1999年度の成績 | 阪神タイガース 24勝20敗 (第2位) 5月31日現在 |
巨人にサヨナラ負け (5月29日 巨人戦 2対3) 今まで、接戦をものにしてきたが 昨日は女神が巨人に微笑んだ。 先発のメイは荒れていたが、出来はそんなに悪 くなかった。松井にぶつけたので、松井が怒って さよなら3塁打を打ったということだろう。負ける 時はこんなものでしょう。しかし、サンデーモーニ ングでノムさんは、中継ミスを悔やんでいた。松 井の打球が右中間を抜けた時のことだ。この場合 は、カットに入るのは今岡でなければならない。 和田は肩が弱いから、キャンプでもそういう練習 うをしてきたはずだ。それが、まだ、実践でやれ なかったことに怒っていた。福原の続投も将来 の糧になると考えた。福原は、将来の阪神を背 負って立つエース候補だとも・・・・。 |
巨人に連敗 (5月30日 巨人戦 2対5) エースの藪を立てて必勝を期し たが、清水の3ラン一発に泣い た。攻撃もヒットは出るのだが、なかなかつ ながらない。打線も下降気味。連敗をしないと いわれてきたが、3連敗ということになった。 これで、5月が終わったが、まだ、貯金があ るのは、心強い。試合後のノムさんの言葉 「5月は、おもわぬ貯金ができたが、いよい よこれからが、大変な時期になるわ。」。 その通りである。先発陣の整備をいそが なければならない。後一つ、やぼやす の心配は、ブロワーズの復調である。 外角が打てるようになること。 |
ブロワーズの一発 (5月26日 中日戦 5対1) 不振を極めていたブロワーズに待望の一発 がでた。好調な阪神打線の中にあって、ただ ひとり、かやの外に置かれていたのだが、6 回に試合を決める3ランホームランを放った。 外野から四番を変えるべきとの声が大きく なっていたが、ノムさんは、「そう簡単に 人間を評価してはいけない。」として、 動かさなかった。これが、結果的に 阪神を救ったことになった。 先発の川尻は、肩の不調を訴えて降板。 このところの、川尻はピリットしたところが なかった。やはり、どこか悪かったのだろ う。しばらく休養して、また出直してきて 欲しい。先発陣は火の車だ。ニューフェイス の出現が待たれる。現れないと困る。 |
阪神は強いよ(星野監督) (5月27日 中日戦 6対7) 北陸シリーズ第3戦。四回 までに7点差をつけられ中日 楽勝の展開。ところが、今年 の阪神は簡単にあきらめな い。じわじわ追い上げて、8回1点差に詰より 宣を引っ張り出す。9回も驚異的な新庄の粘 り勝ちのヒットが生まれる。ランナー1.3塁、 バッターブロワーズを迎え、一打逆転のチャン スをつかむも後1歩及ばず、首位獲りはな らなかったが、見るものを感動させる すばらしい試合であった。 そして、出てきた言葉が、冒頭の星野監督 のコメントである。負けたが、満足感と すがすがしいさわやかさが残った。 |
接戦を制す (5月23日 巨人戦 3対2) 松井の2ランホームランで逆転 されたが、メイが6回まで追加 点を許さない。攻撃は巨人上原 に抑えこまれていたが、6回、和田と桧山の 連打で逆転する。そうなれば、阪神得意の中継ぎ の出番である。伊藤、遠山、福原、リベラときっ ちり仕上げて、首位中日に0.5ゲーム差に迫っ た。昨年までの貧打阪神が嘘のように生まれ 変わった。新庄・桧山が三振をしなくなった。 頼もしくなった。少々リードされても、きっと 逆転してくれるという期待を持たせてくれる。 次は、首位中日との対戦だ。まだ、首位に 立つ必要はないが、初戦をとればいうこと はないのだが・・・。貯金7。 |
