PostScript プリンターのセットアップ


続いて、Postscriptプリンタのセットアップ作業を行います。パソコン上の仮想プリンタなので実際にプリンタを用意する必要はありません。

1.Windows95や98を使っている場合は「マイコンピュータ」の中の「プリンタ」をWindowsMe等を利用している場合はスタートメニューの中の「設定」から「プリンタ」を選択してください。次のような画面が表示されます。(既にセットアップされているプリンタが表示されます。)

psset1.jpg (48265 バイト)

2.プリンタの追加を選択します。プリンタのセットアップが開始されるのでそのまま進めてください。

psset2.jpg (37793 バイト)

3.ローカルプリンタかネットワークプリンタを選択する画面が表示された場合はローカルプリンタを選択して次へ進んでください。

4.プリンタの選択画面になったら、PostScriptプリンタをセットアップします。プリンタの名前の最後に「PS」がついているものであれば何でもかまいません。ここでは、Canonの「LBP-2460PS」をセットアップしてみます。

 もし、適当なプリンタが見つからない場合は、製造元「PostScript」の「PostScript Printer」を選択してください。古いバージョンのWindowsでもドライバーが用意されています。

psset3.jpg (46656 バイト)

5.次にを選択するとポートの選択画面に移ります。

psset4.jpg (48417 バイト)

6.「FILE:ディスクにファイルを作成」を選択します。これで、今セットアップしたプリンタに印刷を実行することで、PostScriptファイルを作成出来るようになります。

7.「通常使うプリンタに設定しますか?」と聞いてきますが、パソコンにほかのプリンタをつないで使用しているときはいいえを選択してください。

psset5.jpg (40115 バイト)

8.「印字テストをしますか」と聞いてきますが、「いいえ」としてください。プリンタのセットアップが完了します。

9.セットアップが完了したプリンタはプリンタの中に追加されます。追加されたプリンタを「右クリック」してプロパティを選択してください。

psset6.jpg (24241 バイト)

10.プリンタのプロパティから「PostScript」のタブを選択します。

11.PostScriptの出力形式に「エラーが軽減するように最適化」を選択し、「適用」ボタンをおしてください。

psset7.jpg (53787 バイト)

12.以上で設定は完了です。試しに何か印刷をして、PostScript(ps)ファイルを作成してみましょう。一太郎の場合をあげます。

psprint1.jpg (20104 バイト)

13.通常使うプリンタには設定していないので、印刷を行う前にプリンタを先ほどセットアップしたPostScriptプリンタに変更してください。

14.印刷を行うと次のダイアログボックスが表示されます。

psprint2.jpg (30253 バイト)

15.フォルダは適当なフォルダ(たとえばc:\My Documents)を選択して、印刷するドキュメントのファイル名をつけてください。ファイル名の最後を「.ps」としておいてください。後で、ダブルクリックするだけで開くことが出来ます。

16.印刷が完了すると、PostScriptファイルが作成されます。(プリンタを接続していても何も印刷されません。)PostScriptファイルは、パソコンの中に仮想プリントされているものと考えてください。ファイルの名前の最後を「.ps」としていれば、作成したファイルをダブルクリックすると、Gsviewが起動して印刷イメージが表示されます。

psprint3.jpg (31018 バイト)

いろいろ印刷を試してみて、PostScriptファイルを作ってみてください。このPosScriptファイルからPDFファイルを作成できます。

古いPostScriptプリンタドライバーの場合、作成されるファイルのサイズが大きくなりますが、PDFファイルに変換することで、かなりコンパクトになります。


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