001.2.28
今日で二月も終わり、明日は3月。奄美の高校の卒業式です。今日は一日中雨でしたので、明日の天気が心配。我が家の長女も実は卒業なのです。奄美は専門学校が一つあるだけなので、卒業するとほとんどの子が奄美を離れます。若いエネルギーが内地にいってしまうのです。地方は大かれ少なかれそうなのかもしれませんが、親の負担もさることながら、奄美の損失も大きいと思います。もっと専門学校やら大学などは誘致できないものでしょうか。沖縄にはあんなにいっぱい大学などがあり、優秀な研究者や学生が集まり、故郷を愛する人たちが日々切磋琢磨しています。もうこのあたりで、奄美もなんとかしたいですね。奄振の予算をこういうものに使えないものかと考えてしまいます。
今日は、沖縄のテレビ局が一日中わがホライゾンを取材していきました。マングローブ、金作原、スタジオ、料理を取材している所の取材などなど。久留さんのお店「新穂花(あらほばな)」でニガウリ料理の取材だったのですが、終わった後も太クンはまだ、ご帰還ではありません。まったく!!。ちょいといっぱいなんていっておいていつもこれだからあきれます。沖縄ではゴーヤ。奄美はニガウリです。ちょっとずつ違って面白いですね、ニガウリ味噌料理とニガウリ天ぷら(これが、抹茶塩と食べると絶品)です。ニガウリの梅肉あえとニガウリアイスクリーム(これがまた、美味!)詳しくは、ホライゾン13号にレシピを書き込みますので、みなさん、こうご期待!(ゆ)。
2001.2.27
あ〜。やばいやばい。デジカメを壊してしまったみたい。今日、いい天気なので、ちょっと一枚と思ってシャッターを押そうとしたら、なんと、カードエラーと出てしまうのです。何回も何回もやってもやってもだめみたい。富士フィルムにも聞いたのですが、だめみたい。なにが原因かもわからないのです。あ〜。まずいな〜。
なので、しばらくはこんな風にイラストをいれることしかできません。もう少し、調べてみますね。
今日は、奄美博物館の高梨さんにお話を伺いました。名瀬市フワガネク遺跡が非常に面白いのだとつくづく思いましたね。夜光貝の貝さじの制作現場がみつかり、奄美でも7世紀前後には既に、ガラスのビーズをつけるほどの権力者がいたようで、これは、いままでの南島史を覆すほどの大発見だったのですが、これはホライゾン12号の読者のかたは、ご存知ですよね。
今日は、14世紀頃、山城といって、海からの侵入者を山まで導いて戦ったという場所の話をお聞きしました。名瀬市にはこういう場所が45もあって、それは大和のものと違って小さい山城で、群集しているというところに大きな特徴があるそうです。なんと、これが国の史跡になるくらいの重要な価値があるというのです。フワガネク遺跡自体も同様。7世紀にはすでに奄美は都の高貴な人たちに珍しい物産を提供するところとして認識されていて、当時から琉球よりもはるかにおおくの人たちがここにやってきて交流をしていたらしいのです。そういった交流から奄美は急激に、いろいろなものが人や物資など流れてきたらしい
まだ、発表できないすごい話もきいてきましたが、これは、内緒。ただ、古代人は自然を読む才能に長けていて、奄美と徳之島の古生層に砂鉄やリュウキュウマツなどがあるという事を、熟知していたのではないかという点が非常に、面白かったですね。自然科学なくして、考古学はとけないのです。珍しい動物がいるという地は、珍しい環境とそこにひきつけられてくる人々がでてきてもおかしくはないわけです。まあ、こう考えると、奄美はこれからますます、面白いぞ!!と思うわけです。では、きょうも太君には登場してもらえませんでした。すみません。隣で、ネガ整理をしております。夕飯の支度をしなくっちゃ!では、また。(ゆ)
2001.2.26
昨日、鹿児島テレビで浜田太がマングース問題でテレビにでたせいか、あちこちから見たよといわれます。東京からも連絡がありました。全国放送だったんですね。本人は居眠りしながら、その時間に備えたようです。で、わたしは、こどもとすっかり夢のなか。あとで、ビデオをみることにします。マングースは、やはり一筋縄ではいかない。学習してしまうから、頭がいいのですね。かなり、用心深い事もわかったようです。一網打尽の計画だったようですが、さあ、今後環境庁はどういう手段を講じていくのでしょう。
さきほど、テレビ局の人から電話をいただきました。あの時間で、最高7パーセントだったようです。時間が深夜にしてはかなりいいような気がします人が持ち込んだ移入種の問題は、マングースばかりではありません。ペットとして次々と日本に持ち込まれる様々な生物もやがては、大きな問題になる恐れがあります。将来の事をみすえて今を考えなくてはなりませんね。マングースだって、あの当時はハブ対策の救世主だったのではありますが
で、若菜のママさん、浜田太は室長でありますが、編集長ではありません
