痔ろうとの闘いPartU


二度目の小腸狭窄によって、緊急入院した後、すぐに検査を受けたのだがそのときおしりが再び痛み出したのに気づいていた。その後、IVHによる栄養療法を受けた状態で小腸狭窄の手術を受けたあと、食事を摂らない状態が続いていたので、いつの間にやらおしりの痛みが消えて治まっていたので、心配ないかな?と思っていた。だが。。。。
エレンタールによる経腸栄養剤を開始したとたん、再びおしりの痛みが襲いだしたのである。しかも、おしりが腫れて膿が出てきだしていた。
 これは間違いなく痔ろうの再発に違いないとわかったので、おしりの検査をお願いした。そして、おしりの結果やはり、痔ろうが新しくできていておしりに膿が相当たまっていた。その結果、この入院中に二度目の手術を受けることになった。
 しかし、ほんとにうんざりである。また、一月以上入院が伸びるぅいやだ〜〜〜と思ったが痔ろうをそのままほっとくわけにはいかないので、仕方なくこの際治さなきゃしょうがないや〜ということでここは耐えることにした。全くクローン病ってのはやっかいな病気である。
 そして、手術当日、またまた手術室に入り、今度は下半身麻酔を受け、腹ばいになって待った。・・・手術が始まったと思ったら、おぉすごいあっという間に終わった。15分ほどである。手術直後に手術患部のポラロイドカメラを見せられた、げ〜〜リアル、結構傷が大きかった。やはり、手術受けないといけなかったんだと納得させられた。しかし、お腹の手術の記憶がまだ覚めないうちに受けたので大変あっけない感じがした。
 手術翌日、おしりがゆるくなって大丈夫だろうかと思っていたが、そういうこともなく一安心した。その後、徐々にではあるが傷も順調に回復していき、食事も重湯から少しずつ食べられるようになって、経腸栄養療法も開始し、なんとか退院することができたのである。

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