2003年12月分

音楽雑記帳

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12月25日(木) カールのおじさん

先日下界に降りて今年のCD屋さん「のぞきおさめ」をしてきました。

期間限定価格1,500円で売られていたDVD「アニマトリックス」に手がのびましたが、どうせ年末年始に見る時間ないだろっ、と自分に言い聞かせて購入中止。

ふとサウンド&レコーディング・マガジンを立ち読みしていたらなんとkarl bartosのインタビュー記事が載っているではありませんか。

しかも既に新作が発表されているぅ~!(それ、知らんかっとってんちんとんしゃん:古)

で、こちらは当然の如く即購入。

ジャケット(CDでもそう呼ぶのか)のデザインに、私は元クラフトワークのメンバーだ、という強い主張が込められていると感じるのは私の気のせいでしょうか。(苦笑)

それでは音の方はどうかと言いますと、、、

バタバタ師走で落ち着いて聴く時間がないんですーーー!

(泣)

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12月15日(月) 集中力減退か、それとも生でないからか

2回に分けて見たのですが未だに見終えることができません、peter gabrielのDVD「GROWING UP LIVE」です。

内容は素晴らしいのに、いやむしろ素晴らしく濃過ぎることが長く鑑賞し続けることを難しくしている気もします。

舞台装置や演出は前回のツアーを上回る手の込んだ仕上がりになっています。

恐らく生で舞台に接すれば自然に楽しく没頭できるのではと想像しました。

私の場合実は老化と鑑賞時に酩酊状態になることの相乗効果が集中力を維持できない真因である可能性も否定できないでしょう。(苦笑)

考えてみればどうせ生ではないのですから自分が見たい楽曲だけを好きな順番で見るというのもありなわけですね。

ビデオにはなかったDVDの優れた機能を有効に活用したこんな鑑賞法こそ今風(<死語か)で正しい(?)と言えるのかもしれません。

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12月7日(日) 賞味期限切れ!?

取り敢えず添付されている解説も読まずに21st CENTURY SCHIZOID BANDの「LIVE IN JAPAN」のDVDの方を見ました。(CDは未聴)

リードボーカル兼ギタリストの評価は棚上げするにしても何か釈然としません。

キング・クリムゾンの元メンバーらがそれぞれ熱演している様子は見てとれるものの音を聴いていても熱くなりません。

久しぶりに共演するに際して彼らに小遣い稼ぎ以外の動機がなかったからなのでしょうか。

収録されている曲順が当日と同一かどうか知りませんが最後の方でやっと見ながら盛り上がってきました。

単に私の耳が慣れただけではないとしたら、彼らの演奏家としての職人気質が無意識のうちに自身を本気にさせてしまったのかもしれません。

ここで演奏されている初期のキング・クリムゾンの音楽はいわゆるクラシックの影響も大きいです。

が、楽曲と演奏の関係に関してはクラシックとはまったく異なる様相を呈していると思います。

素晴らしい演奏家を集めて昔の楽曲を再演することに必然性が感じられない点がロックたる所以なのかもしれません。

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