2.ハーネス製作

ワゴンR RRのヘッドライトは、Hiビーム時にはLoビームが消灯する回路になっているため
HIDをLoビームに取り付けると、そのままではHiビーム時にHIDが消灯してしまい暗くなる
ことが予想された為に、Hiビーム側の+側よりダイオードでリレー回路に引き込む方法を
当初、実行しました。
しかし、ワゴンR RRのヘッドライト回路は、信号系がフロートになっているようであり、信号
に対してリレーがうまく動作しませんでした。(HiでもLoでも同時点灯してしまう)
最終的には、Hi及びLoの信号と電源系をリレー回路で絶縁して動作させることになりました。
リレー動作の回路は、スペース的に余裕のある右側から信号を受けています。

2−1.今回の回路ブロック図
 クリックで拡大版の回路図
注意:
ワゴンR RRのLoビーム電源ラインは、コモン(−)が赤に白ライン、+12V側が白に赤ラインとなっており
一般の常識で赤が+側と思っていたら間違いやすいので注意して下さい。
私も先入観で、赤側に+を接続しましたが、リレー回路を間に挟んでいたのでバラストを壊すことは免れました。
バラストをLoビームの電源から引く時にはバラストに直接逆電圧がかかりバラストを壊す危険性が高いの
で必ず極性を確かめてから接続しましょう。

H3Cバルブのコネクタ部分をリレーの動作側に取り出すためにカットし配線します。
1回目に製作したハーネスです。
左右別々に、15Aのリレー回路とHiビーム側からダイオードを介してリレー動作信号を受ける組み合わせで製作したものです。
最終的には、上記回路図のように変更となりました。

実車に組み込み後、変更後したため上記回路図のハーネス写真は
ありません。