2003.5.25　サン宮崎戦

2003.5.24　北九州本城運動公園補助競技場

　強風、とにかく風が強い。昨日に続き、本城運動公園に到着した私が感じたのは、ただひたすら風が強すぎるという事。本当にこれで試合が行われるのか心配になる程です。

	会場入りしたLAVA御一行。左が補助競技場で右には陸上競技場が、右奥には野球場があります。
	あまりの強風の為、テントがたたまれた京セラ川内のベンチの様子。テントの中では垂口監督さんらが作業をしておられる真っ最中です（笑）

　第一試合の京セラ川内対九州INAX戦は予定通り試合開始。ボールを蹴っても蹴っても風に流される展開に、なんだか選手の方々が可愛そうにも思えます。試合は京セラ川内が１点を守りきり勝利。同じ鹿児島のチームとして勝ち点３を取れたのは嬉しかったです。

　第二試合はいよいよ我らがヴォルカ鹿児島対サン宮崎戦です。サン宮崎は上がオレンジで下が黒のホームユニ。かりゆしのユニと色がほぼ同じな為、なんだか、かりゆしと戦うような錯覚を覚えます。ヴォルカ先発はGKが恒松選手。DFが有木選手・前田選手・松下選手・内藤選手。MFが野田選手・児玉選手・城選手・吉村選手・久野選手。FWはやっぱりこの人西選手。初出場の松下選手、頑張って欲しいですね。
　試合開始。やや風は弱まった感じ。昨日と違い西選手へのマンマ－クが無い様子、チャンスはあるかもしれません。ヴォルカは追い風。双方開始直後からフリーキック・コーナーキックのチャンスが多数あるも、風により曲がりまくり。先にチャンスをモノにしたのはヴォルカ。２０分には児玉選手が先制点。２４分にはGKと１対１になった西選手が、ヘッドでフワリとボールを浮かしての技ありシュ－トを決め２点目。続いて２８分、サンのDFが味方GKとぶつかって倒れ「あれ、主審さん試合止めないの？」って雰囲気の混乱した場面で、またも西選手が決めて３点目。これはサン宮崎の方々ちょっと理不尽に感じたのではないでしょうか。主審さんは止めるべきだったような・・・・。

	立て続けに得点し、盛り上がるヴォルカイレブン。サン宮崎のユニは遠めに見ると、本当にかりゆしにそっくり。
	大活躍の西選手。こうなったらもう誰にも止められない。

　３１分ヴォルカ一方的な展開。連続得点に加え追い風の影響もあるのでしょうか。逆に後半向かい風になってからが怖いかもしれません。前半はそのまま終了。

　後半、久野選手が吉井選手と交代で試合再開。やはり開始直後からサン宮崎が積極的に攻めるという展開になりました。８分には城選手が前原選手と交代。１２分、試合が落ち着いてきました。ヴォルカは攻めながらじっくり時間を使っているといった様子。
　１６分、児玉選手と相手GKが（ヴォルカ陣内方向から見て）ゴールの横右側で１対１でのボールの奪い合いに。そこで焦って守備が乱れたか、混乱した所を西選手が決め本日ハットトリック達成。昨晩の飲み会でLove氏が「西選手は取る時は取るから。固め取りできるから大丈夫」と言っていた事が今日現実となり、本人も「だから言ったでしょう」と御満悦の様子。３０分、心なしか風が弱くなってきました。３２分にはサンの選手が１人退場。３５分には吉村選手が廣濱選手と交代。
　後半になってから、思わぬ悪条件が重なったからか、サン宮崎はシュ－トも少なく自陣営で守備を行う場面が続きます。４２分には西選手が大久保選手と交代。ロスタイムに入った４６分、カウンターで吉井選手が単独で切り込んで決めて本日５点目。ちょっと長いロスタイムでしたが、手元の時計で５０分に試合終了。気が付けば５-０という大差での勝利でした。

	大差での勝利を喜ぶヴォルカイレブン。山場を連勝で終える事ができました。
	帰り支度の様子。遠い所まで御疲れ様でした。

　この後は、皆で「ホンダロック対アルエット熊本戦」をまったり観戦。怪我人が多いロックでしたが、攻撃的な姿勢を最後まで崩さず激戦を制し劇的な勝利。私は（色々と）嬉しすぎて、思わず、帰る際にアルデラスの皆さんに対し「グッジョブ！」と親指を立てるポーズなんぞをしてしまい、アルデラスの皆さんから暖かいメッセージを多数頂くという光栄に預かる事態にもなったのですが、次には対戦する訳ですし、なにかと盛り上がりますから良いでしょう。
　この後は何事も無く無事鹿児島まで帰還。限りなく最高に近い結果を残した２連戦、御疲れ様でした。次も結果をだして、最高の形で地元鹿児島開催につなげましょう。