親父の独り言−履歴

年末に恒例の手打ちそばを作り,親戚や友人に配りました。昨年は,忙しくとうとう蕎麦の
実を蒔かずに近所の直己のおじさんとフミの叔母さんから蕎麦の粉を分けてもらい,情けな
いことです。畑も田んぼも作らなくなり,天国でばあちゃんがなげいちょっかもねー。
 さて,そば作りは,まず私がそばの玉を作り,それを伸ばします。そして,女房が細く包丁
で切り,釜でゆがいて作ります。簡単そうですが,なかなか難しいです。
 近頃の子供たちは,生活の中でお父さんとお母さんが一緒に働いている姿をあまり見ない
かもしれません。父ちゃんはパチンコ・マージャン,母ちゃんはカラオケ・お食事会と・・・。
 私を育てた親は,朝起きたら父母は畑に行っていて,誰もいませんでした。けど,温かい味
噌汁とごはんはあり,一人で食べて学校に行っていました。こんな家庭でしたので,自然と
大変だなあと子供なりに解り,洗濯や風呂たきなどしてました。
 さて,そばが出来上がり,子供たちの仕事は,そばを入れ物に入れ,新聞紙で包むことで
す。いつか私達の子供は,こんなそば打ちのことを何か感じ取っていてくれたらなあと,近頃
子供たちを巻き込んだ事件の多さの中で,今の親は本当に躾を考え直しなさいと,言いたく
なりました。2000年2月7日
子供がやけどをしてしまいました。べっこう飴を作るのを覚えた三女(小学5年)がちょっとした油断で手に熱い砂糖の溶けたものを手にかけてしまったのである。
 今,毎日徳田馬場クリニック(鹿児島市伊敷町)まで通院中。やけどは,親の責任と言われた。女の子であるし,傷が残らないようにということだけを願っている。今年のGWは映画見に連れて行き,後は我が家で過ごすことになりそうである。
 皆さん,子供のやけどにはくれぐれもご注意を! 1999年5月 
子供たちは,新学期が始まりました。長女が高校に進学し,小・中・高とそろいぶみ。
 これから8年間,弁当作りに毎朝精を出すことになった母親に,子供たちは感謝の心を忘れないでほしい。もちろん,私もですが。 1999,4,23
今年こそは,たばこをやめるぞー!
 身近な人が体調を崩して入院した。ストレス,高脂血症など生活慣習病に注意する世代になってきた。
 たばこもやめたい。しかし,なかなかやめられない。くそー。今年こそやめるぞー。
 近頃,野菜ジュースが流行っている。缶や紙パックのものなど色々味わっているが,全体的に甘くて
飲みやすいものが多い。子供も欲しがり,いつの間にか無くなっていることもある。
 今度は,電気量販店からジューサーも買った。いよいよ,味わいのあるジュースの登場?となる。
 ベジタリアンにはなれないが,父親のいない寂しさを高校で味わった自分としては,子供と女房の
ために健康に注意しようと思うこの頃でーす。
行事が多かど(1998,10,19) 
 9月から11月頃はどうしてこんなに行事が多いのだろう。子ども会,校区,集落,そして市全体の行事と色々ある。グラウンドゴルフ大会や陸上関係などなど・・・。
 子供は,部活やスポーツ少年団の練習・試合等があり,夜は疲れていつのまにか寝ていたりする。自分も色々役があったり,仕事で遅かったりで,子供も親も余裕がなくて,ストレスがたまっていそうだ。
 たまには,家族でのんびりキャンプでもしたいが・・・。土・日が忙しい!
