2001年2月の編集日記


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001.2.28
 今日で二月も終わり、明日は3月。奄美の高校の卒業式です。今日は一日中雨でしたので、明日の天気が心配。我が家の長女も実は卒業なのです。奄美は専門学校が一つあるだけなので、卒業するとほとんどの子が奄美を離れます。若いエネルギーが内地にいってしまうのです。地方は大かれ少なかれそうなのかもしれませんが、親の負担もさることながら、奄美の損失も大きいと思います。もっと専門学校やら大学などは誘致できないものでしょうか。沖縄にはあんなにいっぱい大学などがあり、優秀な研究者や学生が集まり、故郷を愛する人たちが日々切磋琢磨しています。もうこのあたりで、奄美もなんとかしたいですね。奄振の予算をこういうものに使えないものかと考えてしまいます。

 今日は、沖縄のテレビ局が一日中わがホライゾンを取材していきました。マングローブ、金作原、スタジオ、料理を取材している所の取材などなど。久留さんのお店「新穂花(あらほばな)」でニガウリ料理の取材だったのですが、終わった後も太クンはまだ、ご帰還ではありません。まったく!!。ちょいといっぱいなんていっておいていつもこれだからあきれます。沖縄ではゴーヤ。奄美はニガウリです。ちょっとずつ違って面白いですね、ニガウリ味噌料理とニガウリ天ぷら(これが、抹茶塩と食べると絶品)です。ニガウリの梅肉あえとニガウリアイスクリーム(これがまた、美味!)詳しくは、ホライゾン13号にレシピを書き込みますので、みなさん、こうご期待!(ゆ)。

デジカメを壊してしまった!

2001.2.27
 あ〜。やばいやばい。デジカメを壊してしまったみたい。今日、いい天気なので、ちょっと一枚と思ってシャッターを押そうとしたら、なんと、カードエラーと出てしまうのです。何回も何回もやってもやってもだめみたい。富士フィルムにも聞いたのですが、だめみたい。なにが原因かもわからないのです。あ〜。まずいな〜。
 なので、しばらくはこんな風にイラストをいれることしかできません。もう少し、調べてみますね。
 今日は、奄美博物館の高梨さんにお話を伺いました。名瀬市フワガネク遺跡が非常に面白いのだとつくづく思いましたね。夜光貝の貝さじの制作現場がみつかり、奄美でも7世紀前後には既に、ガラスのビーズをつけるほどの権力者がいたようで、これは、いままでの南島史を覆すほどの大発見だったのですが、これはホライゾン12号の読者のかたは、ご存知ですよね。


 今日は、14世紀頃、山城といって、海からの侵入者を山まで導いて戦ったという場所の話をお聞きしました。名瀬市にはこういう場所が45もあって、それは大和のものと違って小さい山城で、群集しているというところに大きな特徴があるそうです。なんと、これが国の史跡になるくらいの重要な価値があるというのです。フワガネク遺跡自体も同様。7世紀にはすでに奄美は都の高貴な人たちに珍しい物産を提供するところとして認識されていて、当時から琉球よりもはるかにおおくの人たちがここにやってきて交流をしていたらしいのです。そういった交流から奄美は急激に、いろいろなものが人や物資など流れてきたらしい

まだ、発表できないすごい話もきいてきましたが、これは、内緒。ただ、古代人は自然を読む才能に長けていて、奄美と徳之島の古生層に砂鉄やリュウキュウマツなどがあるという事を、熟知していたのではないかという点が非常に、面白かったですね。自然科学なくして、考古学はとけないのです。珍しい動物がいるという地は、珍しい環境とそこにひきつけられてくる人々がでてきてもおかしくはないわけです。まあ、こう考えると、奄美はこれからますます、面白いぞ!!と思うわけです。では、きょうも太君には登場してもらえませんでした。すみません。隣で、ネガ整理をしております。夕飯の支度をしなくっちゃ!では、また。(ゆ)


