阪神優勝


オープン戦ですけど、7年ぶりに阪神が優勝しました。
しかも、ぶちきりの優勝です。このまま、公式戦も勝って勝って
勝ちまくりたいものです。ただし、7年前は公式戦は最下位でした。(笑)



あと1人で優勝という場面。星野監督の「おーい、胴上げの用意をしとけーっ!」という
号令にも、周囲はニコニコするのみだった。たかがオープン戦。されど7年ぶり首位確定に
秘められた意味は、本番での優勝すら十分に予感させる、新生タイガースの息吹なのだ。
星野監督が言う。「『どうせオープン戦や』とか『今に落ちていくよ』とか言う人が多い。それ
が、ダメなんだ!」。ここまで14勝のうち、実に9試合が逆転勝利。土壇場で引き分けに持ち
込んだ試合も2試合。少々リードされようが、決して試合を捨てない気持ち
がナインに浸透しているのだ。この日も先制され、すぐに追いつき、
六回にはアリアスの決勝2ランという理想的なゲーム。
星野監督は「課題は残っている。でも、
失敗しても選手たちは進歩していると言ってやりたい」という暖かい“優勝コメント”
を残した。帰り際、オマリー特命コーチが「ユーショー!」と絶叫し、右腕を
高々と突き上げた。同じシーンが、半年後に繰り返される。それを
疑うナインはもういない。もちろんファンも―。