アイ アカ アカグサレ 浅瀬 足で稼ぐ
足まめ 遊びアユ 頭掛かり 当たり 脂ビレ
アブレ 雨具 編みタイツ 編み付け
アユかけ 鮎缶 鮎靴 鮎竿 鮎師
鮎タマ 鮎タモ 鮎ダモ アユツール 鮎苗
鮎バック 鮎鈎 鮎漁 鮎ルアー 荒瀬




































アカ

硅藻・珪藻・ミドリ・こけ。
川の石や岩に付く珪草のこと。普通、「良いアカ」だとか「アカが良くない」などという言い方をする。


アカグサレ

夏の渇水期など、アカ(コケ)の新陳代謝が滞り、腐ったような状態になること。
当然鮎の活性は低くなる。増水などで、アカが洗われた後がチャンス。
高水温でアカが変色するんですね上流にダムが出来ると川の増水が少なくなりこの状態が多くなります。


浅瀬

膝下くらい迄の水深で、底石に流れが当たり、さらさらと流れている様な川の場所。


足で稼ぐ

足まめ。
その川をあちこち歩きながら、順次野鮎の釣れそうな場所を探りながら(探しながら)釣る事。
野鮎が釣れる場所が見つかったら、そこでじっくり釣り、又釣れ無くなったら、場所を少しずつ移動し、釣る。
往々にして鮎はその時、その時間に同じ様なポイントで釣れる事が多いので、良い場所は覚えて置いて、ある程度釣ったらその場所と同じ様なポイントを重点的に攻めるのも一つの有力な方法。(^^;;


遊びアユ

ナワバリを持たず何尾かで群れているアユ、群れアユとも言うソ上した、あるいは放流されたアユが特に過密な状態な時ほどこのナワバリを持てないアユが出る、こうしたアユは他のアユへの威嚇や攻撃をあまり取らない。
今の友釣りでは、これらの遊びアユを高確率で釣ることが重要視され、さまざまなテクニック、仕掛けが生み出されている。
私が一人で行けて釣が出来る場所は4か所しかありません、そんな中で数を釣るとしたらやはり遊びアユを釣るテクニックを覚えなくては。
(今年はやるぞ、目標一日5尾・・・3尾位にしとこかな。)


頭掛かり

掛け鈎が野鮎の頭に掛かって釣れること。
背掛かりと違い野鮎に与えるダメージが大きく、オトリとしては使いにくい。


当たり

ショック。
この場合の「当たり」とは、オトリ鮎を自分の思うポイントに誘導したい時、泳がせ釣りだろうが、オモリを使ってオトリ鮎を誘導しようが、オトリの鼻に多少のテンションが掛かる
そのテンションのかけ方(かかり方)で、アユが自分で泳ぎ出したり、いやがって自分の予定していたコースと反対の方向に泳いで行ってしまったり.極め付けはボールをバットで思いっきりカッ飛ばした様に、スッ飛んで行ったりする.(^^;;
非常に微妙で釣り人自身の力量やオトリ鮎の元気度等にも関係する.


脂ビレ

背鰭と尾鰭の間の背側にある鰭。
鮭鱒科シシャモ鮎熱帯魚では有名なカラシン科の魚に見られる。鮎の脂ヒレはオレンジ色に染まり美しい。
おまけ:実は最近まで油ビレだと思っていたf(^^;)。


雨具

アユ釣りは、タイツやウエイダーを履いて釣りをする事が多いので主に雨具と言うと、上着の方を指す。
ゴアテックスやエントラント、ナイロンの裏地にゴム引き等、沢山の種類の鮎用の雨具が販売されている。別にアユ専用でなくとも、登山用の物、海釣り用の物でも良いように思います。
只、アユ専用の雨具は、丈が短く作られており、玉網を指し易いよう。又、ウエイダーが隠れ、雨水がウエイダーの中に入り込まないような長さに設計されている。
使用する時には、帽子を着用し、雨具のフードの端を帽子のツバに掛けて置ける長さの物が良いように思います。夏の熱い時などは通気性のある雨具が重宝します。
また、根掛りした時に、袖口から水が入って来るので袖口に注意して買う事。


