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省エネ性能比較に役立つさまざまな制度

　　　　省エネラベリング制度

　2000年8月に「省エネラベリング制度」が日本工業規格（JIS）によって導入されました。
この制度は、家庭で使用される製品を中心に、省エネ法で定めた省エネ性能の向上を促すための目標基準（トップランナー基準）を達成しているかどうかをラベル（「省エネラベル」）に表示するもので、製品を選ぶ際の省エネ性能の比較等に役立ちます。
　省エネラベルには省エネ性マーク、省エネ基準達成率、エネルギー消費効率、目標年度の4つの情報が表示されており、カタログや製品本体、包装など、見やすいところに表示されます。

　　　省エネルギー型製品販売事業者評価制度

　省エネルギーに関する適切な情報を伝え、省エネルギー型製品を積極的に販売している家電販売店を「省エネ型製品普及推進優良店」として、その活動を広く情報提供することで省エネルギー型社会の構築に役立つことを目的とした制度です。「省エネ型製品普及推進優良店」と決定された店舗は、シンボルマークを使用し、広報・宣伝ができます。

　　　　小売事業者表示制度

　平成18年4月に施行された改正省エネ法の中に、消費者との直接の接点である小売事業者の情報提供の取り組みが規定されました。これを受けて、小売事業者が製品の省エネ情報を表示するための制度が平成18年10月から開始されました。制度内容は、省エネラベリング制度、多段階評価制度、年間の目安電気料金（または目安燃料使用量）等を製品本体またはその近傍に表示するものです。

　　　　国際エネルギースタープログラム

国際エネルギースタープログラムは、世界7カ国・地域で実施されているオフィス機器に対する国際的省エネルギー制度です。製品の稼動時やスリープ・オフ時の消費電力（量）を基準の対象としており、エネルギー消費効率の良い製品のみが適合となるように基準値を設定しています。基準を満たした製品であることを確認し、届出を行うことにより国際エネルギースターロゴを製品等に表示することができます。

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