霧島



     霧島酒造株式会社 宮崎県都城市下川東4−28−1
     ゲットした日:平成11年4月10日


  私の所属するゴルフコンペ「万の瀬会」の20周年記念で、人吉に1泊ゴルフ旅行に行った。
その顛末はクラウンGCをご覧頂きたい。
  人吉と言えば球磨焼酎(米焼酎)の産地である。宴会で焼酎を頼むと案の定球磨焼酎が出たのであるが、長老の「我々は芋焼酎しか飲まない!」と力強い発言で、無理に出させた芋焼酎が都城で出来た「霧島」である。
  芋焼酎は鹿児島ばかりではなく、宮崎県の南部、小林、都城、日南当たりでも作られている。昔はここらまで島津の勢力が及んでいたのを考えれば、至極当然のことであろう。
  この焼酎は20度と一般のものと比べるとアルコール度数が低い。そのせいか軽快な口当たりが特長のようである。お湯割りにすると芋の薫りがあまり出ず、我々には少々物足りないが、ロックや水割り系統でその味わいを発揮するようである。
考えてみると、宮崎県は芋だけではなく、麦、蕎麦などの焼酎王国であるので、そう言ったものに対抗するために、芋の薫りを押さえた焼酎作りになったのだろう。
  ちなみに、我々鹿児島県人は県境の霧島を鹿児島県の山と認識しているが、宮崎県人も自県の山と考えているらしい。日韓での「竹島」問題とはちょっと違って、それぞれ両県人は霧島を敬愛して止まないからであろう。

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