マングースと奄美大島

2001.2.26
昨日、鹿児島テレビで浜田太がマングース問題でテレビにでたせいか、あちこちから見たよといわれます。東京からも連絡がありました。全国放送だったんですね。本人は居眠りしながら、その時間に備えたようです。で、わたしは、こどもとすっかり夢のなか。あとで、ビデオをみることにします。マングースは、やはり一筋縄ではいかない。学習してしまうから、頭がいいのですね。かなり、用心深い事もわかったようです。一網打尽の計画だったようですが、さあ、今後環境庁はどういう手段を講じていくのでしょう。


さきほど、テレビ局の人から電話をいただきました。あの時間で、最高7パーセントだったようです。時間が深夜にしてはかなりいいような気がします
人が持ち込んだ移入種の問題は、マングースばかりではありません。ペットとして次々と日本に持ち込まれる様々な生物もやがては、大きな問題になる恐れがあります。将来の事をみすえて今を考えなくてはなりませんね。マングースだって、あの当時はハブ対策の救世主だったのではありますが
 で、若菜のママさん、浜田太は室長でありますが、編集長ではありません
 水曜日には、おきなわのテレビ局がホライゾンを取材しにきます。もちろん、奄美の取材がメーン。そのなかのひとつとして取材してくださるそうです。事務所は今、忙しいので、また、浜田太だけの出演となります。都会ではきっとみられないでしょうね
 では今日は、これでおやすみなさい。(ゆ)
 こんどは太クンに登場してもらいましょう。では、また
 

 ワイルドライフマガジンとアマミノクロウサ

 2001.2.25
 ご連絡し忘れましたが、アマミノクロウサギの特集が英国ワイルドライフマガジンに掲載されました。2月号です。日本の写真家がこの本に載ることはきわめて珍しく、アラスカで熊に襲われて亡くなった星野道夫さん以外には、なかったそうです
B  奄美大島の森の空撮、ルリカケス、オットンガエルなどが6ページに渡って紹介されました。この本は世界的にも大変有名なものですから、奄美が世界に紹介されたと言っても過言ではないかもしれません。世界遺産に匹敵する要素は十分もっているとは思うのですが、やはり、それをどう住民が理解し、今後につなげていくかにかかっているのかもしれませんね
@実は、この本に特集したいといってくれたのは、北海道に住む動物学者のマーク・ブラジル氏でした。新潮社のシンラと言う雑誌にアマミノクロウサギの記事が掲載されたとき、読んでくれたそうです。惜しい事に、シンラはその後廃刊。シンラに載ってから一年くらいもたって実現した話です。マークさんは奄美になんどか、来島していて、是非書きたいとの事でした。かれいわく、奄美のことを東洋のガラパゴスといういいかたがあるが、それはおかしい。それは、「もどき」であって、真のすがたではない。奄美は奄美でよい。とのこと。なるほどと思いましたね。(ゆ)





2001.2.24.
きょうは、朝から雨模様の天気でした。7時半子どもを三儀山体育館へ送って(バスケの試合のため)、10時半から、文化センターで京セラ名誉会長の稲盛さんの講演を聞き、デジカメの写真をメールで送るやり方を練習、その後紬サミット会場へ。全国の和装関係者の話が聞けるかなと思ったのですが、時間切れで全部はきかれずじまい。なんか、消化不良となりました。続いて懇親会にてファッションショーがありました。写真がそうです。デジカメはここ一番とおしてもなぜか時差があるのですよね。みなさんもそうですか。モデルが眠ってしまいました。しかたがないか
 これ、もしかすると、全国の新聞に出るかも。もちろんすべてではありませんが、実はわたし、共同通信の記者もやっているのです。アルバイトなので、あまり、仕事していませんが、ときどき奄美の記事が東京新聞や日本経済新聞、その他、京都新聞、埼玉、山陽などなど契約している社が奄美の配信をうけとってくれるときのみ、掲載されます。でも、デジカメ送信はじめてなので、苦労しました。写真部で、開けないなどどいわれ東京まで動員させてしまいました。やれやれ、もっと勉強しなくては。あ、これ、ないしょよ。会社に知られたら、まずいもの。ちょっと暗いよね。でも画像処理はしてだしましたよ。ご安心を
 沖縄では伝統工芸をアイターンの人がかなり盛り立てているようです。奄美でも早くそうなって欲しいなあ。だって、生産者は高齢者になるし、後継者も地元ではあまりいないのですよね。アイターンの方が奄美に気安くしていく方策も必要です。田舎から出て行く人、田舎に来る人。それぞれですね。わたしはきてしまったほう。さて、あなたは?(ゆ)