編みタイツ

初心者が犯しやすいミスで、鮎タイツを買おうと思ってついこれを注文してしまう。
たまに、本当にこれが好きなマニアもいる。(^^;


編み付け

細糸を束ねて規則的に交差させ、編み上げながらハリスなどに接続すること。
ハナカンの接続、目印などに使う、糸本体と直接結ばないので負担にならない。


鮎・香魚・アイ・年魚。アユ科の淡水魚。
清流にすみ、背は青黒く腹は黄白色。美しい姿とよいかおりで食用として珍重される。


鮎竿

一般に「鮎竿」と言えば囮を操作して野鮎を釣るための竿で、長さ、硬さも色々ある、一般には8、1m・9m・10mの長さの物があり硬さは中硬調・中硬硬調・硬調等があり、素材はカーボンの物が多く使われている、他の素材としてはグラスファイバー・竹等がある。


鮎師

師という言葉が、このくらい寛容に用いられる世界は釣りをおいて他にない。鮎師も単に鮎を釣るヒト、という程度の意味である。
バス師、フライ師、ルアー師という言葉は、あまり聞かないが、そうした舶来の釣りをのぞいて、なんでもかんでも、師というのである。へら師、タナゴ師、野鯉師、渓流師、磯師、底物師、なんでもありだ。ただ、雑誌などを読むと、イシダイだけはなぜかイシダイ野郎などと蔑称で呼ばれており、これも理解に苦しむ。


鮎タモ

鮎タモ・鮎ダモ・鮎タマ・鮎玉。
鮎釣りには欠かせない枠の付いた網の事で、素材には鉄、アルミ、チタン、ステンレス、木、カーボン等がある。


アユツール

ヤナギ仕掛けの先バリの代わりに付ける特別な形をした金具。
一本バリには、背掛かり率が高い、バレ難い、玉網絡みがない、手返しが早い、といったイカリバリにない多くの利点がある。欠点は太いハリス使うと俗に言うハリのカラミが悪くなること。
アユツールにはハリとハリスのバランスをとるバランサーの働きと、またその独特の形状で積極的にハリを野鮎に絡ませる働きがある。


鮎苗

種苗とも言い採取したり養殖した出荷用の小アユのこと天然産と人工産とがある。
見かけ上の違いは側線鱗数の鱗の数で、湖産が最も多く、次いで海産河川産、人工鮎苗が最も少ない、従って人工鮎苗は鱗が大きく肌が粗く感じられる。


鮎バック

鮎用品(曳き舟、川足袋、タイツ、、等)を入れて持ち運びするためのバッグ濡れた物を入れても車などを濡らさないように処理してある。
もう一つの意味として、曳き舟の一つの形で、バック形・舟形のバック形を言う。
本体は暗い色のビニールバックで、出し入れ口はプラスチック製、流れにまかせると曳き舟より水の抵抗がかかる。
アユの大きさにもよるが、5・6尾でオトリ缶に移した方がよい。中のアユが見えるのでオトリを選ぶのにはよい。


鮎鈎

鮎を釣るための鈎ですでハリスに糸で巻き付け瞬間接着剤などを用いて固定します。
また巻き付ける糸は人それぞれで絹糸、ナイロン糸、テトロン糸、水中糸の使い古した物などがあります。
鮎の釣れるシーズン、流れの速さ、鮎の大きさなどで鈎の種類、号数を替えて使います。


鮎漁


鮎ルアー

友釣り用の疑似アユ(アユに似せた形のルアー)で、これに掛けバリを付けて流れに入れる。
オトリを入手出来ない場合や使い果たしたときの非常用道具。


荒瀬

瀬の中でも、特に流れが速く、底が起伏に富んでいるため荒々しく水面がシブキを上げて流れている所。
オトリを流れに入れにくい、釣り人が立ち込みにくい、アユを掛けても取り込みにくいと、友釣りでは非常に難しい場所である。
天竜川(静岡)、長良川(岐阜)、球磨川(熊本)、五ヶ瀬川(宮崎)が荒瀬の川として名高く、豪快な友釣りが楽しめる。