第4話 テストに臨む気持ちを切り替えよ!



 中学生,高校生をしていると期末テストは必ずやってくる。
 
最初に断っておくが…

「テストのためだけの勉強」は
「まくべん」が,本来目指すところではない。

定期テストや高校入試のためだけに「まくべん」があるのではない。

「まくべん」の野望は果てしなく大きい。

「中学や高校,そして大学や社会で,どのように勉強をしていけばよいのか」
それを考えるためにある。

テストのために頑張って,テストがすんだらサッパリ忘れる。
入試があるから,また頑張って,合格したら,また忘れる。
会社に入るために努力して,入社できたら適当に働く。

「まくべん」そんな,
「忘れる(捨て去る)」ことを前提とした
「無意味な勉強」のお手伝いする気はサラサラない。



 藤沢伸一という大学の先生は,
そんな勉強を
「ごまかし勉強」と言った。

「間に合わせ勉強」「一時しのぎ勉強」とも言うらしい。
「まくべん」も同感である。

中学をなんとか卒業するためにしている勉強ではない。
とりあえず高等学校に行ければよい…と考えて勉強するのではない。
中学時代の限られた3年間という,
とても貴重な時間をかけて,
他のやりたいことも我慢して,
遊びたい心も抑えて,
ワザワザ部活動も一定期間も休みにして,
せっかく「勉強」するのだ。

 それが「ごまかし勉強」でテキトーに・・・なんて,とても悲しいじゃないか。


 
せっかく興味を持って手にしてくれた「まくべん」である。
そして,読んでくれたアナタである。
 次回の定期テストから,
「テストに挑む気持ち」を切り替えてみようではないか。

「テストがあるから勉強する」ではなく,
「日頃から勉強している成果を,テストで試すのだ。」
「自分の日頃の努力は
今のところ,どれくらい自分の実力になっているのだろうか。
それを試してやろう」

という気持ちへの切り替えである。

 すると,ほら,なんだか・・・
「よし,今からでも間に合う。いっちょ,自分の全力を出してみるか」
という気分になってきただろう。

そんな読者には次のコーナーをささげよう。
 ならない人も,とりあえず読んでおけばいいんじゃない?
…である。