2002.4.13 宮崎県綾町錦原サッカ―場

 3戦目。前回の熊本で、沖縄かりゆしFCの予想以上の実力を目の当たりにした我々にとって、(優勝を目指す為には)絶対に負けられない2連戦。連勝を続けている「ホンダロック」「京セラ川内」の2チ―ムもかりゆし戦は全勝で勢いにのった形で迎えたいはずです。また、熊本教員団は初勝利を掴めるのか?いまだに誰も見たことが無いNW北九州のサポ―タ―はいつ現れるのか(ちょっと失礼)?等、見所満載の土日2連戦、いったいどうなるのでしょうか・・・・。

 宮崎。薩摩半島の南端に住む自分にとっては近そうで遠い場所。ドライブするには遠すぎるし、Jリ―グを見に行こうという時には熊本を通るか高速使って通過するだけだし、読売巨人軍のキャンプには興味ゼロだし・・・・と、なかなか行く機会が少ない場所でして、土地感がまったく無いのが心配なんですが、今回は国分市に御住まいのS氏のご好意により、今日はS氏の御自宅で待ち合わせ後一緒に会場まで出発、福岡から来るLove氏を都城で拾って会場入り。試合後はLove氏と2名で、西都で行われる「九州リ―グサポ―タ―サミット」に参加。S氏の御自宅に一晩御世話になり、明日他のメンバ―と合流しつつ一緒に会場入りしようという計画です。
 ハ―ドな日程にも関わらず、日頃の自堕落な生活の影響で前日夕方5時に目覚めたまま徹夜明けで自宅を出発。暇に任せて(お金も無いし)高速を使わず国道を通り国分海浜公園に到着。去年の対新日鉄戦の事など思い出しつつ、待ち合わせの時間までしばし海岸を散歩。潮の香りを楽しんだ後ジョイフルで腹ごしらえをし、S氏宅でS氏と合流。まずは車2台で宮崎県都城に向かいました。
 国道10号線を通り都城にある高速バス停でLove氏と合流、今日はこの3名で応援する予定です。本当は1台の車で行く予定でしたが、「第3回九州リ―グサポ―タ―サミット」が開催されると聞き、Love氏と自分が参加する事にした為2台必要になったのです。
 我々は国道10号をひたすら北上。国道10号の西都・都城間は大変素晴らしい風景。川・山に加えて水力発電所まで見学でき、なんとも絶景かな。ただ、民家が極端に少ない為、ここで車がトラブったり事故で怪我をしたりしたら大変かも・・・とも思ったりしました。綾町のグラウンドはガンバ大阪等のキャンプも来る場所らしく、確かにサッカ―のみに専念できる環境。しかし逆に言えばそれしかなさそうな場所で「こりゃ稲本もア―セナルに行くっちゅうねん」とか話つつ会場に到着。

 緑に囲まれ、綺麗で落ち着いた印象。グラウンドは1.5面位取れる広さで周囲には2箇所に木製の観覧席が有り、その他の場所はぐるっと芝生の坂に囲まれています。芝生の坂の後ろは短く細い木が植えられており、横断幕を貼るとすれば、この木に紐をくくりつけるしかないかもしれません(椅子にくくりつけるのは難しそう)。でも木を痛める可能性も考えられるので、自分は横断幕の掲示は見合わせる事にしました。グラウンドに降りてみると、絨毯のように芝が長めで、ふかふかしています。これは滑る選手が多くなるでしょう。でも芝生自体はとても綺麗でデコボコも見られません。トイレは1箇所あるようですが、どうも飲み物の自動販売機は無い模様。車で5分程度の場所にセブンイレブンやス―パ―があるので、観戦に来られる方はあらかじめ買っておく必要がありそうです。
 今回、会場は西都市と綾町の2箇所に別れており、気になるかりゆしと新日鉄の試合は見れません。特にかりゆしの試合は時間や場所の都合上、5/11の沖縄開催まで見れないようで少し残念です。試合開始5分前、トイレに行っておこうと走っていたら試合開始準備の笛が鳴る音が。選手の方々も並び始めたので急いで戻り我々も応援の準備です。

