ハイカラさんの焼酎岩の泉
岩川醸造(株) 曽於郡大隅町岩川6557−6
Tel 0994−82−1151
ゲットした日 : 平成13年10月6日
目の保養だけと立ち寄った某有名DSなのだが、こらえ性が無くなり「1本だけ・・・」となってしまい、あれこれ物色を始めた。(^_^;) まだ飲んだこともないレギュラー酒を何本か選び逡巡していたのであるが、際立って安い値段の「ハイカラさんの焼酎岩の泉」に目が点になってしまった。(・_・) 「1150円 !?(しかし帰ってレシートを見たら1250円になっていた(-_-?) 嘘だろう! こんな値段を付けて、焼酎が可哀想じゃないか!」と憤慨しながら、しっかり握ってレジに運んでいた。 どうやら過度の怒りはそれまで自己を激しく律していた倫理観を瞬間的にフォーマットするようである。(^^ゞ)
最近は同じ岩川醸造の廉価版焼酎「おやっとさあ」が三遊亭歌乃助出演のCMで目を惹くが、以前はこの「ハイカラさんの焼酎岩の泉」がTV-CMでよく流れていたように記憶している。
ラベルは活字体の文字だけであるが、ハイカラさんすなわち明治時代のモダンな令嬢がシルエットにされたシールが貼ってある。
生で飲んでみると芋の薫りを抑えめにしたスッキリと軽い味わいであり、生でも充分飲み易い。
ロックにすると、生より一層飲みやすくなるのは当然であるが、後味に甘味がじんわりと出て来るようである。
お湯割りにすると、サッパリと軽快な味わいながら芋の存在感はハッキリと残っている。 爽やかで飲みやすい。
あらかじめ5:5程度に割り水したものを黒ヂョカで燗すると、サッパリとして甘過ぎず、キレの良い味わいに感じ、後味も爽快である。 愚妻に飲ました所、「これは飲み易い!」と唸ってしまった。
ライト感覚で飲み方の多様性にも合致し、料理との相性も良く万人受けしそうな焼酎で、レギュラー酒の鏡と言えよう。 クセが無く洗練された焼酎・・・まさしくハイカラである。 飲み方としては生が軽快な特長を一番良く出しているのだろうが、個人的にはお湯割り系統が好きである。
しょけ(肴)は水溜食品の島津梅。 厚めに切ってバリボリと噛むと爽やかな梅酢が広がり焼酎に良く合います。(^^)/
平成13年10月18日記載