首位の壁厚し (5月25日 中日戦 1対2) 阪神・藪、中日・山本両エース の投げ合いになった。北陸遠征 の第1戦は福井で行われた。あいにくの雨で 試合開始は1時間以上も遅れたそうだが、 好調同士の対戦とあって、超満員の盛況と なった。ゴメスの先制点を阪神が追いかける 展開になる。この日の阪神は、チャンスをこと ごとくダブルプレーで潰す。8回に新庄の2塁 打で同点に追いつくのが精一杯。9回に福原 が打たれて敗退。エースの藪で勝てなかっ たのは痛い。これまで、あまりにも順調に勝 ってきたのだから、こんな日もあるだろう。 福原は、野村監督によほど信頼されて いるようだ。でも、ちょっと使い過ぎじゃ ありませんか、ノムさん。 |
ガルベスひとりにやられる (5月21日 巨人戦 4対6) 吉田(豊)がこともあろうに、ガルベスに満塁 ホームランを打たれた。この試合はここで決 まった。そして、2番手の川尻も松井、高橋に 連続アーチを見舞われた。先発投手不足は深 刻だ。藪以外は投げてみないとわからない状 態である。中継ぎには、田村も帰ってきたので ある程度の目途は立てられるが、先発投手の 確保を最重点にやってほしいところだ。フロント もそこのところはわかっていて、ピッチャー探し にアメリカへ行ったようだ。巨人も調子を上げ てきた。中日もそれほどの勢いが感じられなく なった。だんご状態がしばらくつづくだろう。 とりあえず、5割をキープすることだ。 |
田村復活 (5月22日 巨人戦 4対3) ローテーションの谷間(じゃなくて先発投手 不足)の竹内もそれなりに投げた。しかし、 圧巻は、巨人の誇る左打者、後藤、清水、 松井、高橋を完璧に抑えこんだ田村の力投 につきる。5年前の勇姿を久しぶりに再現 した。ひょうひょうとした風貌がよく似合う。 伊藤をはさんで遠山がきっちり抑えている うちに、巨人の綻びを呼び込んだ。西山の 四球病、木村の暴投をを誘発するのであ る。守っても、田中の美技、坪井の捕殺 などあり逆転勝ち。9回はリベラではなく ルーキーの福原だった。リベラは監督に 信頼されてないのかな。福原の使い過ぎ も心配になるが・・・・。 |
勝ちすぎは怖い (5月19日 広島戦 8対1) エースの藪が投げるのだから勝って当たり前 であるが、あまりにも順調に勝ち進めば、反動 が怖い。開幕戦で巨人に勝ち越した後、ずるず る連敗を重ねたことがあった。勝ち過ぎを心配 するなんて本当に贅沢な悩みなのだが。新庄 の三振が激減するし、外人2人の打撃も復調し てきた。そして、ついに首位中日に1.5ゲーム差 に迫った。そして貯金は、今季最多の5。 野村監督の言葉「上を向いて歩く状態じゃな い。ローテーション投手の頭数もそろってい ないのに。」さすがに指揮官は冷静だ。ちゃんと 自分のチームの現状をつかんでの発言である。 でも、今日も勝って欲しいなあ。(^-^) |
2年目井川初勝利 (5月19日 広島戦 10対2) ローテーションの谷間も何も 関係無しに、また、大勝して しまった。初先発の井川は、 満塁、また、満塁とピンチを背負いながら、得 点を許さない。打線の方は、和田の場外ホー ムランを含む11安打で10点。そして、高校野 球なみの投手起用(遠山に一塁を守らせ、 次の左打者の時、再びマウンドへ)がピタリ と当たる。冴え渡る野村魔術。広島の達川 監督「阪神は本当に強くなった。」3打数 2安打の新庄の打率が3割を超えた。 5月はなんと、三振が0。(^-^) 一方、ライバルの長嶋巨人は、5時間を 超える試合の末、サヨナラ負け。 |
頼みの川尻KO (5月15日 中日戦 6対9) 昨夜のさよなら勝ちの余勢をかって、中日には 相性のいい川尻で連勝といきたかったが、・・。 2回も持たずに降板。5回の表までに6点差をつ けられ、戦意喪失と思われたが、7回を終わるこ ろには、6対7まで追い上げる健闘をみせた。た しかに、今年の阪神はねばりがでてきた。しか し、ブロワースの調子がいっこうに上がらないの は、気がかりだ。いとも簡単に三振してしまう。 悪い時は、ゆっくり休ませた方がいい。ノムさん もプライドを気遣っているのかな。メジャーだろう が悪い時は使わないでいいと思うのだが。阪神 は巨人と違って、体面を取り繕うほどのチーム じゃないのだから。3本柱の川尻がふんばって くれないと5割キープは難しくなる・・・。 |
