なんてものではなく、なんらかの裏付けがある、簡単には説明できない理由がある気がします。


 夜は去年と同じく、かりゆしサポーターを中心に、沖縄に集まった各チームのサポ達も参加してのバ−べキューパーティーが行われました。結構人数も集まり(10人以上は居たかな?)、かりゆしサポのヒロ氏も「今年はこんなに(地域リーグを見にワザワザ沖縄へ駆け付けるような)馬鹿が増えて嬉しい」とご満悦の様子。宿の都合なのか、何故かLove氏と同部屋になった私でしたが、肝心のLove氏が都合により7:30の漢となった為(謎)、なんの気兼ねもなく熟睡する事ができました。

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