1.ラーメン及び中華料理
  

1. ラーメン「あじさい」
      加世田市本町19−8  鹿児島銀行加世田支店前   Tel 0993−53−3938
      場所:本町通商店街鹿児島銀行加世田市点前
  


  「あじさい」は加世田で一番最初に出来たラーメン屋である。店舗は本町通の改修に伴って新しくなったが、現在地に創業45年以上の老舗中の老舗である。
  店の中は小綺麗にしており、18名程が入れるが、昼食時はいつもいっぱいである。
  此処のラーメンはしっかりした豚骨スープにストレートの細麺であるが、スープに少しラードを使っているのだろうか(確か子供の頃そのように聞いたことがあった)、まろやかでニンニクのみじん切りと合わせて、独特の風味を醸し出している。
具は特製チャーシュウ、湯がいたモヤシ、ネギのみじん切りと鹿児島ラーメンのスタンダードである。
  私は小さい頃より、此処のラーメンを食べて育っているのだが、何時食べても飽きない味で、殆ど塩辛さは感じられないのでスープも残さず食べるている。
ラーメン500円。
ラーメン以外にもチャンポン等もできるが、食事時は女将さん一人で大変なので、出来るだけラーメンを注文した方がいいかも。


2. 松嵐食堂
     加世田市麓1−6 文化通り      Tel 0993−52−2695
     場所:玉川通り(R270)郵便局手前の信号交差点にある、池田眼科より文化通りを200mぐらい入った左側。
 



  店の中はテーブルが3つ、座敷にテーブルが2つ有るので20名近く入れるだろうか、女将さんが一人で切り盛りしている。
  松嵐のラーメンのスープは豚骨と鶏を煮込んだ物であるが、女将さんに聞くとその他に野菜を沢山入れているそうで、それをぐらぐら煮ずに弱火でそっと煮ているそうである。
  なるほど、スープは透き通っており、さっぱりした中にもしっかりと深みのある味に仕上がっている。麺はストレートの細麺、具は厚めの特製チャーシュー2枚、茹でたモヤシ及びネギと至ってシンプルな物である。他にチャンポンも品書きにはあったが、食べたことはもちろん無い。ラーメン400円も嬉しい。


3. 入船飯店 
       加世田市本町16−14    Tel 52−2390
 
場所:玉川通(R270)と駅前通の交差点にある酒屋チャーミーの裏に当たる。
  入船飯店の中華料理は広東風の味付けで、我々の舌にも良く合う味付けである。2,3人の家族ずれから大人数の宴会まで本格中華が味わえる。私は麺類が好きなので、焼きビーフンを必ず頼むが、これが紹興酒に合い絶品である。その他中華料理で考えられるメニューは殆どあるが、此処のラーメンは、豚骨スープがメインになった上に、中華風の味付けでかなりいけます。本格的な中華コース料理は一人2,000円で4名以上から注文できる。

左上:ラーメン  中華料理では珍しく豚
骨スープでこくがあり旨い。

右上:焼きビーフン  あっさりとした味だ
が、肉、エビ、野菜など具満タンでヘルシ
ー! 酒のつまみにも最適!

左:餃子  皮がぱりっと焼き上がり、
具の味がジュワッと出てくる。


 

 5. サザエ食堂
       加世田市武田18579−2  Tel 53−6836
       場所:加世田バスターミナルを南方向(枕崎方向)に150mほど進んだ左側にある。
 



店内は座敷8名カウンター7名ぐらいのスペースだろうか、昼食時はいっぱいになっている。
  サザエ食堂はチャンポン、焼きめしなども出来るが、やはりラーメン(400円)が圧倒的主力賞品である。スープは豚骨スープであるが結構あっさりした味で、ゴマ油が利いているのか、何とも言えない風味を感じる。スープを最後まで飲んでも全く後に残らない。麺はストレート細麺。具は柔らかくジュウシーな特製チャーシュー2枚、ゆでモヤシ、ネギと至ってオーソドックス。なおトッピング用におろしニンニクもテーブルにあり、私の子供などは茶匙2杯ぐらい入れて食べている。また、ここのチャーシューのファンは多く、ラーメンと同じぐらいチャーシュー麺(500円)が売れている。
これでラーメン400円は超お値打ち!


 11. ラーメンとき
       加世田市本町41−10    Tel 52−2428
       場所:本町通商店街旧十文字の富永薬局の斜め向かいにある。
  



店はカウンターに6名ほど、奥の座敷に4名ほどしか入れないが、何時行っても客がいる。
  トキのラーメン(450円)は豚骨スープなのだが、醤油風の透き通った結構あっさりしたスープである。一瞬東京風(詳しくは知らないのだが、昔名古屋で食べた屋台のラーメンが、東京風であったらしく、それに外見は似ている)と間違える程である。
  具は味の良くしみ込んだ柔らかいチャーシュー2まいに、太モヤシとシンプル。麺の湯がき方もちょうど良い。
全体的に豚骨ラーメンとしてはあっさりしていて旨い。ただ、以前はもっと濃厚な味だったような気がするのだが・・・。
  ラーメン以外にも焼き飯や野菜炒めなど簡単な中華料理が出来る。


22. 時代屋  
     加世田市本町パチンコ京極となり  Tel 53−4466
     場所:ユメピカ本町通り京極パチンコとなり



  時代屋は昨年の秋頃に開業したラーメン屋さんであり、店はまだ新しく清潔でカウンター席6名、テーブルが5つと十分な収容能力を誇る。この店は元々紳士服の店であったのだが、ご主人のラーメン好きが高じて、ご自分でラーメン屋に転業することになったらしい。
もちろん、2階はまだブティックをやっているので、ちょっと変わった取り合わせのビルになっている。
  スープはあっさりとした中にもしっかりと味付けされた豚骨味。麺は太麺の自家製麺で柔らかさの中にも腰を感じる。
ここの味の特長は優しさだろうか。麺もスープも優しく調和して旨く、とくに女性客には好評のようだ。
  スープを飲むと塩分の取り過ぎとうるさいカミさんも、私がスープを飲み干すのを笑顔で見ていた。(^_^;)
  何処かの味の感じに似ていると思っていたのだが、鹿児島県の元祖カリスマラーメンである、「のぼる屋」さんのラーメンのイメージに似ていると感じた。もちろんのぼる屋さんよりは優しく柔らかく、より現代的な味のような気がするが・・・。
また、自家製のチャーシューも程良く柔らかく、実に麺にマッチして旨く、チャーシュー麺も人気があるようである。