2003.9.6 長崎県国見町百花台公園

 去年は私の愛車がエンコしたために唯一遅刻した会場、百花台公園。大変綺麗な所ですし、会場に辿り着くまでに幾つものサッカ−関連の看板、飾り物等を目にする事ができる所でもあります。さすがサッカ−とカニの町、国見町。

強い日差しの中、新日鉄を応援しているTOKI氏がパラソルセットを用意して居られました。
なんと準備の良い事か。
こういう物があると、観戦もぐっと快適になりますね。
もちろん応援は日差しの下であろうが関係なく立ちっぱなしでする訳ですが。
会場内には欧州風の建物も。頂上からの眺めは会場を一望できるほどの絶景。
もちろん普賢岳も見れます。

 今日のヴォルカの試合は第三試合目です。まったり第一試合・第二試合を見学した後はさっそく応援の準備です。

応援に駆けつけて来られたのは西選手の職場の方々。
先日行われた天皇杯県予選決勝の会場から登場したヴォルカのノボリです。

 今日の対戦相手は海邦銀行SC。タフでバランスの良いサッカ−をする印象が私にはあるのですが、毎回の九州本土までの遠征は「ベストメンバ−を揃える」といった意味でも大変な苦労があるのでしょう。
 ヴォルカ先発メンバ−はGKが恒松選手。DFが内藤選手・石原選手・前田選手・松下選手。MFが城本選手・野田選手・前原選手・寺園選手・吉井選手。FWが西選手。日差しが強いですが、風はそれほどでもありません。芝も雑草っぽいですが悪い状態ではないでしょう。

 試合開始そうそう積極的に攻めたのはヴォルカ。開始3分で打ったシュ−トは2本。5分にはコ−ナ−キックを2本打つなど立ち上がりは上々。9分には初めてゴ−ル前付近まで攻め込まれますが、DFが壁となりシュ−トを弾きます。しかしその直後の10分、ゴ−ル前が混乱した状況で決められ失点。しかしヴォルカは良いサッカ−をしています。特に見ていて心配になる点も見当たりません。
 15分、ヴォルカの攻撃が続きます。18分には内藤選手が距離がある場所から思いっきったミドル。どの時間帯に同点に追いつけるかが鍵でしょうか。前半のうちに追いつければ理想的でしょう。

終始攻め続けるヴォルカ。
攻撃的なサッカ−は見ている者を安心、かつワクワクさせる魅力があります。

 22分、西選手のヘッドは相手GK正面。パスが良く繋がっています。25分、相手FWに対してのチェックについて、野田選手からの指示が飛ぶのが聞こえてきます。30分経過。この時点で7割程がヴォルカの攻め、残りが海邦がカウンタ−でチャンスをうかがう、といった展開でしょうか。
 40分、前田監督がフリ−キックそのまま決めて同点。44分海邦ル−プシュートをしますが、GK恒松選手がジャンピングキャッチ。45分相手ゴ−ル前で3回連続で放ったシュ−トはDFに阻まれ決まらず。46分寺園選手の放ったシュ−トはGKに止められます。前半はそのまま終了。

 後半は寺園選手と前原選手が、久野選手と吉村選手と交代した形からスタ−ト。1分、クリアしそこなったボ−ルを海邦FWにシュ−トされますが、上にふかしてくれて入らず。危ない危ない。
 2分、西選手がGK前の左サイドから正確にシュ−トを決めて2点目。6分海邦シュ−トは恒松選手が弾いてクリア。7分、大事をとったか、前半に相手選手と接触して倒れた西選手がこの時点で大久保選手と交代。16分、ヴォルカ直接フリ−キック、コ−ナ−キックと続くが得点には至らず。この辺で海邦の選手達、やや足が止まってきた印象。22分、直接フリ−キックは左にそれます。28分には吉井選手が有木選手と交代。30分、海邦攻撃の時間帯ですが、シュ−トの一歩手前で止めているといった感じ。あまりDFが崩されている印象はありません。32分、久野選手のシュ−トはGKに弾かれ、大久保選手がそのこぼれ球に飛び込みシュ−トしますが、おしくもポストに阻まれます。33分、海邦攻め疲れか、ヴォルカの攻撃が続きます。
 36分、松下選手からの逆サイドへのロングパスを吉村選手が決めて3点目。43分、海邦決定的とも言えるチャンスが2度ありましたが、2度共前田選手がクリア。試合はこのまま終了。

応援した皆さんへの挨拶を終え、テント方向へ帰っていく選手達。

 この時期、このような天気の中での2日連続での試合は、我々が想像する以上の負担でありましょう。しかもすぐ来週には国体が控えています。選手の皆さんはそれぞれ日々仕事をこなしながら、この強行日程を頑張り貫かなくてはなりません。
 明日は絶対に負けたくない相手、プロ集団の沖縄かりゆしFC。毎日サッカ−中心の生活を送れる人達相手だからこそ負けたくは無い。勝って鼻をあかしたいチ−ムです。明日は凄い試合が見れる事でしょう。

応援の記録へ戻る

トップへ戻る