鎮魂譜134
137億61歳?の記憶と記録
2010/1/25(ciki=月) 旧12/11


☆ 週刊文春の1月28日号(63p)

きのうの与論島クオリア(1/24)
向いの楠田書店で早速立ち読み、いや買ってきた。
なんと、あの福岡サン、全国版であまみ庵の宣伝マンに・・・
大量のご購入だったので、「カッパ・ブックス」はオマケした、そのお返し?

(^ム^)

『週刊文春』のホームページ
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^

『週刊文春』2010/1/28号「福岡ハカセのパラレルターン」
〜やわらかなサイクル〜(63p)

 ▼ こんな町なら住んでみたいなと思う場所がある。
奄美大島名瀬。
通りを歩くと生暖かい風とほどよい湿り気を感じる。
アーケードの商店街とそこに通じる街並は懐かしい匂いがする。
なんだか日本ではなくてアジアの小都市にいるようだ。

 福岡ハカセが特別すばらしいと思うのは、とある街角にある「あまみ庵」。
蕎麦屋のような名前だが、れっきとした本屋さんである。
それも独自の哲学を持った。

 店内は少々雑然としているが、その品揃えがすごい。
奄美の歴史や風土に関する数多くの専門書や資料。
地域の小出版社が出しているものもそろえられている。
島唄コーナーには、CDやテープ、DVD、そしてなによりも一般書が楽しい。
新しい本もあるけど、ああそういえば昔、これはやったなあ、でもちっとも分からなかった、というような本が並んでいるのである。
つまりあまみ庵の本棚には、本好きの「読書歴」の時間がそのまま流れている。
 
 店主、森本眞一郎さんが、自分で読んで面白かった本をたんに並べているだけかもしれない。
でもそれがなかなかの目利きぶりなのだ。
こんな本屋さんどこにもない。
そして必ず発見がある。
思わず加藤周一の『読書術』を手に取る。
そう、加藤さんはカッパ・ブックスも書いていたのだ。

 小さな町なのに、素敵な本屋さんの他、映画館もあるし、ラジオ局(あまみエフエム77・7MHz)まである。
ここでとっておきのイベントがあることを聞きつけ、福岡ハカセもおっとり刀で駆けつけたのだった。
奄美が生んだ歌姫、元ちとせさんのライブ。(後略)


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



このあと、アシビでの元ちとせのライブ評が続く。
このライブと打ち上げ、ワンも福岡サンと同席。
レアなドイッチェ・ワインでディープに酔った。
そのときの、勿忘草は「鎮魂譜101」(2009/11/12)にメモった。