水曜日には、おきなわのテレビ局がホライゾンを取材しにきます。もちろん、奄美の取材がメーン。そのなかのひとつとして取材してくださるそうです。事務所は今、忙しいので、また、浜田太だけの出演となります。都会ではきっとみられないでしょうね
では今日は、これでおやすみなさい。(ゆ)
こんどは太クンに登場してもらいましょう。では、また
2001.2.25
ご連絡し忘れましたが、アマミノクロウサギの特集が英国ワイルドライフマガジンに掲載されました。2月号です。日本の写真家がこの本に載ることはきわめて珍しく、アラスカで熊に襲われて亡くなった星野道夫さん以外には、なかったそうです
B
奄美大島の森の空撮、ルリカケス、オットンガエルなどが6ページに渡って紹介されました。この本は世界的にも大変有名なものですから、奄美が世界に紹介されたと言っても過言ではないかもしれません。世界遺産に匹敵する要素は十分もっているとは思うのですが、やはり、それをどう住民が理解し、今後につなげていくかにかかっているのかもしれませんね
@実は、この本に特集したいといってくれたのは、北海道に住む動物学者のマーク・ブラジル氏でした。新潮社のシンラと言う雑誌にアマミノクロウサギの記事が掲載されたとき、読んでくれたそうです。惜しい事に、シンラはその後廃刊。シンラに載ってから一年くらいもたって実現した話です。マークさんは奄美になんどか、来島していて、是非書きたいとの事でした。かれいわく、奄美のことを東洋のガラパゴスといういいかたがあるが、それはおかしい。それは、「もどき」であって、真のすがたではない。奄美は奄美でよい。とのこと。なるほどと思いましたね。(ゆ)
2001.2.24.
きょうは、朝から雨模様の天気でした。7時半子どもを三儀山体育館へ送って(バスケの試合のため)、10時半から、文化センターで京セラ名誉会長の稲盛さんの講演を聞き、デジカメの写真をメールで送るやり方を練習、その後紬サミット会場へ。全国の和装関係者の話が聞けるかなと思ったのですが、時間切れで全部はきかれずじまい。なんか、消化不良となりました。続いて懇親会にてファッションショーがありました。写真がそうです。デジカメはここ一番とおしてもなぜか時差があるのですよね。みなさんもそうですか。モデルが眠ってしまいました。しかたがないか
これ、もしかすると、全国の新聞に出るかも。もちろんすべてではありませんが、実はわたし、共同通信の記者もやっているのです。アルバイトなので、あまり、仕事していませんが、ときどき奄美の記事が東京新聞や日本経済新聞、その他、京都新聞、埼玉、山陽などなど契約している社が奄美の配信をうけとってくれるときのみ、掲載されます。でも、デジカメ送信はじめてなので、苦労しました。写真部で、開けないなどどいわれ東京まで動員させてしまいました。やれやれ、もっと勉強しなくては。あ、これ、ないしょよ。会社に知られたら、まずいもの。ちょっと暗いよね。でも画像処理はしてだしましたよ。ご安心を
沖縄では伝統工芸をアイターンの人がかなり盛り立てているようです。奄美でも早くそうなって欲しいなあ。だって、生産者は高齢者になるし、後継者も地元ではあまりいないのですよね。アイターンの方が奄美に気安くしていく方策も必要です。田舎から出て行く人、田舎に来る人。それぞれですね。わたしはきてしまったほう。さて、あなたは?(ゆ)
2001.2.23
今日はだいぶ読みやすくなったのではないでしょうか
今日はデジカメの練習でした。むむ、考えるより慣れろって言う感じですか。でもこの歳になるとなかなか思うようにいかないのですよねえ。遅遅とした歩む
というより、2歩進んで3歩下がるといった感じですね。そうそう、それで思い出したのですが、奄美の八月踊りには、こんな振り付けがあるそうですね。それが、不倫にはまってゆく女の人の気持ちを表現しているといったのは、広田さんでしたか。奄美のひとの表現力ってすごいなと思いましたね
2001.2.22
ほんじつは2001.2.21 今日はとても暖かい一日でしたね。古仁屋へいってきましたが、ヒカンザクラが もう、葉桜になっていましたね。そりゃそうです。もう、2月も下旬ですものね。 ろそろ、スモモの白い花が咲くのではないでしょうか。これも、幻想的な美しさ すよ。去年は里集落にいってきましたが、よかったですね 実は今、ゆいネットという女性団体の会にいってきました。今日のテーマは、 月25日にある女性模擬議会の質問検討会でした。とりとめのないいろいろな 見が出たのですが、季節季節で次々と咲く花を植えていきたい、来島記念に観光客に植樹をしてもらう、社会人も入れる奄美の大学あるいはコミュニティー J レッジの必要性、学童保育施設の必要性と援助、などなど、あちあち話は飛びながらとても有意義な時間を感じました。持ち寄ったおかしもピーナッツやら、い ス だきものの虎屋のようかん。(これって3000円もするんですってね。