鶴丸城御楼門

鹿児島の島津の居城の楼門の復元計画があり製作の依頼を受けました。
縮尺は1/50でかなり詳細を作りこまなければならず知恵を絞りました


 
全景  石垣の表面は発泡スチロールで目地を付けて汚し塗装をかけています。    入母屋作りの破風もしっくい仕上げですので白い塗装です。


 
石橋の欄干の銅製ぎぼしです。
石橋はアクリル板に塗装をして玉吹きして石の質感を出しました。
銅板製のしゃちほこの表現です。NC装置で数枚の1mmのプラ板の彫刻とカットの組み合わせで表現しました。



プラスチックの板をNCマシンで加工して瓦を作っています。
この加工が終わった直後にNCマシンの駆動モーターがご臨終でした。(25年くらい使っていますが頑丈なものです・・・MIMAKI製はすごいです)
日本のMIMAKIは実にすばらしい工作機械メーカーです。当社にはこのメーカーの30年以上前のカティングシートを切る機械もまだ現役で動いています。


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