たくましい阪神 (5月16日 中日戦 7対5) 先発のメイが3発を浴び5回 でKO。相手はエースの山本 である。四点差を追いかける のは厳しいなあと思いながら 見ていると、坪井、今岡、新庄などの バッティングが生き生きしてきた。 そして、沈黙してしていた外人2人にも 当たりが戻ってきた。勝利の女神も終い には阪神に味方するようになる。新庄の 打球がゴメスの横をすり抜ける、そして、 名手久慈も恩返しのつもりか、ダメ押し点を プレゼントしてくれた。これも、中継ぎ陣の 踏ん張りがあってこその逆転劇である。 甲子園署のおまわりさんの話「今年は阪神 の調子がいいので、事件・事故が少なく なった」とか、・・・。 |
ローテーションの谷間 (5月12日 ヤクルト戦 ) 阪神は若手の部坂の先発 である。3回を投げて1失点 は上出来である。しかし、 中込が四球連発で試合を ぶち壊してしまった。球威が無くなっているのに 四球連発とは情けない。今シーズンの中込は 全く精彩がない。しばらく2軍で調整するしか あるまい。打撃陣もヤクルトの高木に軽くひね られた。聞くところによると、高木投手は、阪神 の入団テストを受けて不合格になったと言う。 手痛い恩返しを受けたことになる。このところ の阪神は負ける時は徹底的に負けるようだ。 延長で負けるとか、惜敗よりは後に残らない からよしとしよう。(負け惜しみかな。) |
神様、仏様、大豊様 (5月14日 中日戦 5タイ4) 珍しく吉田(豊)が絶好調。次々三振の山を 築いていく。不振の今岡のホームランもあり 4対0になった時は、勝利を確信した。そして 9回の先頭打者を出すも、ゲッツーで当然の ように後1球コールが沸き起こった。ところが 吉田(豊)の腕が突然、萎縮してしまった。 仕方なしに、リベラが登場するが、火に油注 ぐ結果になる。気がつけば同点。9回裏は、 中日・落合が登場。2アウトランナー無し。 代打大豊が起用される。三振かホームラン 打者だが、ホームランは無理だろうなあと 期待しないで見ていたら、な、なんと、打っ くれました。さよならホームラン。 勝利投手がリベラには納得いかないが、 吉田(豊)、あんたには後程ノムさんから ご褒美が届くと思います。 |
1点差を逃げ切る (5月9日 横浜戦 6対5) この試合も前半の大量点を中 継ぎ陣がふんばり、かろうじて 1点差で逃げ切った。また、絶 好調のジョンソンの10号2ラン 新庄のホームランも出て、打撃陣の働きは申し 分ない。しかし、伊藤、福原、リベラの抑え投手 に疲れがでてきたようである。この日の先発は メイ。7回まできっちり投げぬいた。メイは、登板 ごとに球数を決めているらしい。この日も自分の 意思で降板したという。きっちり自分の仕事をして くれさえすれが、監督もむしろ使いやすいのでは ないか。貯金は3にふくらんだ。 次は、甲子園でヤクルトをひと飲みだ。 |
藪完封で3連勝 (5月11日 ヤクルト戦) 4対0。点数を見れば楽 勝にも見えるが、チャン スはどちらにも平等に 訪れた。2回の満塁のチャンスをこと ごとく得点に結びつけた阪神に対して、ヤクル トは藪にきっちり抑えられた。藪のヒーローイ ンタビューに藪の自信がうかがえた。「見てい る方は、ひやひやだったかも知れません が、 (私は)後をきっちり打ちとることを 考えていたので(平気でしたよ)・・・。」 貯金4は、7年ぶりだそうです。こんなに 勝っていいのでしょうか。今年の目標・ 最下位脱出どころか、 ペナント奪還も・・・・。 まだ、はじまったばかりじゃないか。 これからが勝負だよという長島監督の 声が聞こえてきました。巨人は、 最下位になったの。 |