 畑もまた草が伸びてきたぞー。油断ができないのが畑の草たち。草刈りもしないといけない。
 こんなに行事に追われていていいのかとふと思ったりする。
 稲が普通作の昔なら,今頃が一番忙しい時期。とても遊んでなんかおられんと,叱られたかもしれない。
 しかし,死んだ親父やおふくろ,祖父たちはよく田畑を荒らさず,たばこを耕作し,稲やサツマイモ,野菜と農業をしていたもんだと感心する。
 そうそう,先日昨年死んだおふくろの短い手記「私の一代記」と名の付いた文が見つかった。つぎは,おふくろのことでも書こうかなあ。
山鳩の姿を見ました(1998,9,12)…写真はこちらへ
 内布には,ホーホー ,ホッホー, ホーホー ,ホッホーと昼でも夜でも鳴く鳥がいます。内布に家を建ててからずーっとフクロウかなんかだろうと思っていたら,誰かが「あれは山鳩だよ」と教えてくれましたが,本当だろうかと実は疑っていました。
 8月のある日,自宅近くの「孟宗竹のてっぺんでこの鳴き声がする鳥がいる」と母ちゃんが言うもんでそっと覗いたら,やはり山鳩でした。
すかざす,一丸レフカメラのシャッターを押していました。まだ,フィルムが残っているので,現像に出していませんが,後で紹介します。
 9/17 案の定(あんのず),フィルムをプリントしてみれば,写真ならまだいいですが,スキャンしたものは,やっせませんでした。
 まあしょうがなかいねー。腕も望遠(300ミリまでしかない)もなかし…。
うれしい,鹿児島弁の会話
 内の母ちゃんの姉2人が金沢と大阪から帰ってきて,5人姉妹が久しぶりに勢揃いした。うれしいのが鹿児島を離れて20年以上経つのに田舎へ帰れば,鹿児島弁を忘れず,「ジャライネー」とか言いながらワイワイ話が盛り上がること。5人の体型の話も酒の肴にしながら,楽しい盆帰省のひとときでした。
 いっずいとでん,かごっま弁を忘るっななあー!姉さんたちゃ
−1998,8,17−
土曜参観に参加して
 今,20代の若者は周りの人とコミュニケーションをとるのが下手だと聞きます。話題も友達によって使い分け
ていると聞き,これからの社会を担う世代へ危機感を感じます。その傾向は,今の子供達の世代にもあるのか
もしれません。
 「習字」と「バレーボール」の授業を参観して,感想を記すのは難しい。ただ,自分たちの頃のように「中学校
生活を楽しんでいるかなあ」という気持ちで授業を参観しました。二女の「習字」では,静かに筆を走らせている
だけで,さすがにわからないけど,長女の「バレー」で動き回っている姿を見ると,今の子供たちの本来の姿は,
自分の頃とあまり変わらず,ほっとしました。
 今は勉強も大切です。しかし,一生つきあえる友人ができる10代から20代を有意義に生きて,人とのコミュ
ニケーションや「こころ」を大切にする社会人へ育ってほしいと思います。
−1998,6,17−
たぬきか,だんざ(あなぐま)が訪問−畑を荒すんなよ!
 今夜(6/17),外に出ていると(実は私,ホタル族です。),たぬきのような「だんざ」のようなものが,門口から
庭へドタドタと駆けて入ってきました。私は,少々腰が引けながら「ガーッ」とうなったら,しばらく暗闇に潜んで
いましたが,イヌマキの生け垣の隙間から逃げていきました。田畑を荒らしますが,何となく愛きょうのある姿
でした。
 たぬきたちは,夜に活動します。車からは時々夜に見ますが,身近に見れることはあまりありません。田舎じ
ゃっどなー。そいがよかとよー。「うなわいが!畑を荒らすんなよー!」
−1998,6,17−
PTA会長の大役を終えました
 花と緑の長屋小学校は,60人ぐらいの小さな学校ですが,「なかよく」,「かしこく」,「たくましく」を教訓として,
すなおで活き活きと元気いっぱいの子供たちばかりの学校です。
 PTAの役員を教養部副部長を皮切りに教養部長,副会長を経て会長を4年間務めさせていただきましたが,
今年ようやく役目を終えました。よか勉強だったと思います。
 しかし,子ども会育成会の役員を引き受けてしまいました。三女も後3年。子供のため,学校のため「ないか
せんなら」という極めて前向きな気持ちで望んでいます。
 ないごてかというと,やっぱい故郷「長屋」が好っじゃったろと,わがでは思っております。
 じゃっどん,今心配すっとは,親同士の交流が希有になったことや核家族化,意識の多様化で連帯意識が薄
れていることが,今子供の事件や事故が多発する中で,地域で子供を育てるという一番大切なものが,この田
舎でも少しずつ失われつつあるのではと,懸念しています。
 日々の生活に追われながらも,自分のことや家族のあり方,子供の育て方について「父ちゃんたっ」がお互い
語っ場を作った方がよかとではと思います。
−1998,5,28−


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