2003.7.6 熊本県大津運動公園

 天気はまた曇り空。会場では昨日と同じくユ−スの大会が開かれており、鹿児島からはディアマントFCが参加している様子。いつもサガン鳥栖ユ−スを応援しているTOKI氏と共に試合を眺めていると、サガン鳥栖ユ−スの親御さんとおぼしき方から声をかけられ、「あら、今日は2人で応援に来てくださったんですか!今日もよろしくお願いします」と缶コ−ヒ−を頂いてしまいました。

熱心に試合を見つめるサガン鳥栖ユ−スの皆様。
御丁寧に皆さんが立っての御挨拶までされてしまいました。

 「頂いてしまったのでは仕方がない、私も応援しましょう」ということで何故か私もサガン鳥栖ユ−スの皆様を応援する事になりました。というか、本音で言えばTOKI氏はいつも御一人で新日鉄大分を応援されている方なのですが、サガン鳥栖ユ−スがこの試合で勝てば、次の試合は新日鉄大分の試合と時間がかぶってしまう訳なんですね。それでTOKI氏の性格を考えれば、おそらく(親御さん方も期待しておられる)サガン鳥栖ユ−スの方を応援する事になるのではないかと。要するに、この試合でサガン鳥栖ユ−スが勝てば、自動的に今日の新日鉄大分は応援なし(!)になっちゃう可能性が大なんですねえ。これは応援しがいがあるでしょう(笑)途中で大雨にも見舞われながら応援をしたのですが、サガン鳥栖ユ−スは先制しながら惜しくも逆転負け。でも良い試合でした。ヴォルカもジュニアユ−スとか欲しいですね。というか作るべきでしょう。

 NWの試合をまったり見ていると、鹿児島から今日駆けつけたLAVAメンバ−が会場に到着。これで応援は6人になります。球技場の方では京セラ川内が粘りに粘ったのですが、終了まじかに失点。惜しい。惜しすぎる。
 ヴォルカの先発メンバ−はGKが恒松選手。DFが内藤選手・石原選手・前田選手・上村選手。MFが野田選手・児玉選手・前原選手・久野選手・吉村選手。FWが西選手です。

御覧の通り、会場は緑に囲まれた環境です。
なんだかピクニックに来たような気分にもなり、
ここで熱戦が行われているというのも、なんだか場違いなような、
面白い気分です。

 前半戦開始。立ち上がりは落ち着いた展開。7分、前田選手主審さんの判定に激怒。カ−ドは(不思議と)でませんでしたが、あまりの(抗議の)勢いにどよめく会場の御客さん達。しばらくは、新日鉄大分が攻め、ヴォルカがそれを落ち着いてさばくといった状態。そんな展開が続いていた14分、相手ゴ−ル前でのクリアミスを西選手が拾い、これを冷静に足で決めてヴォルカ先制の1点。これには思わず「タイヨ−では今日は西西デ−(Love氏談)」と我々も大盛り上がり。  新日鉄大分さんは、どちらかと言えば「しっかり守って接戦に持ち込んで、最後に1点差位で勝つ」という、守りから試合展開を広げていくチ−ムだという印象があるので、ヴォルカが先制したというのはかなりのアドバンテ−ジだと思います。20分には西選手の惜しいヘッドシュ−トがわずかバ−の上へ。21分、吉村選手振り向きざまのシュ−トはGKが弾いて決まらず。
 ヴォルカ守備が落ち着いています。28分、西選手が「ちょこんと」後ろにボ−ルを落とし前原選手がシュ−ト。上手く攻撃も形ができています。ロスタイムは2分。前半はこのまま終了。

前半終了直後の様子。
蒸し暑い、体力が急激に奪われる環境。
漢塾は本日も開講。
そのあまりの長い講義に対し、ついに第4審判さんが直に注意に来られました。
(写真中央からやや左に居られる黒い服の男性が第4審判さんです)。

この後は副審さんまでが注意に来られますが、それでもしばらく講義は続きました。
熱心なのは分かりますが、これでは相手チ−ム、審判さん達が「馬鹿にされている」と
感じて、心証を悪くされても仕方ないのではないでしょうか。

 後半開始。立ち上がり積極的な攻めをみせたのはヴォルカ。12分前原選手が城選手と交代。13分、児玉選手がイエロ−。この判定に対しヴォルカ不満が多い様子で、嫌な雰囲気が漂います。新日鉄大分、トリッキ−で効果的な攻撃を仕掛けてきます。18分にはコ−ナ−を取られますが恒松選手がパンチング。19分カウンタ−ぎみに右サイドからの攻撃を行い、相手ゴ−ル前でボ−ルを回しますがクリアされます。そこから早いカウンタ−攻撃を受けますがしのぎます。

交代で出場する吉井選手に対し、指示を伝える太田コ−チ。

 どちらにとっても危険な時間帯だと言えるでしょう。22分城選手、良いプレ−をしていると思うのですが、ファ−ルの判定が連続し、イマイチ調子を崩されているといった印象。23分その城選手のミドルシュ−トはGKがパンチング。30分吉村選手が寺園選手と交代。32分ヴォルカの時間帯。34分、ここで勝負にでたか、久野選手が吉井選手と交代。38分、相手ゴ−ル前でボ−ルを回すチャンスが数回あるが決めるまでは至らず。42分、新日鉄大分最後の力を振り絞った攻撃が続きます。ロスタイムの表示は2分。しかし主審さんは4分たっても試合を止めません。激しい展開が続きましたが手元の時計で29分30秒ほどで試合終了。

健闘を称え合う両チ−ムの選手達。
首位奪還おめでとうございます。
しかしまだまだリ−グ戦は続きます。
これからきつい日程が続きますので、お体には気をつけてもらいたいですね。

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