これ、わた しがもっていったのですが、某ビデオカメラマンのお土産)、タンカン、コーヒー 駄菓子、チョコレートなどなど多種多彩。お酒を飲むわけではないので、こん ものです。う〜。わたしは、お好み焼きを食べていったばかりなので、コーヒー すすっていただけでしたが、ははは、面白かった!。会員は療育研究の向井扶美さん(この人はすごく頭がいいひと。なんでもできちゃう。歯がたちません。)、 佐竹京子(さねんばなという女性雑誌を手掛けていたのですが、現在は同名 てづくりブティック経営)、時岡さん(子ども劇場代表、美人)、里さん(名瀬市役所企画調整課女性政策係)、西田テル子さん(アマチュアカメラマン)ほか2名てなメンバーでした。みんな、分野は違うけれど、たまあーに!こうやって寄り合うのです。それで、名称が「ゆい」(奄美では共同作業でいろいろな仕事をこなしました。)ネットとなったのです。奄美の女性は強いといわれてます。わたしも、こんな人びとからいろいろとエネルギーをもらいました。やあ、ではこんやも突然です ェ これまで。いまから、明日のお弁当のおかずを買ってきます。明日はイラスト 書いてくれるというお姉さんが来る予定。この結果は明日、マタネ!!!(ゆ) 2001.2.20 今日はホライゾン編集室のスタッフを紹介しましょう 編集室長は浜田太、年齢47才、カメラマン兼営業で外の仕事が多いです 編集長は浜田百合子、同じく47才。ただし、夫である太より半年、お姉さん なので、金のわらじをはいても探したい姉さん女房なのです 室長とは、形式上、女房の尻にしかれてたまるかとの考えから自分で考 出したもので、つまり、二人はいつもけんかが絶えないのです まあ、編集者とカメラマンはどこでもそうなのらしいのですが、お互い 意見を言い張るものですから、仕方がないのかもしれません。夫婦だから 遠慮もへったくれもありません。で、これを書いているのは、じつは、わ.た.し. もちろん、編集を一手に担当しているわたしです。実は東京生まれの東 育ち。縁あって奄美にやってきました。でも、なんにもわからない!。 島尾敏雄の「死の棘」と「名瀬便り」を頼りに、伊豆大島と勘違いし 奄美大島に19年前にやってきたのです。それはそれは、日々葛藤でしたね ことばもわからなければ、商売もやったことがないわたしでしたもん そりゃないたものです。でも、そのとき思いましたね。やさしい奄美の本がほし なあって。それが、今のホライゾンにいたるきっかけのようなもんです 泣いた分、切実だったんでしょうね。そのとき夫は、やはり、自分の写 を撮りたくてうずうずしていたのでしょう。やっと、アマミノクロウサギとい 被写体に出会ってきたものの、わたしたちの家庭は波乱万丈!!の連続 もう、一冊の本ができるかなってくらいです。あ、みんな、そうかもしれません まあ、夫婦の話はまた、おいおいするとして、あと女性が2名。経理を主に担 する1人とデザインなどと雑務をする子。この二人はとてもなかがいいです。 でもなんと、あとわずかでそれぞれの理由で退社する予定なのです。ですか 今、求人中、今週中には経理担当の子を決定する予定です。う〜ん。毎日 不安な日々を過ごしています。それでは、明日、瀬戸内へ出かけるので 今日はこの辺で。! .2001.2.19 今日は結構あたたかい一日でした。日下田さんも屋久島へ帰られましたが、メールが入っていて、びっくり。なぜかというと、我が家で鶏飯をご馳走したのです ェ 小さい時、栃木で食べていたと言うのです。おかあさんが鶏のスープかけご飯 いっていたそうですが、奄美の鶏飯とそっくりだというのです。不思議なことがあるものですね。ほんとに、食はもうひとつの郷土史だとおもいます B さて、今日、奄美博物館の高梨さんに、ホライゾンで歴史編の古代から中世 担当していただくよう、お願いいたしました。高梨さんは、東京出身ですが、沖縄 に考古学研究にいっていたところ、沖縄を知るためには奄美を知らなくてはといってやっってきたのです。そして奄美のすごさに試合草々ノックアウトと言う感じで奄美に入れこんでいるかたです。始めはとっつきにくいのですが、話は雄大 ナ とても面白い。中山清美さんに続いて、彼によって奄美が考古学的にも注目さ るでしょう。そうそう、奄美パークの館長は宮崎緑さんに決まりましたが、ホライゾ ンでもインタビューさせてもらうことができそうです。若い人はご存知ないかな そのときが楽しみです。では、今日はここまで。(ゆ) プレビューを見たらなんだか読みづらくてすみません。どうして?もっと勉強しなくては。あ、今、デジカ を使って写真とってます。そのうち、写真を添付しますから、しばらく、お待ちください。 浜田太、百合子は今年、年男と年女です。さて、何歳でしょ 、
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