見掛け 身切れ 水がぬるい 水ぬるむ 見釣り
ミト ミド ミド筋 みどり  










































見掛け

見釣り。
目で見える範囲内で野鮎が縄張りを作っているのを確認し囮を送り込み野鮎が囮を追う様を見ながら釣る事。
この場合、オトリの元気さというよりも、オトリを操る竿さばきが要求される。もちろん、野鮎を挑発するような動作をオトリにさせることである。
これをマスターすると、一気にオトリ操作が上達する。つまり、川底にいるオトリと野鮎のイメージが創りやすくなる。最初のうちはオトリの鼻先を少し引き上げ、ふっと道糸を緩めるという動作からやってみると良いと思う。オトリはどんな動きをするか、確かめてみましょう。


身切れ

ハリ掛かりした野アユの肉が刺さった部分から切れること。
軸の細いハリを使ったり、流勢の強い荒瀬釣りが身切れでのバラシが起こりやすい解禁当初は魚体が柔らかいので身切れする事もある。


水がぬるい

主に夏、川の水温が高くなる事。


水ぬるむ

春、川に流れている水の温度が上がるのを感じられた事を、肌で感じた時に使う表現の一つ。
冬の内は川の水は冷たく流れていたが、春になり、徐々に水温が上がって来て川に手を入れても今迄の様な肌を刺す冷たさが無く、岸辺の草木にも春を感じる様に成り、釣り師にとっては味わい深い一時。