活かし缶 | 石裏 | 一番のぼり | 1本鈎 | 1本仕舞い |
糸ふけ | 入間形 | 入掛かり |
川の流れの中にある石の場所を指す言葉で、流れが当たっている所と反対側を言う、流れが当たっているところは「頭(あたま)」と言います。
一番のぼり
天然遡上の鮎の中で、3月中旬から下旬にかけて特に早く川を上り、好場所にナワバリを持った個体をさす。
先に定着しているため争いの中でも常に優位で、好場所の良質のアカをはんでよく育つ解禁当初にでる良型はこの一番登りだと思われる。また単に遡上第一陣の幼魚を指すこともある。
アユの遡上期は地域差があり、西の方が早く、また太平洋側の方が日本海側より早い。
1本鈎
アユを釣る為の鈎で、ハリスに1本だけ鈎が付いている掛け鈎の事。
友釣り発祥の頃は1本であったと言われる。オトリ操作が楽で、エビ状になりにくいので、オバセたり回転させたりが大胆に出来ます。根掛かりがほとんどない。掛かったアユの傷が小さい為かダメージが少ないのでオトリに優しく負担がかかりにくく泳ぎがスムーズになる。
1本バリはハリスに魚体が触ると共にハリ先が接触点の方向に向きハリ掛かりします、しかし一本バリを作る時にハリスはハリ軸の内側にのせて作る事と柔らかなハリスを使う事これ忘れずに。
1本仕舞い
竿を仕舞った時、太い手元に全体が入ってしまう継ぎ竿。
天保年号(1929〜)には、すでに発売されていたと言われ、当初は手元の尻(下)から差し込んでいくのが特徴であった。現在は穂先から順に伸ばして使う形が全般である。
糸ふけ
仕掛けを投入した時の糸がたるんだ状態友釣りでは、水中糸をたるませた状態を言いオバセ・フクロとも言いオトリを泳がせたり、止めたりするオトリ操作の中の誘いのテクニックである。
糸フケが多き場合は大きな「誘い」、小さい場合は小さい「誘い」
入間形
野鮎を掛ける為に考えられた掛け鈎の一種。
ふところが広く、ハリ先は開き気味で、ハリ先が痛みやすいがキープ力はかなりある。
埼玉県の入間川が発祥の地。鮎キープ入間、引抜専用入間、若鮎がま入間、盛期用がま入間、大鮎がま入間、等。(がまかつ)
入掛かり
友釣り以外の釣りで言うところの「入れ食い」友釣りでは食わせる訳ではないのでこう呼ぶ。
次から次と野鮎が掛かる時に鮎師は「入れ掛かりじゃ〜」と、驚喜する。
おまけ:オトリの交換に20分もかかるとこーゆー世界はあり得ない(;;)。