 



2001.2.23
今日はだいぶ読みやすくなったのではないでしょうか

今日はデジカメの練習でした。むむ、考えるより慣れろって言う感じですか。でもこの歳になるとなかなか思うようにいかないのですよねえ。遅遅とした歩む
というより、2歩進んで3歩下がるといった感じですね。そうそう、それで思い出したのですが、奄美の八月踊りには、こんな振り付けがあるそうですね。それが、不倫にはまってゆく女の人の気持ちを表現しているといったのは、広田さんでしたか。奄美のひとの表現力ってすごいなと思いましたね

やった〜。写真周りに文字を埋め込めました。水間さん見てる?できましたよ。そうそう、明日はきものサミット。本場奄美大島紬協同組合創立100周年で、島外から200人くらいの関係者がくるようです。これで、少しでも和装離れに歯止めがかかればいいのにと思いますね。
 上の写真はうちのスタッフ。ちょっとテストなので、ぴんぼけでごめんなさい。ほんとうはもっとかわいいのですが、次はもっといい写真をだしますね。今日は経理の女の子が新しくきました。阿世知さんというかたです。義理のおとうさんは阿世知三味線です。面白い話がこれから聞けるかも。では、ちょっとでかけなくてならないので、あとでまた


2001.2.22
今日は昨日より、あたたく、大声を出したいくらい!とわがスタッフはいってました。本日は打ち合わせがおおくて、実労がすくなかったです。それでこれから、残業になりそうです。3月4日に喜界島で、俊寛ジョギング大会、同11日にヨロンジョギングマラソン、、18日には沖永良部ジョギングマラソンが開催されます。3月になったら、つぎつぎですね。奄美の島々はもう、胎動をはじめましたよ。それで、今回はできたら全部いきたいなと思っています

スポーツ特集をする予定なので、いままでの写真では古くなってしまったので、取り直しと取材し直しです。楽しみ!スタッフの姉さん夫婦もヨロンマラソンに出場とか。今回はハザマかんぺいが出るそうです。記念マラソンにもあたるようで、楽しみ!でも
A すでに切符のあきがなく、船で行く予定。紬の取材もかねられればと考えていますが、まだまだ企画はこれからです。今、もっている仕事がまだまだきりがつかなくてですね。あ、でもきょう、イラストを書いてもらう依頼は完了しました。あと、鈴木さんにも連絡をしなくっちゃ。う〜ん。盛りだくさんをどう処理していけるか、これから煮詰めていきます。依頼原稿は、すでにお願いしてあるので、こちらもそろそろ、立ち上げなくてはなりません。でも、ほんとに天気がよくて、どこかへ行ってしまいたくなりました。明日は、デジカメを取り入れる方法を勉強する日
B 先生がやってきます。もう、頭がいっぱいになりますが、すこしづつ変わっていきますので、気長にお付き合いくださいませ





ほんじつは2001.2.21
今日はとても暖かい一日でしたね。古仁屋へいってきましたが、ヒカンザクラが
もう、葉桜になっていましたね。そりゃそうです。もう、2月も下旬ですものね。
ろそろ、スモモの白い花が咲くのではないでしょうか。これも、幻想的な美しさ
すよ。去年は里集落にいってきましたが、よかったですね
 実は今、ゆいネットという女性団体の会にいってきました。今日のテーマは、
月25日にある女性模擬議会の質問検討会でした。とりとめのないいろいろな
見が出たのですが、季節季節で次々と咲く花を植えていきたい、来島記念に観光客に植樹をしてもらう、社会人も入れる奄美の大学あるいはコミュニティー
J レッジの必要性、学童保育施設の必要性と援助、などなど、あちあち話は飛びながらとても有意義な時間を感じました。持ち寄ったおかしもピーナッツやら、い
ス だきものの虎屋のようかん。(これって3000円もするんですってね。これ、わた
しがもっていったのですが、某ビデオカメラマンのお土産)、タンカン、コーヒー
駄菓子、チョコレートなどなど多種多彩。お酒を飲むわけではないので、こん
ものです。う〜。わたしは、お好み焼きを食べていったばかりなので、コーヒー
すすっていただけでしたが、ははは、面白かった!。会員は療育研究の向井扶美さん(この人はすごく頭がいいひと。なんでもできちゃう。歯がたちません。)、
佐竹京子(さねんばなという女性雑誌を手掛けていたのですが、現在は同名
てづくりブティック経営)、時岡さん(子ども劇場代表、美人)、里さん(名瀬市役所企画調整課女性政策係)、西田テル子さん(アマチュアカメラマン)ほか2名てなメンバーでした。みんな、分野は違うけれど、たまあーに!こうやって寄り合うのです。それで、名称が「ゆい」(奄美では共同作業でいろいろな仕事をこなしました。)ネットとなったのです。奄美の女性は強いといわれてます。わたしも、こんな人びとからいろいろとエネルギーをもらいました。やあ、ではこんやも突然です
ェ これまで。いまから、明日のお弁当のおかずを買ってきます。明日はイラスト
書いてくれるというお姉さんが来る予定。この結果は明日、マタネ!!!(ゆ)






