中国ではどこに行っても広場があり、
凧上げ、太極拳、ダンスなど楽しんで
いる風景をよく見かける。中でもこの
天安門広場は、ガイドさんの説明によ
ると、50cm四方の敷石が百万枚敷き
詰められているそうである。したがっ
て、百万人集会が可能だそうだ。しか
し、まだそのような集会は持たれた
ことはない。天安門事件以後当局は
広場での集会をけむたがり、広場のあ
ちこちに花壇を作り始めたということ
であった。
天安門広場 
雨にけむる万里の長城  月から見える地球上の唯一の
建造物といわれる万里の長城
全長が6000kmといわれるだけ
あって、さすがにでかい。われわれ
が行ったところは、北京から車で
2時間くらいのところにある八達嶺
長城といわれるところである。中国の
観光地のどこに行っても見られる風景
であるが「千円、安いよ」売店のおば
さんたちは元気がいい。

内モンゴルにて  内モンゴルのフホホト郊外には大草原
が広がっている。どこまでもどこまでも
続いている。ここにくると中国の奥の
深さ、地球の広大さを実感する。馬に
乗ったモンゴルの青年たちがわれわ
れを迎えてくれた。地理で学習した
あのパオに泊まった。といっても、
観光客用の水洗トイレつきのパオ
である。羊の丸焼き、モンゴル式乾
杯(のどが焼けつくような強烈なお酒)
をご馳走になったが、次の日は、
正露丸のお世話になった。ここでは、
草原に沈む夕日をパノラマ撮影した
のだが、帰国途中で、内モンゴルで
撮影したフイルム1本を紛失して
しまい2度と見ることは出来なく
なってしまった。

 西安はシルクロードの起点として、栄えた街である。
今も、人口600万人を擁する大都市である。三蔵法師
が建立した大雁塔は線香の煙でむせかえっていた。
1974年に干害に苦しむ地元の農民が掘り当てた、等身
大の兵馬俑は世界中の人々を驚かせた。発見者の楊
さんは、今も元気で、訪れた観光客にせっせとサインを
するほどの有名人になっていた。また、隣には、玄宗
皇帝と楊貴妃がいっしょに過ごした別荘や華清池など
あり歴史フアンにはこたえられないところである。
兵馬俑スケッチ
玄宗皇帝と楊貴妃がすごした別荘  中国も自由経済の余波を受けて、ある程度の経済
活動は許されているようである。観光地の道路沿い
には、元気なおばちゃんの声が絶えることは
ない。「千円安いよ。」片言の日本語で話しかけ
てくる。はっきりと断らないと、どこまでも追いかけ
て.くる。また、値段も、値切るだけ値切らないと
高い買い物をすることになる。わたしは、
千円で5枚のTシャツを買って喜んでい
たら、友人は8枚まで値切って買って
いて、くやしい思いをした。
 黒龍江省の省都であるハルピンは、松花河が
流れ、ロシアに近いせいか、ロシア風の建物、
料理が目につく。かって日本から大陸へ渡る
玄関としてにぎわった大連とともに、日本人には
なじみの深い街である。しかし、このハルピン
には、731部隊が行った細菌研究、人体実験
施設の残骸が今でも残っていた。     
ハルピンの731部隊跡