おいどり 追い星 大鮎 大川 落ち込み
オデコ オト 囮鮎 囮缶
囮屋 男波 オバセ釣 おばんあゆ 尾ビレ
お祭り 親アユ 泳がせ釣り
追わせる        





































追い星

アユのエラの後ろに小判状に浮かび上がる黄色の紋様(黄班)をさす。
闘争心、興奮が高まるとその色はさらに鮮明かつ大きくなり、さらにはヒレや魚体までが黄色みを帯びてくる。
このようなアユが釣れれば竿が入っていないサラ場の証拠であり、釣れたアユをオトリにすればこの黄色が野アユを挑発するためさらに効果的となる。追い気の強い鮎に鮮明に現れるとされる。
おまけ:真ちゃんの釣行記は「追い星日記」というタイトルです。気負いもてらいもなくて、素晴らしい釣行記です。読んでいない方はどうぞ!v(^^)


大鮎

大きな鮎のこと。どのくらいがボーダーかは、川によってちがう。
【清流会議室】では、一応25センチ。五ケ瀬川や球磨川では300グラム以上。
大鮎専門の釣りは、8月末から始まる。仕掛けや竿も、一般の鮎釣りとは別次元。


大川

大きい川。
川幅が広くとても流心まで10メートルの鮎竿が届かないような川。一級河川で有っても必ずしも川全体が大川、とは言えない。
大川の定義は釣り師の立場から見た川の大きさや幅で実際に釣り場に立って川を見た感じを表現している。


落ち込み

淵頭
瀬が一気に淵に落ち込んでいる場所で、だらだらと落ち込んでいる場合にはせじり(瀬尻)という用語が適している。白泡を呈している場合が多い。


囮鮎

囮・親・親アユ・種・種アユ・オト・友。
野鮎を友釣りで釣るための鮎。
友釣りは、普通の釣りと違い、餌や疑似餌を鈎に付け、魚の口に鈎を掛ける方法とは異なり、オトリの鮎に野鮎が体当たりをする事で成り立つ釣りの為、釣り始める前からオトリになる鮎が必要になる。
又、釣った野鮎は今まで使用していたオトリと交代し、オトリとして使用し、野鮎を釣る。そして又野鮎が釣れたら、その野鮎をオトリとして使い、順番にオトリを交換しながら釣るのが理想。
養殖、あるいは川で釣った天然のアユで、友釣りをするときの囮として使う。


囮缶

オトリ缶・鮎缶・活かし缶・角缶・丸缶・カンカン・ガンガン・。
釣り場を大きく移動する時に使ったり、曳き舟に入り切らなくなったときにこの容器に移し替えて、1日の釣りが終わるまで鮎を生きたままにしておく入れ物。
箱形になった物や桶のように丸い物もあります。また素材は樹脂、金属製、があり現在では樹脂製の物が主流です。川の中に浸けて使います。水中に完全に没するように沈め少し大きめの石などで固定し、そしてすのこ状になった蓋の部分を下流に向けて置きます。こうすることにより活かし缶の中に砂や石が入りませんし強い流れが缶の中に入らないため中の鮎に休息を与える事が出来ます。


囮屋

野鮎を掛けるための鮎を売っている店のこと、囮には天然物と養殖物があります、また値段も川によって異なります。
川に大きな箱を沈めて売っているところや、生け簀の中に鮎を飼っているところなどがある。
多くの場合、その河川の情報を持っていることもあり、友師の社交場となっている場合がある。良く売れている囮屋さんに生きのいい囮が置いてある。


男波

川の水が底から上へ上へと水面に吹き上がる波(流れ)が男波。


オバセ釣




尾ビレ




お祭り

2人、あるいはそれ以上の釣り師の仕掛けが絡まってトラブること。
おまけ:鮎師には祭り好きが多いとは、親分の説。
花火と伴に幕を開け、アッという間に過ぎ去っていく釣期。圧倒的な季節感を伴って、過ぎた夏を思うとき、胸中に去来するものは、あの夏の狂おしいまでの焼け付いた熱き河原である。

祭りの後の寂しさは、例えば女で紛らわし、、、、、、、
とは、たくろうの詩だが、もし日本語が名詞に性別を与えるものなら、まごうことなく、心情的に鮎は女性名詞である。
夏にこがれて雪景色の中、夏に思いを馳せる。
鮎に病んで夢は河原を駆けめぐる。




玉(たま)・ガン玉・割り玉。
鮎釣りに使う錘。
中央に割り込みを入れてあり友釣に使うハリスは細いので傷が付かないように錘の内側にゴムの貼ったものがある。
川の流れが早いと時やオトリが弱って川の其処にオトリが入ってくれない時、オモリを使用して川底にオトリを漬ける(沈める)ナマリの事。0、5号から5号迄各種。それ以上大きい鉛を使う時、ゴムは用を成さない。
球形が主に使われており、その他涙型、ゴム管を付けるもの等、色々な種類がある。集中心のない人は使わないように、すぐに根がかりする。


泳がせ釣り

沖に出し竿を少し寝かせて囮を底に沈めて竿を立て、穂先が少し曲がるぐらいに竿を上流に向かって引くのではなくて上に突き上げるような感じにして囮の鼻面ちょっと持ち上げるぐらいにすると囮は再度底に潜ろうとして尻尾を振りながら斜め前に移動します。
この時にいつまでも糸を張っていると囮が潜れないので浮いてしまいますので穂先が少し曲がるぐらいにしたらすぐ穂先を元に戻します。この時の曲げて延ばして曲げて延ばしての間隔は自分が落ちついている時の呼吸ぐらいの早さが良いんじゃないでしょうか。
また竿を操作する場合腕全体で操作するのでは無くて手首だけとか指先だけで操作すると微妙な操作が出来ます。
泳がせで囮が自分より上に上がったら囮について行くという釣り方もあります。
もし川が混雑していてそんなこと出来ない!と言う場合は囮を少し上に持ち上げて(このときは少し強引に)流れに乗せて囮を下に下げます、そして別の筋に囮を入れて再度泳がせをします。


追わせる

釣り人が意識的に直接、又は間接的にオトリを操作し、野鮎にオトリを攻撃させる事を言う。