2001.2.20
今日はホライゾン編集室のスタッフを紹介しましょう
編集室長は浜田太、年齢47才、カメラマン兼営業で外の仕事が多いです
編集長は浜田百合子、同じく47才。ただし、夫である太より半年、お姉さん
なので、金のわらじをはいても探したい姉さん女房なのです
室長とは、形式上、女房の尻にしかれてたまるかとの考えから自分で考
出したもので、つまり、二人はいつもけんかが絶えないのです
まあ、編集者とカメラマンはどこでもそうなのらしいのですが、お互い
意見を言い張るものですから、仕方がないのかもしれません。夫婦だから
遠慮もへったくれもありません。で、これを書いているのは、じつは、わ.た.し.
もちろん、編集を一手に担当しているわたしです。実は東京生まれの東
育ち。縁あって奄美にやってきました。でも、なんにもわからない!。
島尾敏雄の「死の棘」と「名瀬便り」を頼りに、伊豆大島と勘違いし
奄美大島に19年前にやってきたのです。それはそれは、日々葛藤でしたね
ことばもわからなければ、商売もやったことがないわたしでしたもん
そりゃないたものです。でも、そのとき思いましたね。やさしい奄美の本がほし
なあって。それが、今のホライゾンにいたるきっかけのようなもんです
泣いた分、切実だったんでしょうね。そのとき夫は、やはり、自分の写
を撮りたくてうずうずしていたのでしょう。やっと、アマミノクロウサギとい
被写体に出会ってきたものの、わたしたちの家庭は波乱万丈!!の連続
もう、一冊の本ができるかなってくらいです。あ、みんな、そうかもしれません
まあ、夫婦の話はまた、おいおいするとして、あと女性が2名。経理を主に担
する1人とデザインなどと雑務をする子。この二人はとてもなかがいいです。
でもなんと、あとわずかでそれぞれの理由で退社する予定なのです。ですか
今、求人中、今週中には経理担当の子を決定する予定です。う〜ん。毎日
不安な日々を過ごしています。それでは、明日、瀬戸内へ出かけるので
今日はこの辺で。!


.2001.2.19
今日は結構あたたかい一日でした。日下田さんも屋久島へ帰られましたが、メールが入っていて、びっくり。なぜかというと、我が家で鶏飯をご馳走したのです
ェ 小さい時、栃木で食べていたと言うのです。おかあさんが鶏のスープかけご飯
いっていたそうですが、奄美の鶏飯とそっくりだというのです。不思議なことがあるものですね。ほんとに、食はもうひとつの郷土史だとおもいます
B  さて、今日、奄美博物館の高梨さんに、ホライゾンで歴史編の古代から中世
担当していただくよう、お願いいたしました。高梨さんは、東京出身ですが、沖縄
に考古学研究にいっていたところ、沖縄を知るためには奄美を知らなくてはといってやっってきたのです。そして奄美のすごさに試合草々ノックアウトと言う感じで奄美に入れこんでいるかたです。始めはとっつきにくいのですが、話は雄大
ナ とても面白い。中山清美さんに続いて、彼によって奄美が考古学的にも注目さ
るでしょう。そうそう、奄美パークの館長は宮崎緑さんに決まりましたが、ホライゾ
ンでもインタビューさせてもらうことができそうです。若い人はご存知ないかな
そのときが楽しみです。では、今日はここまで。(ゆ)  プレビューを見たらなんだか読みづらくてすみません。どうして?もっと勉強しなくては。あ、今、デジカ
を使って写真とってます。そのうち、写真を添付しますから、しばらく、お待ちください。
浜田太、百合子は今年、年男と年女です。さて、何歳でしょ




