NEC Mate MY28/G-D のマザーボードコンデンサ交換
NECのデスクトップマシン Mate MY28/G-D を使用していましたが、ある日突然起動しなくなってしまいました。
電源は入るもののBIOS画面も出ない状態で復帰は難しそうです。
サーバーとして使用していたので、急きょ同系列マシンを調達してネットワークに復帰させましたが、
動かなくなったマシンを捨てるのも勿体ないのでいろいろ調べてみました。
ネットで調べると、マザーボードの設計のせいでコンデンサが破裂しやすいらしいです。
媒体を開けて調べてみると、チップセットのヒートシンクの脇の2つのコンデンサの頭部が膨らんで液が染み出しています。
1000μF 10v、1500μF 6.3v の2個でした。
ハンダ付けは得意ではありませんが駄目もとでコンデンサ交換に挑戦してみました。
部品は近くでは売っていないのでヤフオクで入手しました。送料込みで700円ほどでした。
都会はあまり好きではありませんが、こういう時は都会の人がうらやましくなります。
入手したコンデンサです。
1000μF 10v、1500μF 10v です。1個は電圧が違いますが大きい分には構わないらしいので良いでしょう。
交換は1時間ほどで完了しました。
コンデンサ交換後のボードです。
外したコンデンサです
仮組みして電源を継いで見ると見事立ち上がりました。v(^_^)v
修理しなくてもオクをあされば完動品のボードが3000〜4000円で入手できたり、完動品の本体が1万円以下で入手できるので、あまり修理する意味はないのでしょうが、自分的には満足したのでいい事にします。
今回はコンデンサ2個だったのでよかったですが、これが10個とかだと交換する気にもならなかったかも知れません。
【注意】
この改造は福太朗が行ってたまたま成功したものを紹介しているもので、これを保証するものではありません。
このような改造をすると、メーカー保障は受けられなくなりますし、コードや部品類を破損したり、発火したりする可能性があります。
改造を行う場合は自己責任で行ってください。
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2010/4/16