これ野球のスコアですか (5月7日 横浜戦 0対16) テレビでは巨人対ヤクルト戦の中 継をやっていた。他球場の途中経 過の時、解説者が、阪神と横浜の スコアを見て、野球のスコアとは 思われないような点数になっていると 言っていた。これだけ大量点を取られれば、 あきらめもつく。しかし、1点も取れないとは・・。 巨人戦の後は気が抜けたような試合をよくしてい たが、今年もあまり変わらないという事か。 井川、部坂の登板があったようだが、自信に なったのかな。負け試合は、若手にとっては 絶好のアピールチャンスだ。打たれる中で 何かつかんで成長してほしい。 貯金は1になったぁ。 |
勝つには勝ったが (5月8日 横浜戦 14対12) 今日のスコア14対12。まるでラグビーの 結果をみているようだ。今日は、横浜の 投手も阪神に付き合ってくれた。打ちも 打ったり、阪神20安打。横浜11安打。 まだ、阪神の投手陣の方が安定してい ることになるのか。(笑)今朝のテレビ でタイガースOBの田淵さんは、「阪神 の投手陣は、他球団の監督がうらや むほど、充実している。」とコメントして いたが・・・・。そして、打線がつなが ってくれば、かなりやれるとも・・・・。 ジョンソンまたも一発(9号)、あと、 ブロワーズに当たりが戻れば貯金は 増えるのだが(貯金2なのだ。) |
ジョンソン全打点稼ぐ (5月3日 巨人戦 3対2) 1回には先制の2点打。 同点で迎えた6回には センター右へ決勝の本 塁打を放った。野村監督 の言葉「ジョンソン様々 や。江戸の敵を大阪で討ったな。」開幕戦で完璧 に抑えられた5番打者は、甲子園できっちりとお 返しをした。また、投げては、メイが2点は失った が、7回まで危なげなく投げきった。そして、8回 は、若手の福原が3人でピシャリ。9回は守護 神リベラの登場で勝利を確定した。坪井、ブロ ワーズ、今岡がやや元気がなかったが、少な いチャンスをしっかり得点に結びつけられる ようになった。ノムさんの考えが浸透し つつある。待望の貯金1だ。 |
貯金2は3年ぶりとか (5月5日 巨人戦 4対3) 予想通り阪神・藪、巨人・入来の先発。 このところ打順を8番に下げられた新庄の 2ランで阪神が先制。しかし、すぐ、同点に 追いつかれる。そして、またもや、ジョンソン の一発で阪神の勝利を呼び込んだ。何か、 巨人は元気がない。特に、清原はそのよう に見える。藪にまたもデッドボールを受けて も怒ることなく引き下がった。藪と清原の対 決がこれまで試合を盛り上げてくれたのに。 藪が内角をえぐり、清原がのけぞり、藪をに らみつける。藪は知らんふりして、また、内 角を攻める。このような因縁の対決がある から、勝負とは別の楽しさを見せてくれて いたのに。5月は貯蓄増強月間だ。 |
5月黒星スタート (5月1日 広島戦 4対5) 野村監督の言葉「人事を尽 くしたと思うが、天命は厳し い」とぼやいた。1点を追う 8回も一死満塁で代打大 豊が遊ゴロ併殺打。結局一度も勝ち越せなかった が、追いつく粘りはみせた。また、9回の一死1、2 塁のチャンスは、坪井の併殺打で試合は終わって しまったが、これは、プロ2年目、553打席目で初 めての併殺打だそうだ。これは、すごい記録だと 思う。今年度も、調子の悪い時期に、併殺打は 何回かあったような印象をうけていたが、併殺打 は打っていなかったのですね。坪井さんごめんな さい。ジョンソンもこの試合、3ランホームランを打 ち調子が上がってきている。さあ、5月攻勢だ。 |
田中秀太さよならヒット (5月2日 広島戦 8対7) 若手期待の井川の乱調など で6対1と引き離された時は、 敗戦を覚悟した。しかし、こ れは、昨年までの阪神でし た。今年の阪神は、粘りが 出てきました。まず、ジョンソンが3ランを放て ば、続いて、守備の人(?)新庄が2ランをか っ飛ばし逆転してしまいました。そして、同点 にされましたが、伊藤が踏ん張りました。広 島の守護神小林の登場にも慌てず、二死満 塁のチャンスをつかみ、田中秀太のさよなら ヒットを呼び込んだのです。その間、坪井の 捕殺、秀太の美技などあっての勝利なのだ。 そして、いよいよ宿敵巨人との3連戦が始まる。 |