2001.2.18
さて、また続いていく日々の暮らし。答えがなかなか見つからないまま、でも進んでいかねばならない苦しみがありますね。本ができたのが到達点であるわけではなく、意識が高まり、奄美が一番いい方法をみんなで模索していかねばならないのですね。みんなが共有できる見解とはどんな地点なのでしょうか
B  昨日、二次会の席ででた会話にはぞっとさせるものがありました。森や川がおととしあたりから、その多様な生命の流れが見られなくなってきたとの事。これは地球温暖化などの世界全体のことに関わる事かもしれないというのです。蜂がまったくみられなくなったり、アスファルトの林道をつくることにより、様々な生を生きるものたちがいなくなったり、していそうです。川もしかり。海もそうでしょう。その種そのものがなくなってしまうことも考えられます。今、奄美も本島にあやういというんです。くやしいですね。マングースのみならず、根本がなくなりかけているとは
B  自然本の次に、固有の文化が形成されてきた経過や、その文化をわかりやすいようにまとめてみたいです。でも、自然が前提。自然から人々は唄や踊り、服飾、料理、芸術などを創作してきました。民俗学ではなく一般びとの意識の流れをたどる奄美の文化入門篇をつくりたいです
B  昨日、あいさつで言い忘れたのは奄美からの情報発信であり続けること。奄美の人が、奄美で味わい、奄美を考え奄美の言葉で発信したいと思っています。ホライゾンもしかり、この「生命めぐる島奄美」しかり。これから奄美はどんどん情報を発信しつづけるべきです。わたしたちもなんとか、継続していきたい
B  そうそう、きのう女性用にと、ばしゃ山手作りのふくらかん、アンダギー、など
出しました。さねんの香りがきいていてとってもおいしかったです。
 これは、かさりの女性の試行錯誤の賜物。こんな感じの、いいものがつぎつ
でてくると奄美ももっと面白くなりますね。このことは、また、折をみて、提案しま
では、また。(ゆ

2001.2.17
今、かえって来ました。ちょっと飲んでいます。やっと肩の荷がおりました。生命めぐる島奄美出版記念講演会と祝賀会が終わりました。大島支庁長はじめ、行政
A 一般、勿論執筆者やスポンサーをはじめ、120名近くの方々が着てくださいました。日下田さんのお話はわかりやすく、林業だけ生きていた屋久島がそれに頼れなくなり、全体が国有林だったため、国が提案した世界自然遺産に登録することができたとのこと。それには住民意識の高揚が不可欠であること。などが話されました。奄美にも大いに考えさせられました。住民意識、これは屋久島憲章なるものをみれば、わかります。今ちょっと酔っ払っているのでまた、次の機会へ。え、2次会が久留さんの新穂花、3次会がいずみ。わかります?詳しくは明日ね。だって、眠たいんだもん。そうそう、重田弘雄(奄美の自然を考える会会長)さんが、いつもは寡黙なのに、きょうはとても饒舌だったです。服部正策先生も飲んでいました。あ、まだ飲んでいるかも。もう、おいて来ました。瀬戸内へ帰れないので飲み屋で夜明かしするかも。みんなよろこんでいてくださるのがうれしかったです
B もう、2時になっちゃうのでお・し・ま・い。ごめんなさい。つづきはあした。
また。みてね

