2002.5.12 沖縄総合運動公園サッカ−場 対熊本教員蹴友団戦戦

 昨日と同じく、ホテルで朝食後ヒロ氏と合流、今日は他のかりゆしサポの皆さんと共に総合運動公園入りしました。天気は曇り。第1試合の京セラ川内対新日鉄大分の試合がサッカ−場で行われています。結果は1-0で京セラ川内が勝利したようで、京セラ川内も好調を取り戻してきたみたいで嬉しいです。反対に新日鉄大分まさかの3連敗、こうなれば5/25国分での対我らがヴォルカ戦は必死になってくる事間違い無しで気になります。

 小雨まじりの中、ヴォルカ対教員団戦は始まりました。昨日と同じアウェイユニフォ−ムでの試合。前半は御互いにチャンスを決めきれない、集中が途切れない展開。後半、スペ−スの少ない難しいシュ−トを寺園選手が決めて先制。教員団側は集中が切れたのか、その後たて続けにチャンスが生まれ西選手、久野選手とゴ−ルを決め、守備も堅く守りきり3-0で勝利することができました。しかし熊本教員団前半は素晴らしい動きで、何度も決定的チャンスを作るなど、健闘が印象的な試合でした。


 次はいよいよ沖縄開催のメインイベント、沖縄かりゆしFC対ホンダロックの試合。本当はラグビ−場での試合の予定でしたが、ピッチの状態が思わしくないとの事から急きょサッカ−場での試合になったようです。天気はいつのまにか、すっかり快晴。逆に痛い位に強い日差しで、まともに浴びていたら倒れるのでは?と思うほどです。私は傘を日傘代わりにして、ホンダロック側で観戦。
 色々親切にして頂いたのに、かりゆしの応援に参加しないというのも悪い気がしたのですが、やっぱり私は敵チ−ムのサポ−タ−。愛するチ−ムにとって最大の壁として存在するかりゆしFCより、相手が強ければ強いほど力を発揮するホンダロックを応援したいのが本音なのです。中途半端な気持ちで御付き合いの応援をするのは返って失礼になると思い、逆サイドでの観戦をさせていただきました。
 お客さんは150人位でしょうか。かりゆしサポのみなさんはサンバ隊も含めて20人位。独特のリズムで応援されるので、人数以上の迫力を感じます。

 試合開始。ホンダロックはスピ−ドを生かした素早い動きで前へ、前へと激しい展開。目まぐるしい動きに、時間が遅く感じます。そうするうちに、ホンダロックが先制!遠くでよくわかりませんでしたが、ロック、ノリにノッて来たようです。かりゆしサポの皆さん、応援でム−ドを変えようと必死なようで、それもあってか、かりゆしの選手の方々、落ちこんだ様子はみられません。
 しだいに観客も増えてきて300人は超えたでしょうか。試合開始後に集まってくるというのも、まったりして面白いものです。かりゆし陣営、落ちついて無駄の少ない動き。相手ゴ−ル前でボ−ルを回す様子は余裕すら感じます。「やっぱり動きがちがうな」と思っていると、かりゆし佐藤拓哉選手が同点弾!その後河原塚選手も追加点を決めガッツポ−ズ。ホンダロックも素早く前へボ−ルを運ぶのですが、かりゆしの選手はボ−ルを取ったらなかなか敵へ渡さない。フィジカルとかよりも、「知的さ」が目立ちます。
 後半、かりゆしだけでなく、ホンダロックも多くのチャンスを作りながら、終わって見れば4-2。かりゆしFC8連勝が決定しました。
 点差は開きましたが、決定的チャンスはホンダロックも多く有り、決して惨敗ではありませんでした。おだて無しで、次やったらロックが勝っても「順当かな」と思える位、惜しかった試合。勝手を言わせて頂くと、初戦時と比べて、かりゆしFCと他チ−ムとの差は確実に縮まっているという印象を受けました。

 試合後、かりゆしサテライト対海邦銀行との練習試合が行われました。ピッチ横ではボ−ルで遊ぶ子供達。隅の方ではサンバ隊の方々がダンスを楽しんでおられます。外国人の方も居られる為か、その光景には少し異国情緒を感じるものがありました。

 ヒロ氏の車にてホテルに到着。連日乗せていただいたヒロ氏に感謝です。他のサポのみなさんにも親切にしていただきました。ぜひ、来年も来たいです。「まあ御ゆっくり。来年も一緒に九州リ−グで楽しみましょう」とはさすがに言えませんが。御互いにJFLへいけたら最高ですね。他の地区の(特に東日本方面)JFLチ−ムの関係者やサポの方々からは悲鳴がきこえそうですけど(^^;

 この日の夜は独りで国際通りを散歩後、インタ−ネットカフェでくつろぎ、贅沢にもステ−キ屋さんでたった独りでの祝杯をあげました。7連勝。文句のつけようの無いこの成績。選手の方々は最高に近い結果をだしてくれました。もちろん選手やスタッフのみなさんは全員我々と同じ社会人。応援している私達も普通の社会人。お金も払っていない私達の期待にここまで結果で応えてくれている・・・・・・・・・というのは考えすぎかもしれませんが、私は素直に嬉しい。勝手に応援しちゃってるんですが、応援のしがいもあるってものです。次はいよいよホ−ム、国分での新日鉄・かりゆしという強豪2チ−ムとの2連戦。今後を決める上で最も大きな山場になるであろう事は疑う余地がありません。
 私達応援する者もここは1つ、パアっと気持ちでこたえたい所。選手のみなさんやスタッフのみなさんのモチベ−ションを上げる事位しかできないかもしれない我々ですが、やれるだけの事はやっていきましょう。


 次の日、余裕たっぷりの日程を組んでいた私は観光を楽しんだ後、初日に行ったかりゆしの喫茶店にて「かりゆしシ−ル(ステッカ−)」を数枚買って帰りました。

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