伊仙町役場収入役室の壁に何気なく掛かっている時計が、来年満50歳を迎えます。 この時計は奄美群島が、祖国に復帰した昭和28年に、全国町村会から町に贈られたものです。 その後今日まで、一日も休まず、収入役室の片隅でじっと時を刻みながら、町の歴史を見守ってきました。 高度経済成長時代に職員のボーナスがポーンと跳ね上がったときには眼が飛び出たかもしれません。 バブル期の金の潤沢さとその崩壊には、どんな感慨を持ったでしょうか? そして、21世紀の伊仙町の行く末をどう推測しているのでしょうか? 童謡の「おじいさんの時計」は100年間休まずに動き続けました。この時計もあと50年は町を見守ってほしいと思います。 |
ホームへ |
|