2001.2.16
きょうは掲示板に書き込みをみつけ、とてもハッピーでした。日記をのぞいてくださる皆様、是非みたという足跡を残してくださいね。待ってマース
B で、きょうはまた面白い出会いでした。龍郷町戸口出身の出水沢藍子さんをご存知ですか。小説を書いている方で、今、鹿児島で一番元気と実力があるんではないかな。南海日日新聞の方のお見舞いに来られたらしいのですが、明日は龍郷町で教頭・校長対象に講演会をするそうです。彼女、病院の栄養士をされていたのですが、昨年で休職し、文筆業に専念するそうです。東京の出版社からもいろいろ依頼があるそうで、奄美の文化を伝達する意味で是非頑張ってほしいです。なんか、すこし、わたしも本音をいえて彼女からも本音みたいのが聞けていいい日でした。もちろん、今日は日下田さんがお見えになり、屋久島と同じくらい寒いといってました。屋仁川の北八で一杯飲んできました。今、かえったとこ。明日、講演会なので早々お開きです。出水沢さんと友人で佐竹京子もいっしょでした。彼女も面白い波乱万丈の人生。女性史で「さねんばな」を編集しているのですが、今は休眠中とか。女性史より、自分の自叙伝を書けばとみんなにいわれてました。同感!。そうそう、日下田さんは奄美、名瀬ですが、あまりに開けているのでびっくりしたとか。屋久島は2町あわせても14000人、人口の違いもあるけど、町に元気があるとおっしゃっていました。外から来る方にはそうみえるんですね。でも、最近不景気だといっても奄美は全国離島のなかでは、抜群に繁栄しているんですよ。沖縄は県庁があるため、離島とはいわないそうです。もっと、奄美が元気が出るようにみなさん頑張りましょう。奄美はこれから!ですよ
B
2001.2.15
 昨日はバレンタインデーだったんですね。忘れてました。あげるべき人もとりたてているわけではないので、ま、いいか
H さて、今日はイラストをいれる方法を勉強しました。うまくいくかな。デジカメも導入しますので、来週は乞うご期待
 さて、きょうの話題は、「きものサミットin奄美」。今年は本場奄美大島紬協同組合創立100周年。この記念すべき年に、全国の和装産地(京都、新潟十日町紬、山形米沢、群馬桐生、茨城結城紬など)が奄美に集まって、会議を開き、低迷する和装業界の打開策をさぐろうというもの。サミット会議とは、つまり、みんなに売れる着物をどうやったら提供できるかを考えようということですね。二十四日が会議の日です。10時半からは奄美文化センターで、京セラ会長で京都商工会議所会頭の稲盛和夫氏の記念講演会があります。題して、「人生について思うこと」!このタイトルなんだか笑っちゃいますよね。そのほかにも100周年記念して創作柄やコンテスト入賞作品など100点を展示、また、全国和装産地の逸品展や展示即売会もあるようです。奄美と紬は切っても切り離せないもの。紬で育った人たちは多いはずです。伝統と創作、2つを両輪にしてなんとかヒット作をつくりたいですね。全国の皆さん、紬を買うなら産地でどうぞ。最高物がお安い価
i で買えますよ。では、今日はこのへんで、また、明日!。(ゆ

2001.2.14
こんばんは。今日は、晩御飯前にかいてみますね
だって、またまた興奮しているのです
今、市役所から帰ってきたのですが名瀬市のみたこともない古い写真がいっぱいあって復帰四十周年記念につくった「満天の星のごとく…」でも出てこなかった写真がいっぱいねむっていたんですよ
B 実はわたしども、名瀬市勢要覧を製作中で歴史編のなかで使おうと担当の方にお願いしたんですよ
佐大熊の埋め立て前、名瀬中学校の一階建ての木造(ほとんど小屋という雰囲気)建築、永田橋市場、埋立地での闘牛
横綱朝潮の来島、小湊のサバニがずらっと並ぶ美しい海岸
どれもこれも、味があるんですねえ。担当者いわく
係のものの撮影だけではなく、公募したものも含まれてい
らしいのですが、借りっぱなしで誰のものかも今やわからず
著作権フリーで新聞社にも貸し出しているんだそうです
復帰50周年に向け、この宝をなんとかしたいと切に思った次第です

