2003.5.11 北九州市本城運動公園補助競技場

 今日は10:00と、早い時間から(昨日と同じく)補助競技場にて試合です。試合相手は沖縄のチ−ム海邦銀行SC。同時に陸上競技場では沖縄かりゆしFC対ホンダロック戦が行われる予定で、「なるべく遠方のチ−ムから順番に早い時間帯に試合を組み、移動時間を考慮する」という運営側の方々の配慮が見られます。今日はLove氏が合流。これで太鼓とコールを任せられるので私としては大助かりです。

 先発はGKが恒松選手。DFが内藤選手・北園選手・前田選手・上村選手。MFが野田選手・城本選手・前原選手・吉村選手・久野選手。FWが西選手。

試合開始前、前田監督らの指示を聞く選手の方々。
2連戦共に大活躍だった吉村選手(手前中央)。

 会場は曇り空でかなりの強風。前半は向かい風ぎみのやや不利な状況です。試合は立ち上がりから海邦が積極的な攻めを見せ、ヴォルカ陣内での展開が続きますが危ない場面はなく、堅実に守備ができている印象。両サイドから何度かクロスボールを放り込まれるもしのぎ、15分頃からヴォルカの攻撃が目立つようになりますが、相手GKの好判断等により決定的なシュ−トを打つまでには至りません。26分、野田選手からのスル−パスを受け西選手がGKと1対1の場面を作りますが、なんと主審は海邦のファールを取り試合を止め、ヴォルカボールのまま試合の仕切りなおしをするという信じられないジャッジ。「おいおい流せよ」という怒号が飛び交い、当然抗議をするものの受け入れられません(確かにここで抗議を受け入れても仕方が無いとも思われますが)。こんな事で調子を崩したくは無いヴォルカ。早い時点での先制点が欲しい所です。Love氏曰く「大丈夫。これで主審がヴォルカに引け目を感じてくれるかもしれないから」との事ですが、どうでしょうか。30分過ぎもヴォルカのシュ−トが続きますが、もう1歩という感じ。前半は主にヴォルカが攻め続けたまま、双方得点は入らず終了。

 後半開始時点でのヴォルカの交代は無いようです。風向きが向かい風になったのが良い方向に影響すれば良いのですが。5分、ますます風は強くなり寒さを感じるほどに。8分城本選手が弟子丸選手と交代。11分、前田選手からベンチ太田GMさんへ交代の指示が飛びます。12分吉村選手が有木選手と交代。ボールの支配率は圧倒しているので、こういう時間帯に1点が欲しい。1点さえ取れれば続けて点が入りそうなのですが、銀行だけに正に「得点貸し渋り状態(Love氏談)」です。しかし海邦銀行SC、選手らの足が止まってきているのは明らかなのですが交代する動きが殆ど見られません。これはもしや「選手出し渋り状態(またもやLove氏談)」か?
 22分、PKのチャンスを得ますが惜しくも決められず。まだかまだかとヤキモキしていた27分、ゴール正面から西選手が決め待望の先制点!この後はほぼヴォルカの一方的な展開。私の後ろではLove氏らが「裏裏裏裏取り放題♪」「シュート・・・打ち放題♪」と歌っているのがうるさい位で、ノリノリです(笑)。

これが前田選手の勇姿だ!
寄せてくる相手選手を翻弄。
2人に囲まれてもボールは渡さない!
時間を上手く使って相手を焦らせる。
見事ボールをクリア。
ペナルティエリアへは簡単には入らせない。

 37分には内藤選手が吉井選手と交代。38分にはカウンターで危ない場面がありましたが、恒松選手冷静にキャッチ。続けてフリーキック・コ−ナーキックと攻撃を受けますがしのぎます。41分には前田選手が倒されうずくまりますが大丈夫そう。ここまで行くと明らかに時間稼ぎでしょうか、44分には西選手が大久保選手と交代。試合はそのまま終了。1-0ですが内容はヴォルカの完勝と言って良いのではないでしょうか。

久野選手、綺麗なフォームのフリーキック!
恒松選手も負けじと、力強いキック!

 この後は他の試合をのんびり満足するまで観戦してから帰りました。強風のためか、意外と寒かったのが印象的。次節も同じ会場ですので、行かれる方は長袖のシャツか、それなりの上着を用意しておくのが無難かもしれません。
 1戦ごとに試合内容が良くなっているヴォルカ。次節からはいよいよ上位陣との直接対決が続きます。LAVAも全力で応援に駆けつけます。必ず勝ちましょう!

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