 対NW北九州戦が開始です。とても風が強くなり、近くの畑からは土のつぶが飛んで来る悪環境。御昼の12:00ということもあり、我々が弁当を食すのが困難になるというハプニング(笑)がありましたが、肝心の試合にはどう影響するのでしょうか。
 前半の試合内容は、御互い決定的チャンスをつくるが上手く生かせていない、決められないという状態。それでもヴォルカがリ―ドのまま後半を迎える事ができました。やはり強風と長い芝の影響は少なくないようで、滑る場面が多々見られました。後半開始後も強風は続いたのですが、試合はヴォルカが圧倒する内容。今年注目の得点王争いを意識してか、「それ蹴れば入るでしょ〜」という場面で西選手にパスを出すなど、かなり落ち着いて余裕を持った展開となりました。我々サポ―タ―もまだまだ応援のスタイルを模索している状態なので、ここぞとばかりに新しい応援歌を試したり、意見をだしあいながら色々確認しあったりと有意義な時間をすごせました。気が付いたら結果は7-2での勝利。0点に押さえていない所が御茶目さんですが、結果がすべてですから素直に喜んで良いのではないでしょうか。10番の寺園選手が足に包帯を巻いているのが心配ですが、明るい雰囲気なので大事には至っていない様子。

 第2試合目のホンダロック対三菱重工長崎戦をボ〜と眺めていると、ホンダロックの10番大串選手の動きが際立ってるのに気がつきます。独特のヘア―スタイルにごっつい体型。相手選手もさぞ強いプレッシャ―を感じることでしょう。まあ、我々はそんな試合を横目に、隣の空いたスペ―スで子供達相手にサッカ―してたりするのですが。子供達とたわむれていると(というか実は子供達のスピ―ドについて行けず遊ばれながら)ホンダロック応援席から歓声がひっきりなしに聞こえて来るので、ああ調子良さそうだなとか思っていたのですが、後でスコアを聞いてみるとなんと7-2!あらら同じですか。調子が良いのはうちだけじゃなかったんですね。

 この後は、ホンダロックサポ―タ―の皆さんに先導して頂きながら西都市の西都市体育館に到着。ここの西会議室で行われた「九州リ―グサポ―タ―サミット」に出席しました。
 2週間ぶりにかりゆしサポ―タ―のヒロ氏とも再開。プロフェソ―ルサポ―タ―の福嶋氏をはじめ、多くの方が(15名位いたかな?)集まりました。と・・・「あ、ビデオで撮影までするのか、こってるね」と思ったら、なんと琉球放送のテレビカメラが撮影しているではありませんか。5月中旬の「電撃黒潮隊」という九州では有名な番組で放映されるらしいです。確か初戦の対かりゆし戦でも、後半戦怒涛の攻撃に対しあっけにとられている我々ヴォルカサポ―タ―の間抜け面をスタンド下から撮影しており、「この映像はどう使われるのだろう・・・くやし〜うえ〜ん」とか思ったのを思い出しました。こんなマニアックな集まりにテレビカメラが入るとは、これもかりゆしショックの一端でしょうか。
 話の内容は、それぞれの近況報告。かりゆしFCの歴史とサポ―タ―の活動内容、リ―グを盛り上げるには何をすべきなのか、JFLに行ったプロフェソ―ルの苦闘等、17:00から19:00までの2時間話し合われました。

 それぞれ明日の健闘を誓いつつ帰宅。私達2名は都城にある地元のラ―メンチェ―ン店「仏跳麺」で食事を終え、S氏宅にて1泊。「最近の極楽加藤は守りにはいっている。モ―ニング娘の飯田を舐めまわした時のような野獣っぷりは消えた」などと話しつつス―パ―サッカ―を見てから寝ました。

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