うなぎ温泉うなぎ池

うなぎ池水深が61m、周囲が約4kmの湖です。周りを囲む直立した崖は、
ここが、かって噴火口の跡であったことを偲ばせています。この写真の右手前方が
うなぎ集落です。この集落には、下の写真に見るように、別府温泉にある地獄を思わ
せる硫黄泉がいたるところで噴出しています。この熱湯が温泉として利用されだした
のは、1750年代だといわれています。古くから、皮膚病に効くといわれています。実は、
私も子どものころ頭にできものができて、うなぎ温泉に通ったと母から聞かされたことが
あります。下の写真はスメと呼ばれる天然の蒸気かまどです。日常の煮炊きに使われ
ています。また、この地は征韓論の後、野に下った西郷隆盛がしばらく滞在したところ
です。その折、佐賀の乱に破れた江藤新平が西郷を訪れ、激論をかわしたといわれて
います。
スメ

うなぎ温泉の泉源 区営のうなぎ温泉
西郷が滞在したところ 西郷さんの石像


火力発電は石油など燃やして蒸気をつくりますが、地熱発電は地下から取り出した蒸気を利用するクリーンな発電方式です。
次は、山川発電所を紹介します。

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