話はかわって、2月17日(土)中央公民館で、屋久島の屋久杉自然
館長の講演があります。午後3時〜。これは、ホライゾンが奄美の自然生態
入門書である「生命めぐる島 奄美」の出版記念として開くもの
県の発表では、奄美は今後世界自然遺産登録を目指す島と発表しました
地元は寝耳に水。で、それならば、同じ県内にあって自然遺産に登録し
屋久島の先例をきこうではないかと考えたのが発端
やさしく丁寧にいろいろ伺えると思います
一般のかたの聴講は大歓迎。私どもも問題点や、いい点を勉強しようと思います
質疑応答も受け付けますので、お気軽にお越しください
では、おなかもすいてきたのでとりあえず今日はこのへんで失礼
ホライゾン倶楽部にも是非、メッセージをお願いしますネ!。ではでは。(ゆ)
2001.2.13
いやあ、なんかけっこうこの編集日記を見て頂いているようで嬉しい限
です。これは、やめられませんね。あ、水間さん、いつも
お世話になってます
今日は、すごい方にお会いしました
里島さんといって、名瀬市身体障害者協会の会長さんでもあるのです
名瀬市バトミントン協会の会長さんでもあるのです
彼、子供を7人!育てながら自らは障害者バトミントン
日本代表になり、アジアでは2位という地位を持っている方なのです
障害者は現在名瀬市に2000人以上いらっしゃるのです
協会に入っているのは60〜70名程度
入る意義をみいだせないからではとのことです
名瀬市がもっと障害者に関心をもち、一般のひと
ふれあう機会がふやせればなあとおっしゃっていました
身体障害者日本選手権大会が奄美で開催できないか、働きかけ
しようと思っているらしいのですが、やはり、予算がかかる。
大都市の場合は民間ボランティアが動いてくれるのだそうです
奄美ではどこにもっていけばよいやらといううんです
なぜ、奄美へときくと、奄美は階段やエレベーター
使うような大きな施設がないので
反対に段差がないのだそうです。勿論、この大自然
奄美びとの人情が根底にあってのことなのです
障害者にもやさしい亜熱帯の人と自然であれば夢の島ですね
ただし、せっかく行政や民間
つくってくれたトイレなどもどこにあるのかもわからないのが
の現状なのでせめて、パンフくらいはほしいといってましたよ
え〜とサーモンあんどガーリックのかた
もしかして担当ではなかったかしら。今日うちの従業員
郵便局でお姿をお見かけして喜んでいました
昼の真面目な顔もみてみたいものですが
あ。、すっかり話がこんがらかってしまいましたね
里島さん、タンカンありがとう、なんかわたし
がんばらなくっちゃと思いました。
帰りに花ろまんの安田謙誌さんのところ
ホライゾンの件で寄って、さねんでつくった香が芳しいはがきを」いただいちゃいました
(次回は草木染め体験です。こう期待!。)でも、なんか、いただいてばかり
おもわないでね。ちゃんと黒砂糖と鈴木えいすけさんの絵はがきをお土産にしたのですよ
リュウキュウアイの花はすずやかな薄紫色でしたね。撮っておいてよかった
この花、年季がはいってから咲く花というのです。、うれしいかぎりですね
夜、子ども劇場のおじさん2人のお芝居をみなが
中年男性の面白さと美しさに感動いたしました。
明日はどんなかたにお会いできますか。…
ではまた、明日。(誤字脱字は勘弁してください。ほとんど
校正してません。)


。トイレ施設
2001.2.12
こんばんは。今夜、屋仁川という名瀬市の鹿児島天文館に次
規模といわれる飲み屋街で、若手唄者ライブ
ありまして、今帰った所です。う〜ん。瑞希ちゃんはかわいかったし
孝介は頑張っていたし、貴島くんはなにか、貫禄のようなもの
感じたし、朝崎郁恵の創作島唄「海美」を生で聞けて
ラッキー!でしたね。うーん、みんなよかった
それから司会をしたサーモンアンドガーリックさん、わたしゃファン
なってしまいましたよ。で、彼等が市役所職員だとはまたま
びっくり。また、「あしび」に遊びに行きたい!と思いましたよ
ホライゾンでも今回のことは書こうかなと思っています
若手唄者中心なので気取りがなく、着物でなく、ジーンズだったり
帽子(とはいわないのかな?)かぶってたりが、かっこよかった
孝介がいってたけど、彼が島唄をはじめたのは元ちとせ(特別出演してた
や里アンナがかっこよくうたってたから。今日の孝介や瑞希ちゃん
かっこいいといって島唄を始める子もいるかもしれないのですね。
若い子が島唄歌っているの
かっこいいと言う時代がやってきているんですね。
先日も大島郡高校文化祭で奄美高校生が島唄や六調太
をやってすごい感動をみんなに与えていたのです
今、島唄の芽が育ってきている感じがします。是非、またこんな企画
やってほしいですね。「あしび」の空間もよかった。
里国隆うじもこんな感じで歌い、喝采を浴びていたんだろうな
朝崎さんのお姿を拝見しながら二重写しになってみえました
なんか、とりとめないのですが、今夜は島唄の胎動を感じた貴重な一
でした。。朝崎さんの創作島唄は、ジャンベのリズムが
とってもあっていました。もっといろいろ聞かせてくださいませ
ではまた、明日


