第20回えい新茶・大野岳登山マラソン
平成20年4月29日(火)
記録1時間41分42秒 18kmフル登山
ゴール後大野岳をバックに |
大野岳は南九州市頴娃町にある標高466mの独立峰で、頂上にはテレビ塔が立っているため道路が舗装され車でも登ることが出来る。このマラソンはほぼ標高0m地点の頴娃町運動公園からその道路を使って大野岳頂上を往復する雄大で過酷なレースなのである。昨年も出場し後半ヨレヨレになりながら
1時間34分で完走したが、一方的に続く坂の登りそして太腿が鍛えられる下りとマラソンの鍛錬にはもってこいと考え、今回も申し込みをした。
目標は1時間30分を切ることで、その為に坂道インターバルを取り入れたトレーニングを継続し秘かに自信があったのだが、気温がどのように影響するかも戦々恐々たるものがあった。(^_^;)
天気は快晴、絶好の運動日和・・・じゃなくて既に真夏の暑さである。日差しを考慮して今回は襟付きのテニスシャツで走ることになり、上下テニスウェアーのまさしくヌルイ格好になってしまった・・・。(^^ゞ さらに愛用のデジカメが現地で突然動かなくなり、やむなく携帯電話で写真を撮ることになり前途多難を予想させる。(-ー;)
午前10時スタート。5分30秒/km程の押さえたペースで
こだまさんと併走する。1km過ぎの市街地をぬけるところまでは比較的平坦なのだが、心肺的にも脚的にも結構厳しい。気温のせいだろうか?(-_-?) 一方こだまさんは余裕があるのか走行中色々と話しかけてくる。
安定した走りの玉丼 |
2kmを過ぎた辺りからいよいよ本格的な登りになり、ひたすらこだまさんに付いて行くのだが、だんだん辛さが募って来、ついに4kmを過ぎた頃で付いていけなくなってしまった。(>_<)
登りが後5km近くも続くし、この時点で棄権も頭をよぎったが、フルマラソントレーニングの一環と思い直しペースを落とし兎に角完走を目指すことにした。
止まりそうなペースでも一歩一歩歩を進め、途中1kmのラップタイムが
8分17秒だったことに大いに落胆もしたが(距離表示の方がおかしかったのだが・・・)、景色を堪能するゆとりもなくどうにかこうにか頂上に辿り着いた。先程擦れ違ったこだまさんとの距離差は1km近くあるだろうか?追いかける気力は全く出なかった。
下りではペースアップして惰性で走り始めたが3km程下った頃より太腿が悲鳴を上げ出し、やむなく再度大幅にペースダウンを余儀なくされた。
昨年の大会ではさほど暑さは感じず渇きもそれほどでなかったが、今回は兎に角
暑い!渇く!そして辛い! 給水所では必ずスポンジを受け取りそれを頭から絞り、さらに立ち止まって思う存分水を飲んだが渇きが癒えるわけではない。
下りなのにペースは全く上げられず今にも止まりそうな速度まま市街地に出た。行きでは平坦と思った道路が疲労困憊した身体には結構な登りに感じ絶望的な気分になる。
今回の参加賞 |
這々の体で陸上競技場に帰ってきた。下りでは抜かれるばかりで人を抜くことはなかったが、ゴール前30mでラストスパートしてやっと一人抜いた。(^^ゞ
ゴール後は立っているのも辛く、ストレッチもせずに芝生の上にへたり込んでしまった。_| ̄|●
il||li
登り57分02秒/9km
(
5'26", 5'23",5'58",6'37",6'40",8'17",6'18",6'40",6'43")
下り43分40秒/9km
(
2'21",3'42",4'59",7'10",5'32",3'10",5'26",6'15",6'04")
トータル1時間41分42秒。
総合順位183/315、年代別順位52/103。
昨年より
7分も遅かった。ちなみにこだまさんは
1時間31分と相変わらずの強さを発揮し、私との差は開く一方である。(-ー;)
まあ、年齢を考えれば止む無しとしよう。(^_^;)
終了後参加賞のうどんとおにぎりで昼食をして、えい中央温泉にゆったりと浸かって疲れを癒し帰路に就いた。
右の写真は今回の参加賞。
うどん、
おにぎり、
温泉入浴券、
えい新茶、
唐芋チップスそして
Tシャツが付いて
参加料2,000円は激安では無かろうか!
来年こそはリベンジを果たしたいのだが、薩摩人でありながら
暑さにからきし弱いというのが何とも・・・_| ̄|● il||li
表紙 鈍足おんじょランナー 第11回デュアスロンIN南さつま 第21回磨崖仏マラソン