愛知県   yama−san@名古屋 さん シーカヤックS5(LPSKS5-3P)  2006.5.10

00035:晴れているときの若狭はこんな感じです

07156:途中に有った通りぬけ可能な洞窟


07163:無人の砂浜に上陸し小休止


07172:岩の間をすり抜けて岬越え


07190:霧はますます濃くなってくる


07198:途中、上陸したり遊びながらで約1時間、帰りは休憩無しで楽に漕いでも
2.5kmを30分弱




進水式+初ツーリング

5/6朝から福井県常神岬の根元近くにある塩坂越へ、カヌーのお仲間と
行ってきました。
夏の若狭のイメージとは全く違い、霧が濃くて小雨もぱらついていましたが、
風も弱く、ほんの少しうねりが有るだけで問題なく進水式が可能でした。

私はいつも安定性の良い「ダッキー」ばかり乗っているので(シーカヤックは
ほぼ1年ぶり)、LPSKS5−3Pに乗った最初の印象は、見た目(幅54cm)
どうりで結構グラグラするな〜という感じでした。
しかし、15分も乗りまわしているとコツがつかめてきました。

わざと左右に倒しこんでみると、ある程度まではスーと傾いて行くのですが
(最初はこれが怖い)、そこからはグッと踏ん張る感じになるので、くるりと
簡単にひっくり返るということは無さそうです。
(暖かくなったら、一度沈するまで倒して限界を試してみます、笑)

これが分かってからは、肩の力を抜いて、腰でバランスを取れば大きく
ぐらぐらすることも無くなりました。
また、シート左右の板が斜めに上がっているので尻の位置がピタリと
決まってフネとの一体感が得られやすいと思いました。
(私は172cm、68kgの中肉中背の体格です)

少しなれれば、普通に乗りまわせるようになり、洞窟や岩場の通りぬけにも
挑戦しながら楽しむことが出来ました。

漕ぎについては、軽く漕ぎ始めるだけでススーと簡単にスピードが乗る感じです。
漕ぐのをやめても、そのまま惰性で進んでからゆっくりとスピードが
落ちて行きます。

当初は少し漕ぐだけのつもりでしたが、遊びながらスイスイ漕いでいく
うちに2.5km(回り道しているので実際は3kmぐらい)先の世久美港
まで行ってしまいました。

帰りは休まずに、軽く普通に漕いでいると2.5kmを30分弱で
(ほんの少し向かい風)帰ることが出来ました。
この日は往復で5km強を漕ぎましたが、疲れるということも全くありません
でした。

ただ、幅の大きなシーカヤックに比べると、振りかえりながら写真を撮ったり、
物を手に取ったりするときや、出艇や上陸時にコクピットから足を片方ずつ
入れたり出したりするときに、オットットという感じになるので
(乗り沈、降り沈に)注意が必要です(笑)。
波や風があると、どういうクセになるのかはまだ分かりませんが、少しづつ
いろいろ試してみようと思います。

シーカヤックはまだ初心者なので、このフネを完全に乗りこなせるように
早くなりたいと思っています。
入来院さんのおかげでLPSKS5−3Pという海遊びの頼もしい相棒が
出来ました。長く楽しめそうです、ありがとうございました。

ダブル用コクピットについては...子供を乗せるのなら、もう少し
安定性が有る方がリラックスできて良さそうですね〜、笑。

完成時の様子
http://homepage2.nifty.com/rindou/canoe/funezukuri/funezukuri7.htm

写真はメールで送らせていただきます。

yama−san@名古屋

写真説明
00035:晴れているときの若狭はこんな感じです
07156:途中に有った通りぬけ可能な洞窟
07163:無人の砂浜に上陸し小休止
07172:岩の間をすり抜けて岬越え
07190:霧はますます濃くなってくる
07198:途中、上陸したり遊びながらで約1時間、帰りは休憩無しで楽に漕いでも
2.5kmを30分弱




入来院 様

一緒に進水式に付き合ってくれた方から写真が届きました。
前も後ろも良い感じに沈んでいますね。
コクピット付近の喫水は写真で見ると、自分が思ったより深いんですね〜。
デッキも低いので、風の影響も少ないのでしょうか?
自分の漕いでいる写真を見て、ようやく良く分かりました(笑)

yama−san@名古屋



yama−san@名古屋さん  完成おめでとうございます。
進水式+ツーリング楽しかったようですね。

随分景色がいいところでカヤッキングしていますね。
お友達からの画像を拝見しましたが
喫水線もベストの位置にきているようです。

独特の船体形状で傾けたときに踏ん張ってくれますので
慣れれば安定した漕ぎができます。

シーカヤックは全長と巾のバランスを考慮して
喫水線を決めています。
浮力が効きすぎた「たらい舟」ではうねりが大きいと
かえって沈しやすくなります。

体重が軽い人は前後のハッチ内に砂袋を積んで
喫水を調整してみたらよいと思います。