2001.2.11
こんばんは。一日に二度も日記にむかっています
こんなこと無精なわたしには今までなかったこと
むむ、すこしづつのめりこみつつあるのか
今日はかなりの量の新聞切り抜きを終えました
これらはホライゾンの企画を考えたり、資料になったり
とても役立つのです
話は変わって今日、市美展にいってきました。小学生
絵画のなんと面白かった事!タイトルのつけかたもいいですね〜
いつからかっこつけるようになってしまうのでしょう
それからやはり、日本画ではじめて大賞をとった中村哲郎さん
「春浅し」はいいですね〜。あの波しぶきを大島紬にデザインできないか
思いましたね。中村さんのおかあさんは、紬織りの伝統工芸士
中村さん、いかがでしょう!きっと素晴らしいものができますよ
紬組合のかたにいってみようかな。そうそう、次号ホライゾンは、紬特集だっけ
島々の紬の歴史や想いも取材する予定です。紬組合百周年に役
立てればいいなあと思っています。では、また明日。おやすみなさい
2001.2.11
昨日は、休んでしまいました。すみません
今、新聞の切り抜き作業をしてまして、毎日やればいいの
ついついためてしまいがち。でも、あらためて読み直す
なかなかためになるのです。昨日、テレビで風力発電
採用しているドイツのことを放映していました。
いろいろ問題はあると思うのですが、奄美でも参考にならないかな
おもっていたところ、今日、鹿児島都城で既に商品開発しているの
読み、びっくりしました。太陽エネルギーも考えられるかもしれません。
アマシン予算をつぎ込んで、奄美が自然エネルギーの島になれた
自然遺産とともに、世界中から関心がよせられるはず。
みなさんは、どう思われますか


2001.2.9.
カケロマ島に鈴木えいすけさんというかたがいまず
アイターンで、とても素敵なイラストを書いているのです
それが、絵はがきになっていて、ホライゾン編集長は、べたぼれ
鈴木さんにも、なんとかホライゾンにご協力して頂けないか
考えているのです.。イラストつきメッセージとか、アイターン絵日
とか。奥さんが天然酵母のパンをつくっていて。カケロマの生間
などで販売。これがまた、うまいのです。一度みなさん、生間までいっ
買ってください。なんて、コマーシャルをしたくなるくらいおいしかったです
鈴木さん、ご馳走様、ありがとうございました
う〜ん。いい企画考えなくっちゃ。(ゆ)
今日、ホームページビルダーのマニュアル本を購入。もっとホームページ
面白くしたいと思っています。応援してね!

2001.おなじく2.8.
追加です。次回より、歴史編を立ち上げたいと思ってます。奄美の歴史
関する素朴な疑問、調べてもわからなかったことなどなんでも編集部まで
聞いてください
奄美の歴史研究家、弓削政巳さんがお答えしますよ
彼は、大のコーヒー好き。今日も編集部に立ち寄り、アラジンのコーヒー
おいしそうに飲んでいかれました。
(ゆ)

2001.2.8.
昨日、「もう一つの郷土史ー食」の打ち合わせをして
ました。今回は、ニガウリ。ニガウリ料理を4品掲載す
予定です。アイス、てんぷら、梅肉合え、味噌料理です
。おいしそうでしょう?乞う、ご期待です。!(ゆ)
2001.2.7
とりあえずはじめてみます
いつまでつづくやら